今日は小雪。春まだ遠しの札幌です。
さて、本日、ミュージアムで
子ども映画制作ワークショップ2011作品
「命の樹」の上映会を行いました。
これは、公募で集まった 札幌の中学生が作った短編映画。
札幌市西区にある発寒商店街を舞台に、
歴史や命のつながりを考えるストーリーです。
上映後、ワークショップを企画した
NPO法人「北海道コミュニティシネマ・札幌」理事長の
中島洋さん(シアターキノ代表)が登場。
メイキング映像を見ながら、
映画制作の舞台ウラを説明しました。
脚本選びで、屯田兵をテーマにしたものを
中学生が選んで驚いたことや、
ストーリーの要となる古木を、発寒商店街の協力で
ようやく見つけたエピソードなどを振り返り、
「いい映画を作るために何をすべきかを考えた。
プロの機材を使った映画作りを 子どもたちに体験してほしかった」
などと意図を解説。
6割を子どもたちが担当したという
作品の出来栄えに、参加者も驚いた様子でした。
中学生にとっては貴重な体験となり、
文化資産や地域の新発見にもなるこの取り組み。
残念なことに、昨年までの札幌市の助成は打ち切りに。
今年は、円山を舞台に撮影を予定しており、
現在、制作費用などを支援するサポーターを募集中。
ミュージアムにもチラシがありますので、
ご興味ある方は、ぜひお手に取ってください。
「命の樹」DVDも視聴可!
映画を、地域を愛する 大人と子どもの想いが詰まったこの活動に
多くの協力が集まりますように。