キネ旬ベスト1位は函館ロケ「そこのみにて光輝く」!

映画ファンにとって気になる

ベストテン発表の時期がやってまいりました。

昨日8日発表された

「2014年第88回キネマ旬報ベスト・テン」は、

北海道ロケが続々入賞!

1位 函館ロケ「そこのみにて光輝く」

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

4位 芦別ロケ「野のなななのか」

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©2014 芦別映画製作委員会/PSC
配給/PSC TMエンタテインメント

7位 紋別ロケ「私の男」

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(C)2014「私の男」製作委員会

そして、嬉しいことに

「そこのみにて光輝く」は、

監督賞(呉美保監督)、脚本賞(高田亮)、

主演男優賞(綾野剛)も受賞!!!

改めて、おめでとうございます!

北海道ロケ作の底力を感じますね。

2月7日には東京で表彰式が行われます。

関係者の方々、おめでとうございます!

2014年振り返り⑤函館ロケ「そこのみにて光輝く」

2014年を北海道ロケで振り返る第五弾。

4月に公開されたのは、

函館ロケ『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)。

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

監督にインタビューするなど、ミュージアムも大応援。

見事、第38回モントリオール世界映画祭で

「最優秀監督賞」を獲得し、注目を集めました。

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さらに、来年2月の第87回米国アカデミー賞

「外国語映画賞部門」日本出品作品にも選出!!

現在、その応援プロジェクトのクラウド・ファンディングが実施中です。

※詳細はコチラ

また、国内でも、「第36回ヨコハマ映画祭」で主要5部門の受賞が決定!

<受賞部門>
作品賞 『そこのみにて光輝く』
監督賞(呉美保)
脚本賞(高田亮)
撮影賞(近藤龍人)
主演男優賞(綾野剛)

授賞式は来年2月。

アカデミー賞含めて、楽しみが尽きない作品です!

「そこのみにて光輝く」が英・ロンドンの映画祭で外国作品最高賞!

函館ロケ「そこのみにて光輝く」

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

呉監督インタビューを先日アップしたばかりですが、

(記事はコチラ

またもや快挙のニュースが!

9月24日~10月5日、イギリスロンドンで開催された

第22回レインダンス映画祭の

「Best International Feature部門(コンペ部門)」で、

最優秀作品賞を受賞したとのこと!

おめでとうございます!

何でも50か国以上から100本の長編、

約200本の短編が出品されたとか。

アメリカ・アカデミー賞外国語作品賞の受賞も期待大ですね!

呉美保監督インタビュー!

第38回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した、

函館が舞台の「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)。

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

第87回アカデミー賞の外国語映画賞部門出品も決まり、

ますます注目が集まっています。

その呉監督の次回作は、小樽ロケの「きみはいい子」!

今夏、撮影を終えたばかりの監督に、

ミュージアムの高村賢治理事が突撃インタビューさせていただきました!

* * *

高村理事(以下、高村)/北海道を舞台にした作品は、今年6本、アニメも2本ありまして、そのうちの一作が、函館で撮影された監督の「そこのみにて光輝く」です。映画の作り手として、ロケ地・北海道は特別魅力的に感じるのでしょうか。

呉監督(以下、監督)/個人的に北海道は大好きですけれど、映画を作ることに関して、とりたてて〝贔屓〟しているわけではありません。「そこのみにて光輝く」の場合、原作者の佐藤泰志さんが函館出身で、小説も函館をモデルに書かれたものですから、撮影場所も函館以外ではありえなかった、ということです。 今回の「きみはいい子」は、原作の舞台が「坂のある街」。そこに、おばあちゃんが住んでいたり、子供たちが住んでいたり、新しい家、古い家が混在していて、大きなマンションや埋め立てられた場所がある、という設定です。そういう、ある種「どこにでもある街」の、普遍的な部分の表現が必要だと思いました。 「どこにでもある街」がテーマではありますが、映画ならではの印象的な「画」にしなければいけません。そこで、全国各地の「坂のある街」をリサーチする中、小樽を選ばせていただいたというわけです。

高村/具体的に小樽のどんな点が良かったのでしょう。

監督/新旧の市街地の中に、ほどよく坂道がある雰囲気。昔からいろんなものを寄せ集めて、ペタペタと貼り尽くした街としての風情が気に入りました。さらに、マンション群がある場所にもう動かない観覧車があって、それも決め手になりましたね。

高村/「そこのみにて光輝く」を観たとき、非常にフランス映画のタッチに近いな、と感じました。フランソワ・トリュフォーの「柔らかい肌」やレオス・カラックスの「ポンヌフの恋人」などを、もしかしてお好きなのでしょうか。

