ポーランド映画祭実行委員の氏間さんがご来館!

本日は、ポーランド映画の上映会や札幌映画サークルなど、

さまざまなイベント企画に携わる氏間多伊子さんをご紹介。

いつも明るい笑顔を絶やさぬステキな方。

先日、初めてミュージアムにご来館くださいました。

氏間さんは音楽、映画、朗読・・・など幅広い分野でご活動。

そのひとつが、5月5・6日に北大で開催された

「ポーランド映画セレクションⅡ」というイベントです。

実は、わたしも2日目に足を運び、

「僕がいない場所」(2005年、ドロタ・ケンジェジャフスカ監督)を鑑賞。

(素人と思えない子役の演技と音楽に引きこまれるオススメの秀作!)

このイベントは、北海道ポーランド文化協会と札幌映画サークルが

優れたポーランド映画を紹介しようと、昨年に続いて開催。

ドキュメンタリー作品や監督の舞台あいさつなどもある

盛りだくさんのイベントでした。

主宰団体両方に参加する氏間さんは、当日司会も担当。

 

映画好きのきっかけを伺うと、

「小中学生の時に『ある愛の詩』『ロミオとジュリエット』

『ハロー・ドーリー』『若草物語』なんかを観たり、

ミュージカル好きの友人に影響を受けたり・・・

あと小学校で定期的に映画上映があり、

最近話題になった『黒部の太陽』もみんなで観た記憶が・・・

とにかく良作に触れる機会が多かったのかもしれません」とのこと。

それでは究極の質問をひとつ。

氏間さんにとって、映画とは?

「〝美〟そのもの。

描かれる倫理観でも、その行為が美しいかどうかで判断します」。

なるほど、映画=美 とは、興味深い感覚ですね。

洋画をはじめ、ドキュメンタリーや邦画など

次々と鑑賞の世界を広げ、深めている氏間さん。

あふれるそのエネルギーで、ミュージアムにもお力をお貸しください!

映画好きの学生スタッフが加わりました

本日は、新しい学生ボランティアスタッフさんをご紹介。

北海学園大3年の木屋拓真くんです。

大好きな映画に関するボランティアを探していたとき、

大石和久教授からミュージアムを紹介してもらったそう。

「いい人ばかりだし、この場所も気に入りました」とか。

この木屋くん。

足繁く映画館やレンタルショップに通い、

最新作から小品まで鑑賞する、相当の映画好き!

そのきっかけは?と尋ねると、

「小さいころ、テレビの金曜ロードショーで

『ダイ・ハード』とかのアクション映画を観て好きになりました。

幼稚園の文集に『将来は映画監督になる』と書くくらい(笑)」。

へぇ~!ずいぶん早いころから映画熱を燃やしていたのですね。

「アーティストと曲をセットで音楽を考えるように、

監督と作品の組み合わせを意識しています」とか。

なるほど。では、好きな監督は?

「『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と

『キッズ・リターン』の北野武監督です」。

監督名もタイトルも、スラスラ出るところがさすがです。

 

最近、邦画を観るようになったという木屋くん。

北海道ロケで気に入ったのは?

「山田洋次監督の『学校Ⅱ』。

簡単には感動しないゾと思っていたけど、素直に感動しました。

障がい者をテーマにしていて、あざとさがない点がいいです」。

先日の品田コレクション調査も、積極的に手伝ってくれた木屋くん。

ミュージアムに来て感じたことを

「今まで札幌には、映画好きの人がそんなにいないな・・・

と思っていたけれど、自分が動けば、

同じような人たちがいることを知りました」と教えてくれました。

そうですよね。

どんなことでも、勇気を出して踏み出せば、世界はぐんと広がるもの。

このささやかなミュージアムには、

映画の、北海道の、そしてさまざまな人たちへとつながる

大きなチャンスが詰まっているのです。

この機会を生かして、高く羽ばたいてくださいね。

「さっぽろ映画館グラフィティー 黄金時代の映画館」レポート!最終回

本日は、「北のシネマ塾~昼下がりトーク編」第4弾

「さっぽろ映画館グラフィティー②

黄金時代(昭和30年代)の映画館」(4月21日)のレポート最終回!

