函館で12/4(金)、「赤いハンカチ」上映!160名ご招待(11/25日締め切り)

毎年12月、函館山山頂クレモナホールなどを

会場に開催されている「函館港イルミナシオン映画祭」。

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今年は12月4~6日に予定。

目玉上映として、この映画祭の「シナリオ大賞」から生まれた

オール函館ロケ最新作「函館珈琲」を特別上映!

また、初日には石原裕次郎主演「赤いハンカチ」を上映。

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こちらは、函館山ロープウェイリニューアル・オープン記念として

160名を招待するそうです!

応募方法などは下記をご参照ください。

●函館山ロープウェイリニューアル・オープン記念 12/4(金)上映の主演:石原裕次郎「赤いハンカチ」160名ご招待

•上映日:12月4日(金)13:00
•会場:函館山山頂「クレモナホール」
•応募方法/往復はがきに住所・氏名・年齢・希望枚数をお書きの上、下記までお送りください。
•応 募 先/〒040-0053 函館市末広町4-19(まちづくりセンター内)
函館港イルミナシオン映画祭事務局 「赤いハンカチ」係
•応募締切/11月25日(水)消印有効

プログラム詳細も、これから発表されることでしょう!

楽しみですね。

※公式サイトはこちら

あす5日から「函館港イルミナシオン映画祭」!

あす5日~7日は、函館山山頂などを会場にした

「函館港イルミナシオン映画祭」が開催されます。

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節目の20回目となる今年も、

さまざまな邦画を上映し、ゲストも来場!

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※クリックすれば拡大表示されます

上映作品の中でも、北海道ゆかりの作品をご紹介します。

●函館ロケ「オー・ド・ヴィ」(2002年)
5日午後2時半~函館山山頂クレモナホール

●函館ロケ「パコダテ人」(02年)
7日午後2時55分~ 函館山山頂クレモナホール

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このほか、

映画祭当初からのコンセプト「若き才能たちとの出会い」に沿って

実施し続けている「シナリオ大賞」に関連し、

●短編部門受賞作品(8作品)
6日正午~ 函館山山頂クレモナホール

●2004年第8回準グランプリ受賞作品「おと・な・り」
6日午後3時40分~ 函館山山頂クレモナホール

●2002年第6回グランプリ受賞作品「狼少女」
7日午前10時半~ 函館山山頂クレモナホール

●2004年第8回グランプリ受賞作品「うた魂♪」
7日午後12時35分から 函館山山頂クレモナホール

そして、今年初の企画として夏に行われた

映画作りワークショップ作品「巡査と夏服」も

6日午後3時~ まちづくりセンター内十字街シアターで上映されます。

このほかにも、見どころタップリ!

プログラムとにらめっこして、

気になる作品をチェックするのも映画祭の楽しみです。

映画のマチでスクリーンに浸るひとときを満喫ください!

映画祭の公式サイトはコチラ

函館の映画祭20周年企画!プロの指導で映画制作、参加者募集!

このブログでも何度かご紹介している

函館港イルミナシオン映画祭は、今年20周年を迎えます!

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おめでとうございます。

節目を記念し、こんな企画を行うそう。

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プロの指導で、短編映画を作ろう!という

合宿形式のワークショップ。

特別講師は、映画祭と関わりの深い林海象監督。

あがた森魚さんや、若手監督の片岡大樹さんらも指導に加わります。

当初から、「才能の発掘」をテーマに発信し続けてきた

この映画祭ならではの企画ですね。

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対象は、映画製作に興味のある方なら誰でもOK!

申し込み締め切りは5日(金)まで。

夢のようなこのチャンス、どうぞ飛び込んでみてください!

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お問い合わせは事務局(0138-22-1037)へ。

詳細は公式サイトへ→コチラ

今年で20回!函館港イルミナシオン映画祭イベントレポート

映画人に愛されるマチ・函館。

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ロケ地としてはもちろん、毎冬開催される

映画イベントも、映画人に人気の理由のひとつ。

それが、函館港イルミナシオン映画祭!

