谷口正晃監督インタビュー! in 函館港イルミナシオン映画祭

今日は月曜休館日。

というわけで、函館港イルミナシオン映画祭(12/2~4)の

ゲストインタビュー第4弾!

谷口正晃監督をご紹介します。

谷口監督は 1989年、日大芸術学部映画学科の

卒業制作短編「洋子の引越し」が PFF最優秀16mm賞などを受賞。

その後、 函館ロケ「愛を乞う人」(平山秀幸監督)をはじめ、

根岸吉太郎、滝田洋二郎、篠原哲雄、井筒和幸・・・

などベテラン監督の助監を経験。

2010年、映画・ドラマでおなじみの 「時をかける少女」を監督し、

仲里依紗主演でリメイク。

第32回ヨコハマ映画祭新人監督賞などに輝き、話題を集めました。

今回の映画祭は、オール函館ロケ

「スノーフレーク」(2011年)の上映で招待。

そんな谷口監督に質問です。

ーーゆかりのある函館の街の印象は?
山も、海も、坂道もあって、『物語』が生まれそうな街ですよね。港町なので、洋館とか、舶来モノがいい具合に昔から入っていて、それが大事に残されているのもとてもいいですね!

ーー新作のロケ地に函館を選ばれたのもそういったことが理由でしょうか?
「スノーフレーク」は、ちょっとミステリーで、地面から5センチくらい浮いたようなストーリーなんですね。ちょっと不思議で、ミステリアスで、ロマンチックな物語を描くのに、この街はぴったりなんです。原作の舞台も函館でしたけど、映画でも、函館の持つ異国情緒とか、文化、歴史、時間が『物語』とすごくなじむんですよね。ほかのありふれた場所だと難しいようなことが、函館だと「さもありなん」と思えるのが、この街の魅力だと感じます。

ーーなるほど。今後もぜひ北海道でロケしてください!
もちろん!もっと函館で撮りたいと思っています!

以上です。

これまでも 数多くの作品の舞台になってきた函館。

その魅力は今なお変わらず、

多くの映画人を惹きつけているようです。

新作から旧作まで。

函館の街の描き方を 観比べてみるのもいいかもしれませんね。