明日から「シネマの風景フェスティバル」!

いよいよ明日から、北の映像ミュージアム一周年記念

「シネマの風景フェスティバル」が始まります。

1日から7日までの一週間、狸小路の札幌プラザ2・5を会場に、

北海道ロケの名作5作品を一挙上映!

初日は、以下の3作品を上映します。

◎「人間の條件」(1959-61年、小林正樹監督)


人間の條件(C)1959 ‐1961 松竹

◎札幌がキーワードの松本清張作品「点と線」(58年、小林恒夫監督)


点と線 (C)1958 東映

◎帯広を舞台にばんえい競馬を通じた男の再生を描く

「雪に願うこと」(2005年、根岸吉太郎監督)


雪に願うこと 2005

さらに、『雪に願うこと』の根岸監督&田辺プロデューサー、

遠別町出身の映画評論家・品田さんによるゲストトークも実施!

※上映スケジュールはコチラ↓

当日券は前売りと同じ1本500円。

どうぞお越しください!

道新夕刊&道庁ブログに掲載されました!

いよいよ明後日は「シネマの風景フェスティバル」

残暑とともに、我々の熱気もピークに達しています!

さて、そんな中、昨日29日付けの北海道新聞夕刊に

ミュージアムの記事が大きく掲載されました。

この一年間を振り返るとともに、イベントを伝える内容。

読者の方々の心に届けばと願っています。

また、北海道庁のブログでもご紹介いただきました。

ありがとうございます!

各方面から応援いただくことがミュージアムの力になります。

ご興味ある方は、まずはミュージアムへ。イベント会場へ!

「シネマの風景フェス」上映スケジュールに変更があります

連日残暑の厳しい札幌です。

さて、いよいよあと3日後に迫った

「シネマの風景フェスティバル2012」

一週間も劇場を借り切り、

北海道ロケの名作5作品を上映するという試みに、

我々も楽しみ&期待&不安といった心境です。

その上映スケジュールで一点、変更があります。

5日(水)に特集上映を予定している

『日本女狭伝・真赤な度胸花』(70年、降旗康男監督)


日本女侠伝・真赤な度胸花(C)1970 東映

予定していた上映スケジュールは以下の通りですが、

都合により、最終回の上映(⑤18:20~)は中止となりました。

誠に申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

この回を目当てにお越しになったお客様には払い戻しさせていただきます。

また、『日本女狭伝・真赤な度胸花』は、

9月2日(日)14:25~、9月7日(金)12:00~の上映もございます。

どうぞこちらでもお楽しみいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

札幌市観光公式サイト「ようこそさっぽろ」に掲載されました

「シネマの風景フェスティバル」まであと4日となりました。

本日、札幌市観光公式サイト「ようこそさっぽろ」に

紹介記事が掲載されました。

サイトはコチラ

札幌市民はもちろん、観光客の方々にもお越しいただければ嬉しいです!

「北のカナリアたち」最新ポスターを展示!

今日は北海道ロケの最新作の話題を。

吉永小百合さんが主演し、礼文島・利尻島、

稚内などでロケされた「北のカナリアたち」(阪本順治監督)。


(C)2012「北のカナリアたち」製作委員会

吉永さんをはじめ、豪華キャストが競演することでも話題となっています。

11月3日(土)の公開が近づく中、

最新ポスターとチラシを入手しました!

 

阪本順治監督は、ロケが始まる前の11月、

インタビューに協力してくださいました。

※インタビュー記事はコチラ

北の大地と、吉永さんが、

阪本監督によって、スクリーンでどう輝くのか。


(C)2012「北のカナリアたち」製作委員会

公開が待ち遠しいですね!

キノ企画レポート!札幌ショートフェスト北海道セレクション

昨日に続き、札幌ショートフェストの話題をご紹介。

シアターキノ20周年を記念し、札幌在住&出身の

優れた作家を紹介した「札幌ディレクターズ」。

最終日の7月27日(金)に開催された札幌国際短編映画祭

(通称・札幌ショートフェスト)の北海道セレクションのレポートです!

多彩な8作品が上映されました。

最初に上映したのは、「GAKI 琵琶法師」。

横須賀令子さんの作品です。

墨絵を使った幻想的なアニメーションで、

音楽と融合した独特な世界観に引き込まれました!

★ちなみに、この横須賀さんの墨絵を使った
松井雅也監督のアニメーション「うごくえこよみ」が、
今年の札幌ショートフェストで上映されます。チェックを!

