小樽ロケ地巡り(中)~「少年」「はるか、ノスタルジィ」「探偵はBARにいる」など

小樽ロケ地の写真レポート、第2弾をどうぞ。

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三角市場の横を通って・・・

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突き当りを左に曲がると、そこは「船見橋」。

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大島渚監督の「少年」(1969年)に出てきた風景が、

柵の向こうに残っています。

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その橋を渡れば、数々の映画ロケ地として

知られる「船見坂」があります。

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大林宣彦監督の「はるか、ノスタルジィ」(1993年)、「少年」のほか、

「Love Letter」(1995年)、「探偵はBARにいる」などにも登場。

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坂から見下ろすと、確かに〝絵〟になる光景が広がります。

そこから歩いて30分ほどの場所にあるのが、「富岡教会」。

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ここは、「ジャコ萬と鉄」(1964年)の撮影が行われました。

なんと、外観は当時のまま!

時代を重ねたゴシック様式の美しさに圧倒されます。

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そこから港方面へ歩くとある、この道。

何の作品のロケ地かわかりますか?

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実は、「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(1975年)で

船越英二が初恋の人と再会した場所なのです。

残念ながら、もう「喫茶ポケット」はなく、

当時の面影はほとんどありません。

ということで、次の目的地は、同じく「相合い傘」のロケ地です。

(つづく)

 

(アラタメ)

17日の「北のシネマ塾」は「ジャコ萬と鉄」!

ミュージアムの月イチイベント「北のシネマ塾」。

今月17日(土)は、「ジャコ萬と鉄」!

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「ニシン漁とやん衆」をテーマに、佐々木純理事長が語ります。

午後2時から、参加無料。

どうぞご参加ください!

企画展「漁業と歴史的遺産」より①~積丹ロケ「ジャコ萬と鉄」

ミュージアムでは今年、

「漁業と歴史的遺産」と題した企画展示を実施中!

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「漁業」と「歴史的建造物」に関する北海道ロケ作品を通じ、

北海道の歴史・風土・文化を見つめ直します。

展示作品の中から、不定期にひと作品をご紹介。

今回ご紹介するのは、コチラ。

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積丹ロケ『ジャコ萬と鉄』(64年、深作欣二監督)です!

北海道のニシン漁を舞台に、

若者2人の対決を描くアクション映画!

昨年9月には、ミュージアム開館2周年に上映しました。

この作品で見逃せないのが、ニシン漁のシーン。

ニシン番屋で酒盛りするヤン衆たち、

海が真っ白に染まる群来・・・。

今は失われたニシン漁の風景が、スクリーンに甦ります。

5月17日(土)の「北のシネマ塾」はこの作品がテーマ!

佐々木純理事長が「ニシン漁とやん衆」と題して語ります。

どうぞお楽しみに。(アラタメ)

シネマの風景特別上映会の見どころ②~「ジャコ萬と鉄」

9月21日(土)の開館2周年記念イベント

「シネマの風景 特別上映会」の見どころ紹介。

二本目は「ジャコ萬と鉄」(1964年、深作欣二監督)。


(C)ジャコ萬と鉄 1964 東映

主演は、高倉健さん、丹波哲郎さん。

積丹半島の島武意海岸で、本物そっくりに復元した

ニシン番屋が舞台です。

約100人のエキストラが登場する

網起こしのシーンが見逃せません。


(C)ジャコ萬と鉄 1964 東映

黒澤監督の脚本が、ミュージアムには所蔵されています。

ご興味ある方は、スタッフまでお申し出ください。