止まらない映画館バナシ、いよいよラストスパートです。

* * *

佐々木/昭和35年をピークに、どんどん映画館がなくなるんですよね・・・。

和田/別当興業の映画館なんて、一時期8館くらいあったそうですね。

浦田/そうですね。覚えているところで、美登紀館、道劇(北海道劇場)、山鼻映画劇場、エルム映画劇場、豊栄映画劇場、南街(なんかい)映画劇場・・・(※スタッフ補足/昭和37年発行の「北海道映画興行銘鑑」によると、残りは「藻岩映画劇場」)。

和田/すごいですね~!昭和35~40年代にかけてなくなったのでしょうか?

浦田/テレビに押される40年代に整備していったと思います。

和田/私は倶知安から父に連れられて、毎週チャンバラを観ていたのを覚えているんです。昭和30年ごろ、中学生だった時、札幌の円山映劇で「天国と地獄」を封切りで観た記憶があるのですが・・・。

浦田/あれはススキノの東宝公楽だったかもしれませんね。

和田/松竹座で「ウエスト・サイド物語」を封切りで観たこともあります!

浦田/あの作品は音がすごかった!ニューヨークへ行ってみたくなって、あれでNYファンになったんです(笑)

佐々木/(お客様に)みなさん、どうですか?心に残る映画館の思い出なんかは・・・

お客様/札幌の豊平地区に、昔3館劇場があったんです。

浦田/八二(はちに)館と豊栄館・・・

お客様/あと、新東宝系の映画館ですね。

別のお客様/封切館で200円と先ほど言ってましたが、2番館、3番館の料金は?あと、子供料金はあったのでしょうか?

佐々木/僕は釧路でしたけど、確か50円だったような気が・・・。だから当時大人が100円の時代だったでしょうか。

和田/でも子供だから曖昧ですよね(笑)

浦田/親のお金をくすねて映画を観たことはありますか?

和田/いいえ!ないです!

お客様/あります。

浦田/それが正しいです(一同爆笑)

佐々木/映画会社の変遷もあり、映画館は次々となくなってきましたね。

和田/アート系の映画館、ミニシアターもなくなりましたね・・・

浦田/映画館で観る機会が減ると、今度は喫茶店なんかで16ミリを上映したんです。映画館で紹介されないアバンギャルドの作品や、スペイン・アルゼンチンのドキュメンタリーなど戦前の劇場で上映されなかった名作を観ることができました。

和田/「タマキ」という喫茶店があって、そこは竹岡和田男さんも関わって上映活動の拠点になっていました。

お客様/私は映画の歴史に興味があり、そもそも北海道でいつ誰が上映したのか分かりますか?

和田/ミュージアムに展示している映画年表にもありますが、1898年が始まりですね。一説によると、北海道へは津軽海峡を渡らなければならないので、劇団だと来れなくなることがあるけれど、映画ならフィルムさえ届けば上映できる、ということが、北海道で映画上映が盛んだった理由だということです。

また、戦後食糧不足だったときに、ロケ隊が北海道なら不自由しないだろう、ということで訪れたこともあったらしいですが(笑)

佐々木/ということで話は尽きませんが、その後の映画館については次回お話したいと思います。

(拍手)

* * *

次回の「北のシネマ塾」は・・・

5月19日(土)午後2時~ 「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」

映画研究家の高村賢治理事が、

マドンナ・リリーの生き方について語ります。

乞うご期待を。

青森や東京発のミニコミ誌にも登場!

