昨日閉幕した札幌ショートフェスト。
16日に行われたアワードセレモニーの様子を
北海道関連を中心にご紹介します。

まず発表されたのが、「クワトロDシネマ」。
これは、来春放送予定のTV番組の監督4人を決める新コンテスト。
※詳細はコチラ
11人の中から選ばれたのは・・・

笹木恵水監督(「約束のネイロ」)、稲田恭平監督(「NEGi」)
小山赤理監督(「Buffet」)、谷英紀監督(「現の軌跡」)です!

さらに、ローソン特別賞に、
島田英二監督(「ポッピングガール」)が選ばれました。
谷監督は欠席でしたが、ほか3人は喜びをコメント。

「私にとって宝物のような作品。嬉しいです」と笹木監督。

「感謝しています」と稲田監督。

「出品して良かったです」と小山監督。
4監督の新しい作品は、来春、放送予定。乞うご期待を!
続いて、アミノアップ北海道新人監督賞に選ばれたのは、
「スノウリバーのシャロン」の杉山りょう監督。

また、札幌市平和賞は「大きな樹」の黒木智輝監督が受賞しました。

そして、初音ミクの札幌誕生5周年を記念して行われた「CGMアワード」。
審査員を務めたマイケル・マリアス監督(「鉄コン筋クリート」)が、
プレゼンターとして登場しました。

優秀賞の「僕はロボット」のsayka監督が
可愛い赤ちゃんと一緒に登壇し、喜ぶ場面も。

最優秀北海道作品賞は、「うごくえこよみ」に決定。

賞状を手にあいさつする松井雅也監督。
北海道在住の横須賀令子さんの描く
墨絵アニメーションが美しい作品でした。
そのほかの受賞作品については公式HPをどうぞ。
ちなみに、フィルムメーカー部門でグランプリに輝いた
ヨハネス・二ホーム監督。

ヨハネス監督は、作品部門に出品した
「ラス・パルマス」も最優秀編集賞を受賞!

「アリガト」という日本語のスピーチに拍手が沸いていました。
また、「ストレンジャー」のソー・ジョン・シン監督。

最優秀女優賞&最優秀学生監督賞に輝き、
審査員の小林武史さんからも「驚いた」と絶賛されていました。
そして、「転校生」の金井純一監督。

最優秀監督賞&最優秀国内作品賞のW受賞を果たしました。
金井監督は、来夏公開予定の柳楽優弥さん主演の
長編作でデビューされるそう!
最終日のN-Aプログラム上映のティーチインでは、
「いつか北海道でも撮りたい」とコメントされていたので、
その日を楽しみにしています!
セレモニーでは、審査員を務めた
クァク・ジェヨン監督(「僕の彼女はサイボーグ」など)、

作家のローラ・アルバートさん(「サラ、いつわりの祈り」原作者)、

映画プロデューサーのニック・ゴールドスミスさん、

音楽家の小林武史さん、

アナウンサーの五十嵐いおりさんが

代わる代わる登壇し、受賞者を発表。
山岸正美実行委員長とともに壇上に並び、
6時間に及んだ審査の充実感、作品の感想などを語りました。

最後は、審査員と出品作家たちの記念写真タイム。

緊張がほぐれたのか、みなさんいい顔されていますね。

さて、6日間にわたって繰り広げられたショートフィルムの祭典。
みなさん、いかがだったでしょうか。
長編映画とは一味違う映像の魅力を味わえ、
新しい才能を発見できる札幌発のこのイベントを、
これからもミュージアムも応援しようと思います!