懐かしのレザーディスクがずらり!

2018年の展示入れ替え時に、常設棚に

新しいコレクションを並べました。

それが、こちら!

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レザーディスク(LD)です。

まるでレコードのような、直径30cmのディスクで、

両面で最大2時間の映像を記録できる光ディスク規格。

1972~2009年に生産され、好きな映画作品のLDを

愛蔵する映画ファンも多かったとか。

和田由美事務局長から提供を受け、

この機会にずらりと飾ってみました!

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その数、50タイトル以上!

ジャケットの格好良さも見どころです。

特に、小津監督作品、

ビリー・ワイルダー、ヒッチコック作品が多いあたり、

和田事務局長の好みが伺えます。

昨年末の大掃除のときには、試写をして楽しみました。

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気になる方は、ぜひ足をお運びください。

2018年企画展は「小林正樹の世界」!

4日から通常開館しているミュージアム。

今年の企画展テーマは

「北海道が生んだ、映画界の至宝!『小林正樹の世界』」です。

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・・・どこかで聞いたことがあるタイトルでしょうか。

はい。実は、昨年9月に行った

ミュージアム開館6周年記念上映会のテーマでもありました。

その際、「この広い空のどこかに」「いのち・ぼうにふろう」を上映し、

監督に実際にお会いした関正喜さんによるゲストトークも開催。

(当時の記事はこちら

多くの方にご来場いただき、手応えを感じました。

小樽出身の巨匠・小林正樹監督のことをもっと伝えたい!

というわけで、今度は企画展として展開することにしたのです。

会場では、特別に監督のインタビュー映像も上映。

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ぜひぜひ、お越しください!

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士別市・テアトル銀映の映写機に寄せて~池田さんの思い出

ミュージアムの入口にどっかり置かれた

今や希少な「35ミリ映写機」。

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戦前から1960年代にかけて

主に使われた「カーボンアーク式」で、

士別市にあった「テアトル銀映(銀映劇場)」

から、譲り受けました。

その映画館に「高校時代、通いました」という

来館者さんのエピソードをご紹介します。

江別にお住まいの池田さん。

剣淵出身で、士別高校に通った3年間、

「この劇場で、いろいろな映画を観ました」とのこと。

当時、入場料は150円。

「お小遣いの範囲」で足を運び、

「アラビアのロレンス」などの大作に胸躍らせ、

「リサの瞳のなかに」(1962年のアメリカ映画)などの

青春ラブストーリーに心を奪われ・・・

中でも「エデンの東」を観たときは、

「一週間くらいぼーっとしてました(笑)」とのこと。

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青春時代の思い出深い映画館の映写機と

ここで出会って驚くやら、嬉しいやら。

素敵な映画体験をたっぷりお聞かせ下さいました。

 

この映写機は、2014年、

移動費を寄付で集めるなど、一年掛かりで準備し、

士別からミュージアムに運び込まれました。

こうして喜んでいただけると、その甲斐があったというもの!

皆さんもぜひ、迫力満点の映写機に会いにきてください。

2017年企画展は「女優・高峰秀子」特集

今年6年目を迎える北の映像ミュージアム。

2017年の企画展のテーマは

「映画の女神、ふたたび。女優・高峰秀子」展です。

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これまで、「北の歴史編」として、

北海道の産業と映画の関わりを見つめてきました。

今年は、北海道ゆかりの映画人に注目します。

第1弾は、函館出身の銀幕のスター・高峰秀子さん。

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「北のシネマ塾」とも連動して、

〝デコちゃん〟こと高峰さんの功績を振り返ります。

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貴重なポスターや映画資料とともに、

どうぞじっくりお楽しみください。

「ほっかいどう映画館グラフィティー」発売!

映画ファンの皆さま、お待たせしました!

懐かしい名画座から、現役のミニシアターまで、

札幌を中心に道内計71館の魅力や思い出を伝える

「ほっかいどう映画館グラフィティー」が発売になりました!

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ミュージアム事務局長で、

グラフィティーシリーズなどで知られる

エッセイスト・和田由美さんが中心となって執筆。

道内の映画館ページは

ミュージアムスタッフ4人が担当しました。

味わい深いイラストは、街並み画家・浦田久さん。

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馴染みのあの映画館や地元の映画館のほか、

ミュージアムのシンボル、

2台の映写機ゆかりの映画館にもご注目を。

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邦・洋画のポスターをふんだんに盛り込み、

昭和36年の道内映画館一覧の特別付録までついている

映画愛あふれる1冊です。

道内の主要書店のほか、

ここミュージアムでももちろん販売中!

お問い合わせは、亜璃西社(011-221-5396)へ。

12月公開の「海難1890」田中光敏監督は浦河出身!

1890年に日本で起きた「エルトゥールル号海難事故」。

95年後、イラン・イラク戦争の渦中に起きた

「テヘラン邦人救出劇」。

2つの史実を基に、

日本人とトルコ人の勇気と誠意を映し出す

日本・トルコ合作映画「海難1890」が

12/5(土)、公開されます!

田中光敏監督は、浦河町出身!

さっそく、応援コーナーを設けました。

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監督の直筆手紙に熱い思いが込められています。

ご来館の際は、どうぞご注目ください。

※映画の公式サイトはこちら

9/12(土)シネマの風景特別上映会のポスター展、準備中!

9/12(土)に開催する開館4周年記念イベント

「シネマの風景 特別上映会」。

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※詳細はコチラ

「追悼!高倉健さん」のテーマのもと、

会場にはミュージアム所蔵のポスターをズラリ並べる予定です。

現在資料を整理中ですが、その一部をちらっとご紹介。

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ほかにも懐かしいポスター&貴重なものがいろいろ!

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健さん一色に染まる会場へ、ぜひ足をお運びください。

道内ロケ、あなたはいくつ観てますか?

先週、ミュージアム館内のイベント掲示板を更新しました。

9/12の「シネマの風景 追悼!高倉健さん」コーナーも充実。

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その裏側には、2014~2015年夏に公開された

北海道ロケの映画チラシを紹介。

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こうして振り返ると、スゴイ内容ですね!

あなたはいくつ観てますか?

奥にある北海道ロケ地リストと一緒に、チェックしてみてください。

「小さな町の小さな映画館」「旅する映写機」DVDが寄贈されました

先日、札幌で開催された

「ノース・シアター」の自主上映会をレポートしましたが、

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※レポート記事はこちら

主催した木屋拓真さんが

上映作品「小さな町の小さな映画館」「旅する映写機」

DVDをミュージアムに寄贈してくれました!

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どちらも浦河町の老舗劇場「大黒座」が登場する

道内ロケ作品であり、もうない札幌のミニシアター「蠍座」も映る

貴重なドキュメンタリー映画です。

ご興味ある方、ぜひご覧ください。