今日は雨模様の札幌。

さて本日は、ミュージアムをご紹介くださったミニコミ誌をご紹介。

ひとつ目は、「ゆきのまち通信」。

これは、雪降る地方の暮らしをつなぐコミュニケーション誌。

黒澤明監督の手紙を中心に、ミュージアムをご紹介くださいました。

ミュージアムで閲覧OKですので、ぜひ。

 

続いては、知る人ぞ知る(?)「のんき新聞」

これは、東京の漫画家さんが不定期で発行しているミニコミ誌。

実はここにも、ミュージアムが紹介されています!

理事の高村賢治さんが寄稿。

全国各地からのディープな話題が掲載されているこの冊子。

発行人に連絡すれば、郵送してもらえるそうですので、

ご興味ある方は、ミュージアムへ。

こうしたさまざまな〝種〟が、

きっといつかお客様の心で花開くはず。

そんな瞬間を楽しみに、今後もどんどん

宣伝していただこうと思います!

過去の「探偵はBARにいる」情報を更新しました

大泉洋さん主演で大ヒットした「探偵はBARにいる」。

ホームページリニューアル前にアップした

過去のブログ記事を更新しました。

http://kitanoeizou.net/blog/?cat=13

須藤泰司プロデューサーへのインタビューなどもありますので、

未読の方はどうぞ。

島田英二監督がご来館!

曇り空の昨日、ミュージアムに

札幌在住の映画監督・島田英二さんがご来館くださいました!

島田監督は釧路出身。

小学生の時に「E.T」を観て映画監督を目指し、

大学卒業後、ショートフィルムの面白さを知り、単身渡米!

映画制作のワークショップに参加し、

作った「Hands」というショートフィルムが

参加者100本のうちの最優秀作品に。

以来、札幌を拠点に映像制作活動を展開。

2008年からは、北海道情報大学で

学生に映像の魅力を伝えてもいます。

映画監督を目指す原点、これまでの道のり、

映画へのアツい想い、北海道の可能性・・・などなど

たっぷり約2時間お話を伺いました!

サインもゲット!

ミュージアムに飾っていますので、ぜひご覧ください。

 

北海道ロケの過去400本以上の作品を残すとともに、

これから生まれる〝北海道発〟を応援するのもミュージアムの使命。

 

制作者、そして教育者としても

島田監督の今後にご注目ください!

インタビュー内容は、近くシアターキノさんホームページで公開予定。

どうぞお楽しみに。

「さっぽろ映画館グラフィティー 黄金時代の映画館」レポート!③

今日は冬に逆戻りしたような冷たい風。

さて、本日は4月21日に行われた

「北のシネマ塾~昼下がりトーク編」第4弾

「さっぽろ映画館グラフィティー②

黄金時代(昭和30年代)の映画館」のレポート第三弾!

映画が元気だったころの思い出は、まだまだ尽きません。

* * *

佐々木/昭和30年代は映画の黄金期ですね。

和田/昭和35年には53館もあったそう!

佐々木/同じ年、封切された邦画はなんと550本とピークです。

浦田/あの頃、札幌の面白い風景といえば、自転車にフィルム缶を積んだ〝掛け持ち〟。すごい勢いで走るんです!交通規制に引っ掛ったり、転んだりすると、待っている映画館の上映に穴が開く、ということで絶対やっちゃダメなんですね。だから必死に走るその様子は、札幌のひとつの風景でしたよ。

元映写技師のお客さん/田舎だと、本館と掛け持ちになるので、小一時間待ったりすることもあったよ。

浦田/わたしは一つの映画館で、11本観たことがあります(笑)。メインの時代劇が雪で全然届かなくて、そのあと送るフィルムを見せられて・・・結局、朝10時に入って、帰ったのは夜7時過ぎ(笑)。でも、映画の魅力に勝てないんですね。お腹は空かしましたよ。

和田/当時はいつ入ってもいいので、途中で入って、先にラストシーンを観るなんてこともありましたよね。食べ物も食べていいし、なんでもその場で捨てていました。実際、自分が主催する側になると、片づけがつらいんですけれど。

佐々木/タバコも?