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今年(12月5~7日)、20回目の節目に向けて、

17日(土)に函館蔦屋書店でトークイベントが行われました。

偶然私用で函館にいたアラタメがレポートします。

といっても、残念!会場に到着したころ、イベントは終了。

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実行委員長の米田哲平さんにお話を伺いました。

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イベントでは、映画祭の〝原点〟といえる

函館ロケ映画「オートバイ少女」の製作秘話を振り返り、

ダイジェスト映像を上映。米田さんは

「当時のロケ地はもうほとんどないんです」と残念そうでした。

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また、映画祭の特徴である「シナリオ大賞」を紹介。

映画化された作品資料なども展示していました。

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毎年多彩な邦画を発信してきたイルミナシオン映画祭。

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今年は20回目の記念映画祭でもあり、

ますます楽しみですね!応援!!

映画祭の公式サイトはコチラ

函館港イルミナシオン映画祭レポート!③

11月30日~12月2日に開催された

「函館港イルミナシオン映画祭」。

レポートのつづきをどうぞ。

* * *

2日目の夜、函館山山頂で開かれた公式パーティー。

美しい夜景が見渡せる会場は、和気あいあいとした雰囲気。

まずお会いしたのは、「海猫」の原作者・作家の谷村志穂さんと、

函館の〝森田組〟ロケコーディネーター・太田誠一さん。

また、映画祭当初から携わるあがた森魚さん(左)と

俳優・小林三四郎さんのツーショットもゲット。

シナリオ大賞の入賞者も、改めてあいさつしていました。

この経験が、きっと次のシナリオ創作につながることでしょう。

篠原哲雄監督(左)と撮影の上野彰吾さんも登場。

馴染みの顔ぶれに囲まれる篠原監督、

ほろ酔い気分が顔に出ていますネ。

谷村さんとあいさつしたのは、プロデューサーの三沢和子さん(右)。

三沢さんは、公私ともに森田芳光監督を支え続けたパートナー。

思い出深い函館に来て、感慨深げな様子でした。

映画評論家・寺脇研さんは、若手監督を紹介。

札幌から参加した北大映画館プロジェクトのメンバーもPR。

最後は、金子修介監督が締めくくりました。

最終日の3日目は気持ちの良い青空。

函館山山頂クレモナホールでは、

森田監督の特集第2弾「ライブ・イン・茅ヶ崎」、

第3弾「の・ようなもの」を上映。

毎回、三沢さんが観客に感謝の言葉を述べていました。

この後、函館ロケ「海猫」が上映され、

金子監督「百年の時計」でクロージング上映。

こうして、映画漬けの3日間が終わったのです。

ちなみに、帰りの列車内で車内誌12月号をチェック!

(巻頭特集が、北の映像ミュージアムなのです)

帰省シーズンの12月、ぜひ多くの方に届きますように。

そして来年も、函館で多くの出会いがありますように。

函館港イルミナシオン映画祭レポート!②

11月30日~12月2日に開催された

「函館港イルミナシオン映画祭」。

レポートのつづきをどうぞ。

* * *

金森ホールで初日に行われた開会式。

シナリオ大賞の授賞式につづき、

華々しくオープニングパーティーが行われました。

ここはゲスト、実行委員、参加者が交流する場。

映画人に話を聞けるチャンスでもあります。

昨年の映画祭で、帯広ロケ「雪に願うこと」の

脚本創作秘話を伺った加藤正人さんと再会。

そのそばにいらっしゃたのは、金子修介監督!

最新作「百年の時計」の上映で初参加されました。

金子監督とは、ミュージアムの開館一周年記念イベントで

「ガメラ2 レギオン襲来」を上映するにあたり、

直筆サインや台本をご提供いただいた縁があり、

この場で直接お礼を伝えることができました!

