札幌ロケ「茜色クラリネット」、あすキノで上映会

札幌・琴似ロケの中高生映画「茜色クラリネット」。

スキャン0001-212x300

このブログでもたびたびご紹介しています。

このたび、スウェーデン・ヨーテボリ国際映画祭で

上映されるのを記念した上映会が、

あす7日(水)午後5時半~シアターキノで行われるそう。

坂本優乃監督らキャスト&スタッフの舞台挨拶もあり。

札幌から世界へ! 羽ばたく本作をぜひこの機会に。

問い合わせはキノ(011-231ー9355)へ。

2014年振り返り③札幌ロケ「茜色クラリネット」

2014年を北海道ロケで振り返る第三弾。

3月に公開されたのは、

札幌ロケ『茜色クラリネット』です。

スキャン0001-212x300

琴似地区でロケし、地元のプロと中高生が作ったこの作品。

監督は当時高1の坂本優乃さん。

130728 クランクイン-5-300x198

スタッフ、キャストも、中高生が務めました。

道内、東京での上映を経て、

なんと来年1月には、スウェーデン・ヨーテボリ国際映画祭の

チャイルドフィルム映画祭での上映が決定!

子どもたちの想いが、

言葉や国の違いを超え、現地の皆さんに伝わりますように。

11

札幌発、中高生映画の快進撃はまだまだ続きそうです!

「茜色クラリネット」全国上映に向け、支援募集中!

札幌市琴似でロケし、

地元のプロと中高生が作った映画「茜色クラリネット」。

スキャン0001

 

 

 

 

 

 

 

 

※映画の公式サイトはコチラ

11月には東京上映が決まっています!

今後の全国上映や海外映画祭への出品に向け、

必要費用のうち70万円が不足するそう。

そこで、クラウドファウンディングで支援を募集しています。

2

 

 

 

 

 

 

※詳細はコチラ

北海道から全国へ、世界へ!

子どもと大人の「夢」を、応援してください。

よろしくお願いします。

「北海道フィルム・アートフェス」特集⑤~「オルシペ スウォプ1・2」&「茜色クラリネット」

「北海道フィルム・アートフェスティバル」

(8月30日~9月5日、シアターキノ)特集。

第5弾は、特別上映のこの2作に注目!

1

 

 

 

 

 

 

「オルシペ スゥプ1・2」(※「プ」は小文字)と

「茜色クラリネット」です!

前者は、札幌のアニメーション企画・制作集団

「ピコグラフ」さんの作品。

2

 

 

 

 

 

 

以前から彼らの活動、気になっていたんですよね!

なかなかスクリーンで観る機会がないので、楽しみです。

アイヌ民話6話の映像化という内容も、興味が沸きます。

後者の「茜色クラリネット」は、

札幌琴似でロケした中高生+大人の共同制作。

私もロケをお手伝いしたので、

今回は特別に撮影風景をご紹介!

130810 撮影11日目 (40)

 

 

 

 

130804 撮影5回目 (42)

 

 

 

 

 

130728 クランクイン (38)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月から東京・ユーロスペースで上映される本作。

当日は、『北海道の映像の未来に向けて』と題した

シンポジウムも行われます。

地元発の取り組みを、ぜひ応援しましょう!

* * *

「オルシペ スゥプ1・2」
9月5日(金)18:50~19:40(トークあり)
※無料です!

「茜色クラリネット」
9月5日(金)19:45~22:15(シンポジウムあり)

会場:シアターキノ

※フェスの詳細はコチラ

札幌ロケ「茜色クラリネット」公開延長!&帯広・苫小牧上映決定

札幌ロケ「茜色クラリネット」。

スキャン0001

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、札幌シアターキノで上映中ですが、

なんと、4月5、6日の土日は満席だったそう!

そこで、13日(日)までの延長上映が決定!!

上映時間は本日11日(金)が、12:55~

あす12(土)、あさって13(日)が15:00~ です。

(問い合わせはシアターキノ 011-231-9355 へ)

また、帯広と苫小牧の上映日程も決定。

★帯広 5/23(金)~25(日)午前10:00~
会場/北のレンガ古柏堂  主催/CINEとかち
問い合わせ/豊島 090-9081-1597

★苫小牧 6/14(土)~20(金) 時間未定
会場・問い合わせ/シネマトーラス  0144-37-8182

ぜひこの機会にご覧ください!

「茜色クラリネット」舞台あいさつレポート!

22日公開した札幌・琴似ロケの

映画「茜色クラリネット」!

