6/18(土)~24(金)に開催される
北の映像ミュージアム開館5周年記念イベント
「シネマの風景フェスティバル
『北のシネマ 過去・現在・未来』」。
北海道をロケ舞台に製作された7作品を一挙公開!
スペシャルゲストを迎えてトークショーも開催します。
開催までの1か月、
上映作品の見どころなどを随時ご紹介。
第1弾は「熊の出る開墾地」(1932年、鈴木重吉監督)です。
原作は、昭和初期「農民文学」の旗手とされる佐々木俊郎。
川端康成が夭折を惜しみ、
「没後、最も不当に扱われた作家」と評した作家だそう。
小説は、北海道の開墾者たちと悪徳地主との対決を中心に、
農民のつらさや悲しさ、美しさを描く物語。
映画化された際、何といっても注目されたのは、
無声映画のトップスターと謳われた
鈴木傳明(つぐあきら)が主演したこと!
明治大学出身でスポーツマンタイプの2枚目です。
ロケ地となった中札内の原野はもとより、古い札幌の街並みも見モノ。
今回は、現役の活動弁士・麻生八咫(やた)さんを招き、
昔懐かしい活弁で上映致します!!
東京国立近代美術館フィルムセンターよりお借りした
貴重なフィルムをご堪能ください。
* * *
「シネマの風景フェスティバル」
6/18(土)~24(金)
札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2西5、狸小路5丁目)
★「熊の出る開墾地」は6/18(土)①12:45、②16:00、6/19(日)③12:25の合計3回上映!
映画鑑賞前売り券 1本券500円(当日600円)、5本回数券2000円
※北の映像ミュージアム、道新プレイガイド、シアターキノにて販売中!
お問合せはミュージアム(011‐522‐7670)へ。