次は、2008年にサンダンスでも上映された

時代劇ミュージカル「花魁ノ詩」(小川亮輔監督)。

そして、「ナゲイレ」のくつした企画・黒田拓さん。

生け花をモチーフにしたシリアス&コミカルな内容に、

客席からは笑いがこぼれておりました。

また、「注意書き」の児玉潤二郎さん。

作品の経緯を語っておりました。

次は、「告白-Life is cinema」(芳井勇気監督)。

そして、「近すぎる空」のデニス・クインさん。

札幌で今後も活動したい想いを語っておりました。

次は、「おかえりいつか」の渡辺寿宣さん。

小樽を舞台にしたミュージックビデオです。

最後に、「び じょ」の蓑輪俊介さん。

トークの司会役の久保俊哉プロデューサーから

次作への期待が伝えられました。

今回ご紹介された8作は、どれも見応え十分!

機会があれば、ぜひご鑑賞ください。

第7回札幌国際短編映画祭は9月12日(水)~17日(月)。

詳細はコチラです。

札幌ショートフェストの業務試写に参加!

ミュージアム一周年記念イベント

「シネマの風景フェスティバル」(9月1~7日) 

の開催が近づく中、同じく9月の12~17日に行われる

「札幌国際短編映画祭(通称・札幌ショートフェスト)」の

業務試写に昨日、参加してきました!

このイベントは、若手育成、相互理解、平和の創造などを目的に、

ショートフィルムの魅力と可能性を発信する札幌発の祭典。

7回目の今年は、世界93カ国の国と地域から

なんと2723本(!)の応募があったそう。

その中から、選び抜かれた選りすぐりの約80本を上映!

ラインアップを見ると、とにかくバラエティ豊富で

多彩な作品が楽しめることがわかります。

この日は、山岸正美実行委員長(右)と久保俊哉ディレクターが

見所などを説明し、数本の試写が行われました。

途中、「北海道セレクション」部門で上映される

「スノウリバーのシャロン」の杉山りょう監督が登場。

札幌在住の杉山監督は、

「ショートフィルムというジャンルの認識が広まるよう、

今後も制作していきたい」と語ってらっしゃいました。

ショートフィルムの作品同様、このイベント内容も濃いため、

今後、北海道関連を中心に見所をご紹介いたします。

笑い、涙、怒り、悲しみなど人生ドラマが凝縮する

ショートフィルムの世界を、ぜひこの機会にお楽しみください。

イベントの公式HPはコチラです。

李監督の北海道ロケ最新作が始動!

9月1日からのミュージアム開館一周年

記念イベント「シネマの風景フェスティバル」まであと9日!

問い合わせは断然『人間の條件』が多く、関心の高さを感じます。

さて、先日、北海道ロケ最新作のビッグニュースが発表されました!

クリント・イーストウッドの名作『許されざる者』が、

李相日監督、渡辺謙さん主演で、なんと時代劇としてリメーク!

その舞台が、北海道なのです!!

李監督といえば、先日シアターキノでお会いしたとき、

確かに北海道ロケへの意欲を語っていたばかり。

※そのときの詳細記事はコチラ

本当に北海道ロケが実現するとは、嬉しい限りです!

各報道によると、映画の時代設定は米版と同じ1880年。

江戸幕府が崩壊し、明治時代を迎えた北海道を舞台に、

アイヌ先住民と新日本政府との蝦夷開拓の歴史の中で

翻弄される男たちの姿を描くそう。

9月中旬に北海道でクランクイン、来秋に公開予定。

今年11月には、『のぼうの城』、『北のカナリアたち』と

北海道ロケ最新作の公開が続きますが、

来年の楽しみがまたひとつ増えましたね。

もちろん、ミュージアムは李監督最新作を応援いたします!

ブラジルから黒澤ファンがご来館!

今日も暑ーい札幌です。

さて、昨日の閉館間際、熱心な映画ファンの方がお見えになりました。

ポルトガル出身、ブラジル在住の

MARIA HORTONCIA APONSOさんです。

甥と姪のいる静岡県を訪れた機会に、

日本各地を旅しており、札幌にも足を運んだそう。

到着するなり、「・・・・・・・・・KUROSAWA?」との質問が。

なんと、黒澤明監督と大島渚監督のファンとのこと!

ミュージアムに展示する黒澤直筆の手紙に、感激のご様子。

また、大島渚監督と親交の厚かった

故・竹岡和田男さんのこと、このミュージアムの趣旨なども説明すると、

何度もうなずき、興味深そうに館内をご覧になっていました。

黒澤監督の作品では『天国と地獄』がベスト1というマリアさん。

『どですかでん』『デルス・ウザーラ』などもお好きなようですが、

札幌ロケ『白痴』は未見のよう。

「大島監督なら、『少年』が小樽で撮影されてましたよ」というと、

熱心にメモしていらっしゃいました。

と、まるでスラスラ会話したように書きましたが、

お互い片言の英語を駆使してなんとか通じた程度です(笑)

それでも、映画が好きな思いは世界共通!

MARIAさん、またぜひ来てくださいね!

Além disso, por favor venha!