和田/もちろん!

浦田/戦後初めてみたカラー映画は、ソ連の「石の花」です。当時は、ネガがきれいでも、受けるポジが国産だったので、きれいに発色しなかったんです。後年になって、とてもきれいな映像で観ることができました。天然着色の話題では、一部にだけ色を付けた「戦艦ポチョムキン」も観た記憶があります。

佐々木/札幌で、早くから保育所を作った映画館があると聞きました。

浦田/遊楽館で2階を一部ガラスで仕切って、内部にスピーカーを付けたコーナーを設けたんです。赤ちゃんを連れてきても大丈夫なように。でも、客があまり来なかったようですね。

あと、いまはやりの3D映画も、当時立体映画ということで当時上映したことがあります。「フェザー河の襲撃」「肉の蝋人形」だとか・・・メガネをかけて観ましたよ。また、動く映画もありました。

和田/「大地震」という映画ですね?確か、客が落ちて怪我したとか・・・

浦田/揺らしたんですよね、今思うと危ないですね。

佐々木/昭和32年に北海道でテレビが始まり、その後徐々に映画がテレビに駆逐されていくんですね。ボウリングなどいろんな遊びも出てきますし。でも、美登紀館通りという呼び名があるように、映画館を中心にマチができたこともあったんです。

(つづく)

品田コレクション調査を実施!

本日は、映画評論家・品田雄吉さんの

実兄、故・品田平吉さんのコレクションをご紹介。

と言っても、ミュージアムに展示している

戦前の「映画評論」ではありません。

これは、ほんの一部。

実は、ミュージアムスタッフの所有する

アパートに大部分を保管しているのです。

昨日、北海学園大の学生さんと一緒に

調査に行ったのでご報告します。

まず目を引くのは、書籍がびっしり並んだ本棚。

松竹や大映など、映画会社が発行したファン雑誌も。

大量の段ボールにも、映画雑誌がたくさん。

貴重な資料の数々に、学生さんも興味津々の様子。

北海道ロケの映画チラシも見つけました。

これは函館ロケ「港のロキシー」(99年、あがた森魚監督)。

なかなか手に入らないので、嬉しい発見です。

今度は、大きな紙の包みを発見。開いてみると・・・

懐かしい洋画ポスターがどっさり。

「格好いい!」「ステキ!!」と大盛り上がりの我々。

う~ん、どれもいい味出してます。

好きな映画や、興味あるポスターの話をしているうちに、

あっという間に予定時間が終了。

全然調べ足りませんでしたが、とにかく

ご紹介したい資料がどっさりあることが判明。

今後の活用策に、どうぞご期待ください。

さっぽろ村ラジオでPRしました

初夏のような暖かさだった昨日、

札幌市東区にある地域FM「さっぽろ村ラジオ」(81.3MHz)の

「デイライトストリート」に出演させていただきました!

正午から1時間のMCは、映画大好き「かずえママ」こと樫田一恵さん。

この日は、19日(土)に公開される

ティム・バートン×ジョニー・デップの最新作

「ダーク・シャドウ」についてご紹介。

その前に、もちろんミュージアムの宣伝も

バッチリさせていただきました!

本日の「館長の日」、19日(土)の「北のシネマ塾」、

19日(土)までの被災地支援活動について・・・

と熱弁をふるったつもりですが、

あれ?予定の15分間より早めに話題が尽きてしまった!

と、内心焦る私を、すかさずフォローするかずえママ。

さすが、映画ネタはたくさんお持ちなのですね。

そんなこんなで、とりあえず2回目の出演も無事終了。

かずえママの担当は、毎週水曜日、12時~12時58分。

レギュラーゲストの山口理喜三さんは第1・3週、私は第2週に参加予定。

今後もよろしくお願いします。

※前回のデイライトストリートはコチラ↓

http://kitanoeizou.net/blog/?p=206