監督/そんなに思慮深くないです(笑)。けれども、もちろん作品も見ていますし、大好きですよ。今回の場合、スタッフたちと(主演の)綾野剛さんのどこか浮世離れしたような、人を惹きつけるような魅力を引き出そうとしました。その結果のカメラワークやライティングが、そういう世界を創り出したんだと思います。たとえば、トップカットで綾野さんに寄ったのは、観客をグッと掴むため。言わば、綾野ファンへのサービスショットと言えるかもしれません(笑)。

高村/なるほど。あと、サウンドも素晴らしかったです。たとえば海の音だけ聴こえる中、会話があるかないか・・・というような浜辺のシーン。あの辺は、フランソワ・トリュフォーの「大人は判ってくれない」のラストシーンにも通じる気がします。

監督/言われてみれば、という感じですね。特定の映画を意識はせず、感覚的に「このシーンはこういう気持ちをこう撮りたい」と伝えています。ただ、あのヒロインが住む海辺は、ヨーロッパの鄙びた雰囲気だな、と感じました。対する主人公の男が住む繁華街は、アジアの香りがして、そういう差はつけられるんじゃないかという話はしました。

高村/そうですか。また、面白いなと思ったのは、食べ物のシーンです。「そこのみにて光輝く」の場合は、チャーハンに始まり、焼肉などが出てきて、「食」が「人と人を結びつけるポイント」のように描かれています。今回の「きみはいい子」も、原作ではホットケーキなどの食べ物が出てきますね。

監督/確かに、それは意図しています。下手なセリフよりも食べ方や食べ物を撮る方が、キャラクターを描けることがあるんですよね。私自身、食べ物が映画で出てくると、観ていて楽しいんです。お腹が空くということは、生きているということですから。 今回(「きみはいい子」)なら、学校の給食とか孤独な老人が食べるご飯、家で作るホットケーキ・・・そういうものがまさに、人の育ちを表すことになると思います。様々な立場の人が登場するので、その多面さは食べ物で表現できる面もあると思います。

高村/今回は、家庭崩壊や友達関係、家庭内暴力などたくさんのテーマが散りばめられていますが、それをどのように訴えるのでしょうか。

監督/確かにこの作品は、虐待、ネグレクト、学級崩壊、認知症、自閉症などの社会問題を扱っていて、すごくヘビーなことに私自身挑戦しようとしていると思います。けれど、それらを仰々しく問題提示するとか、警告するようなつもりはありません。その原因を問い詰めたり、悟ったように解決策を説明しても、観客の心には響かないと思うんですね。ただ、そういうことを考える中で、ひとつのヒントが、原作には詰まっていると思うんです。それは、「人は、人で救われる」ということ。本当に辛くてしんどい時、人は、誰かの言葉だったり、誰かとの関わりの中で救われることがきっとある。ささやかなことですが、そうなれたらいいな、というところまで、映画で表現できたらいいなと思っています。

高村/ありがとうございます。余談ですが、戦前から現在まで、北海道で映画を撮った女性監督は呉監督で9人目なんです。第一人者は「乳房よ永遠なれ」の田中絹代さん、次は「遠い一本の道」の左幸子さん。最近は「ハルフウェイ」の北川悦吏子さんなどがいます。中でも、北海道ロケを2本撮ったのは、「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」の三島有紀子さんに次ぎ、2人目なんです。ということで、最新作「きみはいい子」、楽しみにしています。

監督/ありがとうございます。小樽は、消火栓や煙突など、見る人が見れば「北の街の風情だな」とわかるくらいに登場します。それが「北の街」であろうが南だろうが、誰にでも起こり得る普遍的な感情の揺らぎを描くつもりです。

監督スチール

函館ロケ「そこのみにて光輝く」がアカデミー賞日本代表に!

北海道ロケの嬉しいニュースが続きます。

函館ロケ「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)が、

モントリオール映画祭の受賞に続き、

今度は米・アカデミー賞の日本代表に決まりました!

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

映画ロケ地「函館」の名が、ますます広まりそうですね。

心から、おめでとうございます!

祝!!函館ロケ「そこのみにて光輝く」呉監督、モントリオール映画祭監督賞!

とびきり嬉しいニュースが飛び込みました!

函館ロケ「そこのみにて光輝く」が、

カナダの第38回モントリオール世界映画祭で、

最優秀監督賞に選ばれたのです。

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

呉美保監督、おめでとうございます!!

以前、インタビューをさせていただいた際、

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芯の通った〝映画人〟という印象を受けました。

※当時の記事はコチラ

次作の小樽ロケ「きみはいい子」も期待大ですね。

あらためて、おめでとうございます!

