3月12日に映画「あん」上映&講演(ドリアン助川)

3月12日(土)、札幌狸小路5丁目の札幌プラザ2・5で河瀬直美監督作品「あん」=樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子出演=の上映と原作者、ドリアン助川さんの講演「人はなぜ生まれ、どう生きるか」があります。主催:プリズム、共催:札幌映画サークル。

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<ストーリー>町のどら焼き屋で働く老女がハンセン病の元患者だったことが噂になり、客足が途絶えるなど心無い差別が起こる中でも、それに屈せず前向きに力強く生きていく主人公の姿を通じてハンセン病に対する差別や偏見を静かに問いかける。

上映は①10時~12時/講演12時~②14時30分~16時30分/講演16時30分ーの2回。完全入れ替え制(開場はそれぞれ20分前)。前売りは大丸藤井、道新、教育文化会館プレイガイド、チケットぴあ。前売りは一般・シニア1500円(当日1800円)、学生とサークル会員は前売り、当日とも1000円。問い合わせ先はプリズム(電話011-252-3828、Emailは eiga@eizou.com)

池谷薫監督のドキュメンタリー作品「ルンタ」完成

ドキュメンタリー映画の池谷薫監督からメールが届きました。

ikeya池谷薫監督=2013年10月30日、北の映像ミュージアム来訪時

宿願だったチベット問題と向き合う映画をつくりました。タイトルは「ルンタ」。チベット語で「風の馬」を意味し、天を翔け、人々の願いを仏神のもとに届けると信じられています。現在チベットでは中国の圧政に対して自らに火を放ち抵抗を示す“焼身抗議”が後を絶ちません。暴力によるテロが世界を席巻する今、非暴力の闘いに込められたチベット人の心を、一人の日本人男性の視点を通じて描きました。公開は7月。渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショーです。 昨日オフィシャルサイトがオープンしました。情報の拡散にご協力願えれば幸いです。http://lung-ta.net/  ぜひ予告篇をご覧ください。 http://lung-ta.net/trailer.html 1989年ダライ・ラマ14世のノーベル平和賞受賞をTBS「報道特集」で番組にして以来、僕にとってチベット問題の映画化は、長年の宿題でありつづけました。四半世紀の準備を重ねて完成した『ルンタ』を、今はただ世界の一人でも多くの人にご覧いただきたいと願っています。 「ルンタ」には幸運という意味もあるとか。焼身者がこれ以上増えず、チベットに一日も早く真の平和が訪れることを願ってやみません。 感謝を込めて

映画「ルンタ」監督池谷 薫(いけや・かおる)

東日本大震災3周年の日、ドキュメンタリー映画「先祖になる」上映

ドキュメンタリー映像作家 池谷薫さんからの連絡です。池谷監督が3.11東日本大震災をテーマに完成したした最新作品「先祖になる」が大震災3周年の3月11日夜、札幌エルプラザ 3階 ホール(札幌市北区北8条西3丁目)で上映されます。

映画は、東日本大震災による被災避難者支援事業(北海道委託事業)として同日開かれる「北海道広域避難 これからフォーラム in 札幌 『私たちはここにいるよ』」の第2部で上映されます。フォーラムのスケジュールはー。

第1部 フォーラム
14:00 開場

14:30 フォーラム開会

14:46 黙祷

15:00 おはなし ・石巻スコッパーズ リーダー 瀬戸 公美子さん

宮城県石巻市で被災。被災者でありながら炊き出しや総合案内のボランティアを行う。2011年6月から11月は石巻市役所産業部環境課の臨時職員として勤務。当時の悲しみや怒りを「力」に変え、すこっぷ三味線の練習を重ね全国各地で公演。

みちのく会 胆振支部 支部長 二瓶 勇樹さん

2011年10月福島県郡山市より洞爺湖町に移住。移住後、NPO団体に1年半所属し、独立。「路上詩人 詞人くまさん」として全国で活動中。北海道での出逢いや経験が人生観を変え、子どもたちや未来へ伝えようとしている。
16:30 第1部閉会

■第2部 映画「先祖になる」上映
18:00 映画解説

18:15 映画「先祖になる」上映

映画「先祖になる」は3.11大震災で妻と自宅をなくした77歳、「木こり兼百姓」を自認する岩手県陸前高田市在住、佐藤直志さんの震災後を描いた愛と勇気のドキュメンタリー。池谷監督は、中国残留日本兵の悲劇を描いて記録的なロングランヒットとなった「蟻の兵隊」などを手掛けたドキュメンタリーの名匠。映画鑑賞は無料ですが、事前申し込みが必要。映画上映を含むフォーラムに関する情報はhttp://hokkaido-assist.org/?p=154をご覧ください。

映画「先祖になる」の公式サイトはhttp://senzoninaru.com/

短編の巨匠フレデリック・バックの追悼上映会

 

札幌映画サークルから映画上映会のお誘いがありました。

高畑勲監督が師と仰ぐフレデリック・バック(カナダ)の追悼上映会を札幌映画サークルが3 月8日(土)10:30と13:30の2回、札幌狸小路5丁目の札幌プラザ2.5で開催します。

短編映画の巨匠フレデリック・バックは昨年12月24日に89歳で亡くなりました。今回上映する9作品の上映時間は「木を植えた男」の最長50分を含め計130分。制作順にニュープリントの35ミリフィルムでご覧いただく企画です。前売り・当日とも一般・シニア1000円、小中高大生500円。

問い合わせは札幌映画サークル011-747-7314または山口力三さん070-5282-3048 へ。