公開初日と2日目には、スタッフ・キャストの

中高生による舞台あいさつがありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

その模様を写真でご紹介。

公開2日目、会場はほぼ満席!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

客席の前に並ぶ中高生たち。嬉しそうですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

最初に高校1年の坂本優乃監督があいさつした後、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

並んだ中高生が順番に一言ずつ挨拶。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

「私たちの作った音楽を聞いてください!」

「大人の方は子どもの目線で、子どもは大人の目線を楽しんで」

などなど、想いを語っていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

彼・彼女たちの熱いメッセージが込められた作品を

どうぞスクリーンでご覧ください!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

※公式サイトはコチラ

あす公開!「茜色クラリネット」特集③

いよいよあす公開!

「茜色クラリネット」特集の最終回をどうぞ!

スキャン0001

 

 

 

 

 

 

 

 

【見どころ その3】 琴似のまちが全面応援!

映画の舞台となるのは、札幌市西区の琴似。

3

 

 

 

 

 

 

明治時代、屯田兵によって

北海道で最初に拓かれた歴史ある地域です。

ここで活動するまちづくり団体

「土曜はコトニ」実行委員会が、映画製作を応援。

130129 記者会見 (5)

 

 

 

 

 

 

 

資金面からロケ地提供までバックアップしました。

なので、物語の背景には琴似各所がドンドン登場!

次のロケ地、どこだかわかりますか?

4

 

 

 

 

無題

 

 

 

 

7

 

 

 

 

6

 

 

 

 

5

 

 

 

 

10

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

琴似のまちとヒトが協力し、

この映画のファンタジックな世界を盛り上げています。

12

 

 

 

 

 

 

身近な場所がスクリーンに出てくる面白さ、存分に味わってください。

ちなみにこちらは、映画に登場するゆるキャラ「トニ子」。

130728 クランクイン (3)

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目がカワイイこのキャラクター。

実はとっても重要な登場人物なのです!

130728 クランクイン (30)

 

 

 

 

 

 

ということで、見どころいっぱいの

札幌ロケ映画「茜色クラリネット」。

ぜひ劇場に、そしてロケ地・琴似に、足をお運びください!

11

* * *

「茜色クラリネット」
3月22日(土)~4月11日(金)シアターキノで上映!
※22日は舞台あいさつ&親子ワークショップあり!
※4月12日(土)は琴似ロケ地めぐりツアーも!
公式ガイドブックも販売中!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

詳細は映画公式サイトをチェック→http://k-yumecinema.com/
キノサイトはコチラ→http://theaterkino.net/wp/?p=9764

(アラタメ)

22日公開!「茜色クラリネット」特集②

22日(土)公開される札幌ロケ

「茜色クラリネット」特集のつづきをどうぞ!

スキャン0001

 

 

 

 

 

 

 

 

【見どころ その2】 中高生をプロの大人がサポート!

キャスト&スタッフの中高生たちを支えるのは、

札幌の各業界で活躍するプロの大人たち。

130804 撮影5回目 (54)

 

 

 

 

 

 

坂本監督や演出チームの指導監督となったのは、

カンヌ映画祭出品など海外でも評価を受ける

札幌在住の映画監督・早川渉さん。

130519 決戦オーディション (81)

 

 

 

 

 

 

以前、ミュージアムにもお越しいただきました↓

http://kitanoeizou.net/blog/?p=2487

さらにスタッフ陣も、

撮影指導の品田圭人さんをはじめ、照明、録音、

衣装・小道具など、第一線で働くプロが集結。

130728 クランクイン (43)

 

 

 

 

 

3

 

 

 

 

 

 

 

 

130804 撮影5回目 (30)

 

 

 

 

 

 

130728 クランクイン (6)

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

130804 撮影5回目 (49)

 

 

 

 

 

130810 撮影11日目 (47)

 

 

 

 

 

 

 

 

キャスト陣も、札幌の演劇界で活動する俳優さんがズラリ!

札幌の劇団yhs代表の南参さん、

無題

 

 

 

 

 

 

同じく劇団yhs副代表の小林エレキさん、

5

 

 

 

 

 

 

モデル・タレントの熊木梨沙さん、

130806 撮影7日目 (2)

 

 

 

 

 

 

劇団introの佐藤剛さん、

6

 

 

 

 

 

 

 

俳優・ナレーターの大橋千絵さん。

そして、札幌のほか、東京を拠点に映画やテレビなど、

多岐にわたって活動する俳優の斎藤歩さんも出演!