* * *

そして、

8/30(土)~函館シネマアイリスにてアンコール上映中、

9/13(土)~札幌シアターキノにてアンコール上映が決定したとか!

どうぞこの機会にスクリーンでご覧ください。

「そこのみにて光輝く」の呉監督最新作は小樽・札幌ロケ!現地オーディション参加者募集中

現在大ヒット公開中の函館ロケ「そこのみにて光輝く」。

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

ミュージアムスタッフも呉美保監督にインタビューさせていただきました。

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その呉監督&スタッフが再結集し、この夏、

今度は小樽・札幌でロケすることになりました!

映画化する作品は、昨年度本屋大賞第4位の話題作「きみはいい子」。

小さな街「桜ヶ丘」を舞台に、

新任の小学校教師、子育て中の母親、老女、小学生・・・など、

そこに生きる大人と子供の魂が交錯するヒューマン群像劇です。

そこで、道民を対象にした現地オーディションを実施するとのこと!

主演キャストはまだ公開されておりませんが、

プロの俳優さんと共演できるチャンスかも!

申し込みは5月16日(金)必着。

ご興味ある方、どしどしご応募ください!

* * *

映画『きみはいい子』オーディション募集事項

◎①~⑤のキャストを募集します。

① 小学生 男女 主人公が受け持つクラスの生徒役、4年生の設定なので9歳〜10歳。 もしくはそれに見える方

② メインキャストの友人役(ママ友) 25歳〜40歳までの女性の方

③ 上記②の子供役 2歳〜5歳の男女

④ 学校の職員役 25歳〜58歳までの男女

⑤ メインキャストの老婆役 75歳〜85歳の女性の方

※オーディションを行った上で、ご希望の役以外でのご出演をお願いさせて頂く場合があります。 ご出演料などはお支払いできません。撮影時の交通費、宿泊費等も個人でのご負担になりますので、ご理解の上ご応募ください。

◎応募方法/郵送、もしくはメールにて受け付けております。 「お名前」「連絡先電話番号&メールアドレス」「応募動機」「希望の役柄」を明記の上、プロフィール(書式自由)、全身・バストアップの写真を下記住所、もしくはアドレスまでお送りください。

〒150−0002 東京都渋谷区渋谷2−22−16 渋谷TRビル6階 アークエンタテインメント株式会社 「きみはいい子」オーディション係

アドレス kimiwaiiko@ark-ent.com

◎オーディションの流れ
◯一次オーディション/書類審査
◯二次オーディション/面接、演技審査 ※二次審査は札幌市、小樽市近郊で予定。

◎オーディション日程/2014年5月下旬を予定(詳細は一次審査合格者にのみお伝えします)

◎応募締め切り/2014年5月16日必着

◎合否に関して/2014年5月20日までに合格者にのみ通知

※審査料はかかりません。 審査会場までの交通費は自己負担となります。 応募書類のご返却、合否に関するお問い合わせにはお答えいたしかねますのでご了承ください。

* * *

映画『きみはいい子』

原作/「きみはいい子」中脇初枝(ポプラ社刊)、2015年春〜夏頃全国公開予定
撮影期間/2014年6月下旬〜7月中旬(予定)
ロケ地/小樽市近郊、及び札幌市
制作/アークエンタテインメント株式会社

ストーリー/新任の小学校教師の岡野は今日も父兄達からのクレーム電話に頭を下げている。 クラスに蔓延する「いじめ」「授業妨害」「虐待」、多忙で手が回らなかったことを理由に見ないふりをし続けた自分に気付き、彼は自己嫌悪に陥って行く……。 とあるファミリー向けマンション。雅美は娘のあやねに今日も暴力を振るう。言う事を聞かなかったから、ジュースをこぼしたから、些細な事が彼女の暴力をエスカレートさせる。そんな彼女の手首にはタバコを押し付けられたであろう古い傷跡が……。 85歳になるあきこは、毎日の日課である家の前の掃き掃除をしている。もう何年も人と会話をしていない彼女は、障がいを持った櫻井という小学生と知り合う。  岡野、雅美、あきこのもとに“美”は降り注ぐのか。

本日全国公開!函館ロケ「そこのみにて光輝く」カクテルで乾杯を!

本日19日に全国公開となる函館ロケ「そこのみにて光輝く」。

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

公開を盛り上げる、嬉しい話題をご紹介!

ロワジールホテル函館のバー「エステラード」では、

映画の登場人物をイメージしたオリジナルカクテルを

4月から期間限定で提供中!