テーブルを挟んだ反対側には人だかりが。

函館ロケ「尋ね人」に出演した

俳優の満島真之介さんを囲んでの記念撮影。

また、地元映画館「シネマアイリス」代表の菅原和博さんと、

函館ロケ「海炭市叙景」実行委員の仲間だった

小川舞子ちゃん(元ミス函館!)も。

ステージでは、映画祭ディレクターのあがた森魚さんが

デビュー40周年記念ライブで盛り上げます。

演奏後、ステージに登場したのは、

篠原監督、満島さん、金子監督。

3人による〝映画漫談〟が突如スタート。

笑いあり、拍手ありで盛り上がりました。

そんなこんなで初日は終了。

2日目です。

3会場で同時開催するこの日、注目したのはこの作品!


(C)2012「SR3」製作委員会

カルト的人気を誇る「SR サイタマノラッパー」シリーズです。

理由は、音楽監督の岩崎太整さんがゲスト登場すると聞いたため。

岩崎さんは札幌出身。

映画「モテキ」で日本アカデミー賞優秀音楽賞に選ばれ、

注目を集める映画音楽作曲家さんなのです!

父親が函館出身で、「このまちが日本で一番好き」と話し、

「自分の作品を函館で観てもらえて感無量」と喜んでいらっしゃいました。

ちなみに、先日ミュージアムに来館された

樋口真嗣さん(「のぼうの城」監督)と仕事でご一緒されており、

舞台挨拶後、ミュージアムのパンフレットを渡したところ、

「樋口さんから話を伺ってました」とのことでした!

会場外でパシャリ。

左は、ゆうばり映画祭の澤田直矢さんです。

また、会場にはこんな方も。

左は、SR3で主演を務めた

苫小牧出身の奥野瑛太さん(マイティ役)のお母様!

右は、SRファンで第3弾の撮影も手伝った藤野実香子さん。

「海炭市叙景」の実行委員仲間でもあります。

SRでつながった3人のショットです。

ちなみに、ちょうどこの日はクリスマスイベント

「はこだてクリスマスファンタジー」初日。

美しいクリスマスツリーを眺めて、再び函館山頂へ。

公式パーティーの模様は、次回お伝えします。

(つづく)

函館港イルミナシオン映画祭レポート!①

海に囲まれた観光地の各所が、

映画一色に染まる「函館港イルミナシオン映画祭」。

11月30日(金)~12月2日(日)に開催された

18回目の今年も、もちろん参加してきました!

