来館者1万人を達成!

今日も蒸し暑い札幌です。

さて、昨年9月17日にオープンした

ミュージアムの通算来館者数が本日午後、

とうとう1万人を達成いたしました!

記念すべき1万人目のお客様は、

札幌にお住いの会社役員・真鍋康利さん(62)です。

右は小檜山博館長。

我々スタッフの拍手に迎えられご来館くださった真鍋さん。

「来館は3回目ですが、驚きました!

昔から映画はハッピーエンドのものが好きです」とお話されていました。

節目を記念し、ミュージアムからは

・北の映像ミュージアム推進協議会編「シネマの風景」1冊
・北の映像ミュージアム作成オリジナル「北海道ロケ地マップ」
・「探偵はBARにいる」DVD
・「シネマの風景フェスティバル2012」5枚綴りチケット

をプレゼント!加えて、小檜山博館長から

サイン色紙と新刊の著作本も手渡され、喜んでいらっしゃいました。

この日を迎えられたのは、

9,999人の方々が来て下さったからこそ。

今までの感謝も込めて、どうもありがとうございました!

9月には、シネマの風景フェスも開催しますので、

ぜひこれからもよろしくお願いいたします。

ちなみに、HBC&UHBの取材がありましたので、

もしかしたら近く、テレビでご紹介いただけるかも!?

どうぞチェックを!

道立図書館の映画資料展示、8月5日(日)まで!

今日も好天!暑~い札幌です。

さて、先日ご紹介した「北海道立図書館」(江別市)で

開催中の「舞台は北海道 映画をみなくちゃいきていけない」。

先日、実際に行ってきたので、その模様をレポートいたします。

まず、玄関から入ると目の前に「旅路」(本物!)のポスターが!

正面の絵本コーナーを左へ。

『キネマ室』と銘打ったこの一室が、メインの展示会場です。

入った途端、映画のポスターや資料がビッシリ!

「こんにちは」と出迎えてくださったのは、北方資料室の方々。

中央が、企画者の鈴木室長です。

聞くと、職員の方の私物ポスターもあるとか!

みなさん、映画お好きなんですネ。

入口正面にあるのが、北海道ロケ関連のコーナーです。

特に目を引くのは、昭和37年頃の

道内の映画館の様子を地図にまとめたオリジナルマップ!

みやこ新聞社発行の「北海道映画興行銘鑑」を参考に

職員の方が手作りした労作です。

う~ん、これは見応えがあります。

ミュージアムのPRコーナーも設けてくれていました。

ありがとうございます!

このほか、邦画、洋画に関するさまざまな資料がたくさん。

普段は見ることのできない、貴重なものもあるそう。

開催中、ポスターを入れ替えたり、

資料を少しずつ増やす(なんと、約700点!)など

お客さんにより楽しんでもらえる工夫をしているそうです。

ちなみに、北方資料室前にも

ミニコーナーがありますので、こちらもどうぞ。

映画がお好きな方はもちろん、

昔を懐かしみたい方、資料に興味のある方などなど

どなたでも楽しんでもらえる会場です。

ぜひ、この機会にどうぞ!

イラストレーター・渡辺俊博さんがご来館!

冷たいビールが美味しい夏日の昨日、

「ズウさん」こと、渡辺俊博さんがご来館くださいました!

渡辺さんの肩書きは「道中作文画家」。

JR車内誌の連載コーナーなどでお馴染みの

イラストレーターさんです。

夕張ご出身で、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の

ポスターも手掛けた渡辺さん。

「実は僕、この仕事を手伝ったことがあるんだよ」と

指を差したのが、映写機。

当時、夕張の市民会館にあった映画館で

働いたことがおありだったんですね!

「でも、僕の頃はカーボン式だったけどネ」とか。

映画と、映画館にまつわる思い出は尽きないご様子。

ミュージアムの寄せ書きノートに

コメントを寄せてくださいましたので、ぜひご覧になってください。

キノ20周年企画「札幌ディレクターズ」が終了

22日(日)から6日間にわたって開催された

シアターキノ20周年記念企画「札幌ディレクターズ」。

最終日の昨日27日(金)のテーマは、

「SAPPOROショートフェスト北海道セレクション」。

今年7回目を迎える札幌国際短編映画祭から

選りすぐりの8作品が紹介されました。

※詳細は改めてご報告します!

札幌在住&出身の優れた作家を紹介した

「札幌ディレクターズ」。

改めて、才能の多彩さ、豊かさを感じる企画でした。

登場した札幌発&在住の作家さんたちを、

ミュージアムも注目していこうと思います!

早川渉監督のキノ上映レポート!

札幌在住&出身の優れた作家を紹介する

シアターキノ20周年記念企画「札幌ディレクターズ」。

4日目の25日(月)は、

7月25日にちなみ、早川渉監督の処女作

『7/25【nana-ni-go】』 が上映されました!

