小樽のロケ地巡りレポート、最終回です。
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「富岡教会」から港方面へ歩き、
花銀通りに入って進み、公園通りへと曲がります。
そうして着いたのは、「水天宮」です。
山田洋次監督の「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」で、
渥美清さんと浅丘ルリ子さん、船越英二さんの
3人組が汗をかきかき上った参道は、当時のまま。
映画のシーンはここまでですが、
きっと、寅さんとリリーさんは境内まで行ったはず。
権現造りの本殿は、小樽市の歴史的建造物にも選ばれています。
そこから港沿いを移動して、こんな場所にも行きました。
「探偵はBARにいる」を見た方なら、「!」と思うかも。
「小樽港観光船のりば」は、後半の重要なシーンに登場しました。
雪景色の中、大泉洋さんが煙草を吸いながら
佇んだ場所はここですね。
実はこのすぐそばでは、
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」の撮影も行われています。
ここから運河をわたり、
旧手宮線も越えて、
アーケード街を横切り、
小樽駅からバスに乗って向かった場所が、こちら。
木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾歳月」(1957年)に
登場する「日和山灯台」です。
霧に包まれた風景として、
ラストシーンに登場したのが印象に残ります。
そんなわけで、小樽のロケ地巡りはこれにて終了。
今年の夏旅の参考に、ぜひどうぞ!
もちろんミュージアムにもお立ち寄りくださいね。
(アラタメ)