そのレポートをご紹介します。

* * *

初日、到着してすぐに向かったのは、函館山ロープウェイ。

山頂の展望台にあるクレモナホールが

メイン会場であり、映画祭の原点ともいえる場所。

ここで上映されていたのは、

故・森田芳光監督の函館ロケ「キッチン」(89年)。

映画祭とも縁の深い森田監督への

感謝を込めた特集上映の第一弾です。

その後、森田組の美術スタッフにインタビューした

ドキュメンタリー「美術力」が上映され、

企画した小澤秀高さん(中央)と上野彰吾さん(右)、

そして、篠原哲雄監督(左)が登場。

「キッチン」で監督助手を務めた篠原監督は、

「(主演の)川原亜矢子さんのキャスティングは、

助監督やプロデューサーも反対したけれど、逆に

『お前らはキッチンの世界をわかってない!』と監督に怒られた」

と今だから明かせる秘話を披露。

「原作とは違うけれど、函館を架空の都市にしつらえ、

森田さんのキッチンの世界になっている」と語りました。

一方、森田監督の「失楽園」(97年)で美術を担当し、

日本アカデミー賞優秀美術賞などに選ばれた小澤さんは、

篠原監督と組んだ最初の作品「オー・ド・ヴィ」をはじめ、

数々の函館ロケの体験を振り返り、

「函館にとても感謝している。函館での経験から

まちは撮影所、でかいスタジオだと思った」と説明。

また、「オー・ド・ヴィ」から篠原作品を多く手掛ける撮影の上野さんは

「函館というまちを、映画界に

トレンディに知らせてくれたのは森田さん。

日活に入社時、初めて試写で観たのが『家族ゲーム』で、

その後4本の森田組に撮影助手として参加した。

そこから篠原監督とのコンビが生まれた」と振り返り、

「残念ながら森田作品のメインスタッフはなかったけれど、

篠原さん、小澤さんと仕事する中で

森田イズムを感じている」と話していました。

それぞれの立場から語られる森田監督像に、

興味深く聞き入った後、会場を出ると外は真っ暗。

見事な夜景が広がります。

次の会場は、金森赤レンガ倉庫の金森ホールです。

先ほど登場した3人が組んだ函館ロケの

ドラマ作品「尋ね人」(谷村志穂さん原作)が上映され、

出演した満島真之介さんを含めて4人が登壇。

ロケの思い出や函館への思いを語っていました。

その後、同じ会場で

開会式、オープニングパーティーが開催。

ゲストと観客が交流するその模様は、次回お伝えします。

(つづく)

あすから開催!函館映画祭の見どころ

あっという間にまもなく師走。

さて、あす11月30日から始まる

「函館港イルミナシオン映画祭2012」。

北海道に関わるミュージアム的見どころをご紹介します。

まずは何と言っても、故・森田芳光監督の

函館ロケ作品でしょう!

「キッチン」(1989年)と「海猫」(2004年)。


※「キッチン」は30日(金)午後1時~
「海猫」は12月2日(日)午後2時50分~
いずれも函館山山頂クレモナホールで上映されます。

森田作品ではこのほか、

デビューのきっかけとなった「ライブ・イン・茅ヶ崎」(78年)

劇場用映画デビュー作「の・ようなもの」(81年)も上映。

また、北海道出身のキャスト&スタッフが活躍する

「SRサイタマノラッパー」(12月1日午後3時~金森ホール)&

「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」

(同午後4時50分~同)も見逃せません!


(C)2012「SR3」製作委員会

マイティ役の奥野瑛太さんは、苫小牧出身。

音楽担当の岩崎太整さんも、北海道出身です。

ほか、帯広出身の熊切和嘉監督も参加している

文豪の短編小説の映画化企画「BUNGO」シリーズ

(12月1日午後1時~クレモナホール)も要チェック。

熊切監督は「告白する紳士たち」の「人妻」を担当しています。

そして、札幌の中学生が作ったショートムービー

「僕らの興味期限切れの夏」もぜひ。


※12月1日(土)午前11時半~
まちづくりセンター内十字街シアターにて。

また、標茶町出身の女優・高橋惠子さん主演の

「カミハテ商店」(2012年、山本起也監督)も。

※12月2日(日)午後5時40分~金森ホールで上映

ほかにも上映作品はいろいろ。

ぜひ公式サイトでチェックしてみてください!

11月30日から「函館港イルミナシオン映画祭」!

今年で18回目を数える

「函館港イルミナシオン映画祭」が

11月30日~12月2日の3日間にわたって開催されます!

先日ポスター&チラシが届きました。

今年は、2011年12月に亡くなった

森田芳光監督の特集上映を企画。

函館ロケの「キッチン」「海猫」をはじめ、

「ライブ・イン・茅ヶ崎」「の・ようなもの」をラインアップ。

ほか、北海道関連では、

札幌の中学生が制作したショートフィルム

「僕らの興味期限切れの夏」、

苫小牧出身の奥野瑛太さんが主演の

「SRサイタマノラッパー」も。


(C)2012「SR3」製作委員会

このほか、新進気鋭の日本監督の作品がいろいろ。

詳しくは公式サイトへ。

観光地として人気の函館で、

映画漬けの3日間を、ぜひ。

問い合わせは事務局(0138‐22‐1037)へ。

脚本家・加藤正人さんインタビュー! in 函館港イルミナシオン映画祭

今日も朝から息が真っ白の札幌です。

さて、本日は月曜休館日。

というわけで、函館港イルミナシオン映画祭(12/2~4)の

ゲストインタビュー第7弾!