4

 

 

 

 

 

 

単に「子どもが作った映画」ではなく、

プロの大人と中高生が一丸となって

「本当にいい映画」を目指したことが、この映画のスゴイところ。

130723 チカホ記者会見 (9)

 

 

 

 

 

 

そもそも、企画したのはこの方。

130728 クランクイン (18)

 

 

 

 

 

 

 

ミュージアム理事でもあるシアターキノ代表・中島洋さん。

「いい映画作り」を大人と子供が一緒に体験する貴重な場として、

この取り組みの意義を感じているそうです。

その成果を、ぜひスクリーンでご覧ください。

130723 チカホ記者会見 (3)

 

 

 

 

 

 

* * *

「茜色クラリネット」
3月22日(土)~4月11日(金) シアターキノで上映!
※22日は舞台あいさつ&親子ワークショップあり!
※4月12日(土)は琴似ロケ地めぐりツアーも!
公式ガイドブックも販売中!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

 

詳細は映画公式サイトをチェック→http://k-yumecinema.com/
キノサイトはコチラ→http://theaterkino.net/wp/?p=9764

(アラタメ)

22日公開!札幌ロケ「茜色クラリネット」特集①

週末は3連休!という方も多いのでは。

お散歩がてら、札幌ロケの映画鑑賞はいかがですか?

いよいよ22日(土)から、札幌ロケ「茜色クラリネット」が公開!

スキャン0001

 

 

 

 

 

 

 

先日ゆうばり映画祭で公式上映され、好評を集めました。

s_P3011036-300x225

 

 

 

 

 

 

 

昨夏の企画・準備から撮影までスタッフでお手伝いしたアラタメが、

3回にわたって見どころをご紹介します。

【見どころ その1】 キャスト&スタッフは札幌の中高生!

無題2

 

 

 

 

 

 

この映画の始まりは、2005年から続く

中学生を対象にした短編映画制作ワークショップ。

過去6回の活動の集大成として、

初の長編「茜色クラリネット」ができました。

監督は、現役高校1年生の坂本優乃さん!

130415 記者会見 (4)

 

これは2013年3月、監督に決まったころの1枚。

キャスト決めやスタッフとの打ち合わせなどを行い、徐々に「監督」の顔に。

130519 決戦オーディション (84)

 

 

 

 

 

 

監督としてのさまざまな「決断」が、最も大変だったそう。

130728 クランクイン (5)

 

 

 

 

 

 

映画の主人公同様、

坂本さん自身もこの映画を通して成長したようです。

130728 クランクイン (38)

 

 

 

 

 

 

成長したのは、坂本監督だけではありません。

演出、録音、カメラ、小道具・・・などなど、

主要スタッフを務めた仲間も同じ。

130814 クランクアップ (17)

 

 

 

 

130728 クランクイン (33)

 

 

 

 

 

130804 撮影5回目 (5)

 

 

 

 

 

130810 撮影11日目 (49)

 

 

 

 

 

130814 クランクアップ (41)

130810 撮影11日目 (21)

 

 

 

 

 

130810 撮影11日目 (32)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、出演した中高生たちも大奮闘!

無題

 

 

 

 

 

 

オーディションを勝ち抜いたメンバーが、

等身大の役柄を自然体で演じています。

130804 撮影5回目 (34)

 

 

 

 

130810 撮影11日目 (14)

 

 

 

 

 

130728 クランクイン (56)

 

 

 

 

 

 

 

 

メンバーは、ワークショップやロケハンを繰り返し、

映画の世界を自分たちの手で作っていきました。

130616 WS4回目 (18)

 

 

 

 

 

130602 WS2回目 (2)

 

 

 

 

 

130716 琴似商店街リハ (7)

 

 

 

 

 

130616 WS4回目 (16)

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、主題歌や劇中歌もオリジナル!