その名もズバリ、「TATSUO」「CHINATSU」「TAKUZI」の3種類。

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何でも、一度は絶版となりつつも「海炭市叙景」によって

復活した佐藤泰志氏の書籍にちなみ、

2008年に長い眠りから覚め、現代に復刻した

オランダのスピリッツ「ボルス・ジュネバ」(ジン)を使用。

カクテルの底に沈む色を、それぞれの登場人物の

尊い希望の「光」として表現した・・・とのこと。

う~ん、どんな味わいが気になります!

各1,000円ですが、映画の半券で半額になるそうです。

また、東京のヒューマントラストシネマ有楽町ではドリンク2種、

テアトル新宿ではドリンク2種にフード2種も販売するそう!

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映画の余韻に浸るのにピッタリな企画ですね。(アラタメ)

函館ロケ「そこのみにて光輝く」モントリオール世界映画祭に出品!

本日12日、函館先行公開される

函館ロケ「そこのみにて光輝く」。

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

呉監督インタビューを連載したところですが、

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大変嬉しいニュースが飛び込んできました!

モントリオール世界映画祭・ワールドコンペ部門

への正式出品が決定したそうです!

モントリオール映画祭とは、カナダ東部のケベック州モントリオールで

毎年8月20日過ぎに行われる、北米最大級の映画祭。

2008年には「おくりびと」が最優秀作品賞に選ばれて注目を集めました。

ちなみに、北海道ロケ作品も

1980年には中標津・別海ロケ「遥かなる山の呼び声」が審査員特別賞、

98年には函館ロケ「愛を乞うひと」が国際批評家連盟賞、

99年には南富良野ロケ「鉄道員」が

主演男優賞(高倉健さん)に選ばれています。

今回は受賞なるか!

まずはぜひ劇場で、その世界観をお楽しみください。

※映画の公式サイトはコチラ

函館ロケ「そこのみにて光輝く」監督インタビュー④

あさって函館先行公開される函館ロケ「そこのみにて光輝く」。

ミュージアムの武島靖子理事(以下、T)による

呉美保監督&菅原和博プロデューサーインタビューも

今回がラスト。どうぞお楽しみください!

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【ネタばれ注意】インタビューでは映画の内容に触れています。

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「千夏を立たせたい」。即決した函館のロケ地

T/この映画では、とってつけたような北海道弁ではなく、リアルな函館弁が出てきます。函館の方は嬉しいのではないでしょうか。

菅原/おっしゃる通りです。

T/その描き方は意識されました?

監督/方言指導の方に、「特別な函館弁ではなく、あくまで自然な函館弁を」と言い続けました。私は三重県出身で関西弁ですが、大阪が舞台の作品で役者さんが慣れない関西弁を話すのを見るとストーリーに集中できなくなる。それが嫌なので、これまでも方言にはこだわってきました。

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菅原/俳優さんたちも、方言指導の方に何度も確認されていました。特に綾野君は、函館に友達を作って夜遅くまで一緒にいて、常に函館弁に浸って役作りに励んだようです。

T/監督さんは初めての函館、いかがでしたか?

監督/ものすごく好きになりました。町を好きになる理由って、場所の美しさや居心地の良さ、美味しい食べ物などいろいろありますけれど、結局は「人」。そこに住んでいる「人」に出会えたことが大きいと思います。

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T/函館市民に出会ったから、函館を好きになったと。

監督/はい。この映画は(佐藤泰志の小説を映画化した)前作『海炭市叙景』と同じく、函館市民の皆さんの協力で作られています。なので、映画作りの過程で市民の方々と触れ合う時間がたくさんありました。普通に地方で撮影するのとはわけが違うので、だからこそ、情がわくというか、町を好きになりました。

T/市民の協力とは、製作費の面でしょうか。

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菅原/総製作費5000万のうち、滞在費や食費など約1割を募金で賄いました。市民の方々には金銭面のほかにも、東京の撮影スタッフが働く現場をさまざまな面から支えてもらいました。

T/最後に、特に思い入れのあるロケ地をお教えください。

菅原/千夏の家のロケ地ですね。函館に住む人間が原作を読むとイメージは函館市の大森浜なんですが、ロケしたのは北斗市の七重浜。でもあの風景も、物語にピッタリでした。

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監督/私は(千夏が海を眺めるシーンなどを撮影した)穴澗海岸ですね。あの、人生の行き止まり感を感じさせるどんづまりの雰囲気と、対照的な美しい夕陽を見て、「ここに千夏を立たせよう」と一発で決めました。

T/ありがとうございました。映画の成功を応援しています!

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「そこのみにて光輝く」 呉美保監督

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(C)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

4月12日(土)から函館シネマアイリスで先行ロードショー!
4月19日(土)から札幌シアターキノほか全国ロードショー!
公式サイトはコチラ