ラストの今回は、帯広ロケ「雪に願うこと」の

脚本を担当した加藤正人さんをご紹介します。

加藤さんは秋田県出身。

最近の主な作品に

「日本沈没」(2006年、共同脚本)
「孤高のメス」(2010年)
「蕾桜」(2010年、共同脚本)

などがあります。

函館の映画祭には シナリオ大賞審査員を務めており、

毎年のように訪れていらっしゃいます。

さて、そんな加藤さんに質問です。

ーー「雪に願うこと」のお仕事を振り返っていかがですか。
あの作品は、3年かかりました。その間、旭川、帯広と、3度ばんえい競馬にも通いました。確か30回以上書き直して…すごく時間がかかった作品でしたね。

ーー〝難産〟だった理由はなんだったんでしょう?
それは、厩舎とか、騎手の方々が寝泊りする場所とか、現場に行くたびにどんどん場面を書き足したくなるんですよ。それで、申し訳なかったんですけれど、(原作者の)鳴海(章)さんに「変えさせてください!」と頼みました、お酒の席で(笑)。彼が変更を快諾してくださって、そんな彼の人柄があったからのびのびと映像化できました。うれしかったですね。

ーー書き直す作業の中で、特に印象的なエピソードは?
タウシュベツ橋(※糠平ダムの湖底にあり、水位で見え隠れする旧国鉄士幌線の橋梁)を使ってほしい、という話があったんです。それで、単なる背景として登場させるのではなく、バックボーンを考えるわけですね。あの橋は見えたり見えなかったりするから、不安定な存在としてのお父さん、いるのかいないのかわからない、でも確かにそこにあるお父さんとの楽しい思い出、を描く心象風景として使えるかな、と。そこに至るまでに時間がかかるんです。そういったことが、かなりありました。

ーーなるほど。その作業の積み重ねで、あのストーリーが生まれたのですね。
雪玉を屋根にのせるという場面も、途中で「何か足したい」ということになって考えました。あのシーンを書き加えたことで、タイトルが原作名(「輓馬」)から変更になり、スタッフに募集したんです。結局、最後は根岸(吉太郎)監督が考えたタイトルに決まりました。

ーー私は帯広出身なのですが、地元の人間にとっても誇らしい作品だと思います。
何度も冬の帯広のばんえい競馬を見たので、あの「空気感」を描きたい、というのがありました。帯広の持つ魅力、ばんえい競馬の世界の魅力。それが、僕のような、北海道と無関係な人間にとっては、強烈なインパクトとして迫ってくるんです。それを描かなきゃ、反映しなきゃ、というのが、苦労であり、喜びでもありました。脚本が少しずつ成長する中で、「この作品は成功する」という確信を持つようになりましたね。

ーー完成した作品をご覧になったご感想は?
何度も話し合いをして、監督とも共通のイメージができていたので、想像通りに素晴らしいものができたと思いました。「その通り!よくぞ撮ってくれた」という、一緒に作り上げた思いがあります。
ーーそもそも加藤さんが脚本をご担当された経緯は?
僕は秋田出身で、それが理由のひとつみたいです。雪を描けるだろう、ということで。東京の人からみると、雪は冷たく厳しいイメージみたいですけど、秋田出身者にとっては、雪ってあったかい、包んでくれるイメージもあるんです。北海道はもっと北国なので、その延長で、「あたたかさ」「強さ」を感じます。豊かな食があり、大地があり、厳しい自然がある北海道を包み込むような温かさですね。

ーー確かに、雪が印象的な映画でした。
まだ誰も痕跡をつけていない、一面の雪景色を見ると、新鮮な気持ちになれるんです。そのリセットされる感覚が好きなんです。

ーー最後に北海道への思いをお聞かせください。
実は、父が根室で生まれて、小樽の小学校に通っていたので、自分にとっても北海道はルーツでもあるといえるんです。函館は山も海もあり、食べ物もおいしいし、来るたびに発見がありますね。一番早く開港した町でもあるので、物語がたくさん積み重なるすごく特別なモノを感じます。

ーーどうもありがとうございました!

脚本を生み出す苦しみ、喜びを 率直にお話くださった加藤さん。

今後の一層のご活躍を応援しております!