早川監督は名古屋出身。

北海道大学に入学し、現在も札幌在住の映画監督です。

本作は、カンヌ映画祭で上映。さらに、テレビでも放映されており、

この日は、テレビ放映のために撮影された

監督インタビューも上映前に紹介されました。

上映後は、映画監督を志したきっかけ、

『7/25』の制作エピソードなどが話され、

会場は大いに盛り上がりました。

早川監督は、「北海道に来て農学を学ぶことで、

北の持っているチカラ、北海道の空気のようなものを

感じることができました」と、札幌で撮影する原動力、

北海道の魅力を語っていました。

観客の中には、『7/25』の脚本を担当された

荒木田真穂さんもおり、トークに参加するというサプライズも!

現在、次回作の構想を練っている最中だという早川監督。

ますますの活躍が、期待されます!(かとう)

札幌出身の一十三十一さん出演の「百合子、ダスビダーニャ」、28日(土)からキノで上映!

本日は映画のご紹介を。

明日28日(土)から、シアターキノで上映される

「百合子、ダスヴィダーニャ」(2011年、浜野佐知監督)。

大正から昭和にかけて、

作家・中條(後に宮本)百合子とロシア文学者・湯浅芳子の、

本当にあった愛と別れを描くこの作品。

若き日の宮本百合子を演じているのは、

主演の一十三十一(ひとみ・とい)さん。

シンガーソングライターの一十三さんは、

札幌のスープカレーの店「マジックスパイス」の娘さん!

ご存知の方もいらっしゃることでしょう。

その一十三さんと浜野監督が、

初日の28日(土)にトークするとのこと!

上映は午前11時半~です。

ぜひこの機会に、足をお運びください。

※映画の公式サイトはコチラ

※上映時間などについてはシアターキノHP

島田英二監督のキノ上映レポート!

先日も紹介しましたが、

7月22日からシアターキノでは、20周年を記念して、

札幌在住のクリエーターの特集上映が組まれています。

今日は、24日の島田英二監督作品集のレポートをご紹介します。

釧路市出身で、ショートフィルム作品が

世界中の映画祭で評価されている島田監督。

以前もミュージアムに来ていただきましたが、

笑顔が素敵な優しい方でした。

※ミュージアム来館時の記事はコチラ

この日は、20本以上あるフィルモグラフィーの中から

受賞作品を中心に8作品でラインナップが組まれ、

初公開の処女作「Hot Dog」や

稚内出身ユニットSE-NOのMVなどバラエティに富んだプログラム。

上映後、監督ご本人によるトークもありました。

左側が島田監督です。

南カリフォルニア大在学時の映画製作秘話、

各作品についての製作エピソード、

出来上がったばかりの新作、

今後の展望についてなどの話もあり、濃密な2時間でした。

観客の中には、北海道情報大学准教授を務める島田監督のゼミ生、

ご家族、出演された役者さんたちも来ていたようで、

場内には普段とは違ったどこか穏やかな空気が流れていました。

北海道に生まれた若き才能を応援したいと、

皆さんが思っていたのかもしれないですね。

島田監督が今後どう活躍していくのか。

北の映像ミュージアムも、その姿を追いかけていこうと思います。(柴田)

大西功一監督がご来館!

夏日の昨日、ミュージアムに

大西功一監督がご来館くださいました。

函館ロケ「とどかずの町で」(95年)の大西監督とは、

昨年12月の函館港イルミナシオン映画祭でお会いして以来。

当時の記事はコチラ

今回は、函館の映画祭でも上映された

沖縄県宮古諸島に伝わる唄にスポットを当てたドキュメンタリー

「スケッチ・オブ・ミャーク」の宣伝活動のため来道。

札幌、道南での上映を目指しているとのこと!

「何百年の歴史がある宮古島に

近代化以前の唄が残っていることが奇跡のよう。

語り部である老人たちも高齢ですし、

今のうちに記録する必要性を感じました」と話し、

「人が唄うことの意味、どこから唄はやってきたのか、など

今の時代にとって普遍的なものが描かれています。

ぜひ北海道の方にも観てもらい、

想いを共有したいです」とお話されてました。

せっかくの機会にサインもいただきました!

作品詳細は「スケッチ・オブ・ミャーク」公式サイトへ。

失われつつある地域の文化を記録として残すこと。

これも、映像の大切な使命のひとつでしょう。

ぜひ、札幌上映が実現しますように!

札幌出身の脚本家・横川僚平さんインタビュー!

札幌在住&出身の優れた作家を紹介する

シアターキノ20周年記念企画「札幌ディレクターズ」。

初日22日(日)は「からっぽ」(2011年、草野翔吾監督)が上映され、

札幌出身の脚本家・横川僚平さん、草野監督がゲストで登場しました。

右の方が、横川さんです。

「からっぽ」は、テレポート能力を持ってしまった

孤独な少年が自らの存在を見つめ直す人間ドラマ。

詳細は公式サイトへ。

舞台あいさつで横川さんは

「高校生の時、初めてシアターキノに来て

劇場で泣きました」と語り、思い出の映画館での上映を

喜んでいらっしゃいました。

これからの活躍が期待される横川さんに、

昨日、私が突撃インタビュー!

これまでの歩み、脚本作りのこだわり・・・

いろいろ伺いました。詳細は近く、

キノHP「注目!北の映像作家たち」にアップしますのでお楽しみに!