DSC_0489

 

 

 

 

 

 

 

どうぞエンディングまで、しっかり聞いてあげてくださいね。

無題

 

 

 

 

 

 

* * *

「茜色クラリネット」
3月22日(土)~4月11日(金) シアターキノで上映!
※22日は舞台あいさつ&親子ワークショップあり!
※4月12日(土)は琴似ロケ地めぐりツアーも!
公式ガイドブックも販売中!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

 

詳細は映画公式サイトをチェック→http://k-yumecinema.com/
キノサイトはコチラ→http://theaterkino.net/wp/?p=9764

(アラタメ)

北海道ロケトークスペシャル第2弾レポート 『野のなななのか』編Part.2

ゆうばり映画祭3日目に開かれた
『北海道ロケトークスペシャル』のレポート第5弾です。
今回は『野のなななのか』です。 前回のトークのつづきをご紹介します。

s_P2280935

 

 

 

 

 

 

監督・脚本の大林宣彦と
芦別映画製作委員会の石川睦子さんが登壇しました。

s_P3011026

 

 

 

 

 

 

司会「石川さん、映画が製作される上で市民の募金がかなり重要になったと思うのですが、
皆さんの参加意識というのはいかがでしたか?」

石川「私たちは、恭子さんから1億円で『野のなななのか』を作りますと言われました。
こちらで2000万円用意するので、市側で8000万円を用意してくださいと。
すぐに監督夫妻からは2000万円が振り込まれました。」

司会「普通はちょっと無理です…っていう話ですよね笑」

石川「大変でしたね。でも20年間の気持ちの繋がりの中で、
どうしてもここでこのお金を集めなければならないと思いました。
その当時の委員長の梅田さんに相談しまして
これに答えなければ芦別映画はないとおっしゃられ、お受けしました。
400万円の花火大会でも大変な町です。
私が資金集めの長にならなければならないと覚悟しました。」

s_P3011086

 

 

 

 

 

 

石川「資金集めの中で芦別市全体を見直しました。
銀行から200万円をおろす年配の方を見て、
何か詐欺にあってるんじゃないかと 銀行の方が眺めているのすら見たことがあります。
そういう年金者の一人一人の気持ちの積み重ねが8000万円になったと思います。
それに監督と恭子さんの前になると市民の皆さんみんな素直になるんですね。
20年続けた関係をひっそりと見てくださっていたんだと自信につながりました。

大林監督から贈られたこんなにも大きな宝物です。
また何か色んなことを感じて頂ければこんな幸せはないと思います。」

司会「監督、これだけの市民のつながりの中で
映画を作るということに責任は感じませんでしたか?」

s_P3011095

 

 

 

 

 

 

大林「そうですね、私もプロデューサーも命懸けで作りました。
映画というのはいつでも時間もお金も足りないものなんです。
ところがスタッフが、こんなお金は無駄にはできないと みんなお金を残してくれたんですよ。

「監督これから上映するならお金いるでしょ」 って。
一万であれ、二万であれ、予算を残してくれました。

それとこの予告篇でも映ってたお花畑、綺麗でしょ?
東京で試写をしてもみんな綺麗だと言ってくれるんです。 でもあれ雑草なんですよね。
しかし同時にね雑草だというのは人間が勝手に言ってるのであって
あの花も1つの命として自然の中で咲き誇っているんです。
それを美しい花として描かれたというのは、
私たちが雑草と呼んでいた人間の傲りを反省しなきゃいけないなと。
これが映画によってふるさとを発見する1つの力なんですね。」

s_P3011093

 

 

 

 

 

 

 

大林「ふるさとにこそ宿る人間の賢さや美しさ、これを伝えるのは政治や経済では果たせない
映画という芸術だからこそ果たせるジャーナリズムだと思います。

北海道と言う大切なふるさとから
それぞれさまざまな形で愛する映画が生まれてきたことに心から敬意を表すると同時に、
私にそういう機会を与えて下さった芦別の皆さんに心から感謝と敬意を表したいと思います。」

 

トークの終盤では、
76歳の大林監督が16歳の坂本優乃監督にライバル宣言をするという
お茶目な一幕もありました。

s_P3011027

 

 

 

 

 

 

 

今月は帯広ロケの『銀の匙』も公開され、
ドラえもんの最新作と公開日が被ったにも関わらず、
『それでも夜は明ける』『偉大なる、しゅららぼん』を抜き
初登場4位のヒット!

トークスペシャルで取り上げられた4作品にも期待が高まりますね。
また今年も多くの映画が道内で撮影され、
来年のゆうばりでこのイベントの第3弾が
開かれることを願うばかりです。

『茜色クラリネット』(3/22 シアターキノにて公開)
『ぶどうのなみだ』(2014年秋 公開予定)
『そこのみにて光り輝く』(4/19全国公開
4/12函館シネマアイリスにて先行公開)
『野のなななのか』(5/17 全国公開)
ちなみに『私の男』(6/14 全国公開)

これはスゴい、月に1本ペースで北海道ロケ映画が公開されるんですね!(キヤ)