北海道オールロケ「許されざる者」ポスターをゲット!

「北のカナリアたち」「のぼうの城」と、

北海道ロケの大作が話題となった昨年に続き、

今年も注目作が目白押し!

9月13日に公開される「許されざる者」もそのひとつでしょう。


(C)2013 ワーナー エンターテイメント ジャパン

いち早くポスターをゲットし、コーナーを設けました。

元は、1992年にクリント・イーストウッドが監督・主演し、

アカデミー賞最優秀作品賞ほか4部門に受賞した映画。

オリジナルに感銘を受けた李相日監督が、

アメリカ・西部劇の設定を、日本・時代劇に移し、

渡辺謙さん主演でリメイクするという話題のプロジェクト。

振り返ると、李監督にお会いしたのは

2011年11月のこと。

シアターキノのトークでお話されていた内容は、

まさに、「許されざる者」ロケのことだったんですね。

※その時の記事はコチラ

ロケは2012年9月22日に始まり、11月下旬クランクアップ。

根室、阿寒、知床、上川町などオール北海道で作られました。


(C)2013 ワーナー エンターテイメント ジャパン

昨年10月のオフィシャルコメントも入手したので、

随時ご紹介します。

9月13日の公開が待ち遠しいですね!


(C)2013 ワーナー エンターテイメント ジャパン

作品の公式サイトはコチラ

コトニ夢映画制作プロジェクト記者会見!脚本&サポーターを募集

ミュージアム理事で、シアターキノ代表の中島洋さんが

理事長を務めるNPO法人コミュニティシネマ・札幌によって

2005年から続く「子ども映画制作ワークショップ」をご存じですか。

札幌市内の地域を舞台に、中学生が短編映画を作り、

その成果を無料上映して発表する という取り組みです。

2011年は発寒地区、12年は円山地区で行われ、

完成した短編映画DVDがミュージアムに寄贈されてもいます。

そうしたこれまでの経験の集大成として、なんと、

劇場公開映画を作ることになりました!

舞台はズバリ、西区の琴似地区。

活動の中心はもちろん、中高生です。

昨日29日、その記者会見が行われたので、レポートします。

参加したのは、「コトニ夢映画製作プロジェクト」

実行委員長を務める久住邦晴さん(くすみ書房代表、写真中央)

副実行委員長の中島さん(右)、事務局の長野円さん(左)。

会見では、プロジェクトの経緯が説明され、

●3月15日までに脚本を市民公募すること

●制作予算600万円のため、サポーター(1口3000円)を募ること

などが発表されました。

詳しいスケジュールやスタッフなどは、

4月上旬の製作発表会見で発表するそう。

プロジェクトは、過去の活動による手応えから、

中島さんが琴似地区に呼び掛けたのがきっかけ。

「地域コミュニティと中高生による劇場公開映画製作は、

世界でも例がないはず。

2014年の札幌国際芸術祭を応援し、

札幌の未来を作る中高生に投資する気持ちで

市民の方のサポーター応募をお願いしたい」と中島さん。

琴似地区の商店街や町内会などで作る

「土曜はコトニ」実行委員会世話人代表でもある久住さんは

「琴似が映画に出ることを考えるだけでワクワクする。

琴似を広くアピールし、人が集まる効果も期待したい」と話していました。

脚本応募、サポーターなどの詳細は公式サイトへ⇒コチラ

ロケ地の宝庫・北海道の子どもたちによる

“夢”のような映画プロジェクトへ、ぜひご支援を!

「ハーブ&ドロシー」の札幌出身・佐々木監督を応援!

「ハーブ&ドロシー」というドキュメンタリー映画をご存知ですか?

慎ましい生活をしながら、約30年をかけて、

2000点超の現代アート作品を買い集めた

ニューヨーク在住の老夫婦に迫り、

世界各地で人気を集めた作品です。

この映画の監督を務めた佐々木芽生さんは、札幌出身!

※ミュージアムの北海道出身者監督リストにも、

ちゃんとお名前を明記させていただいてます。

高校の同窓生を中心に、「監督と作品を応援しよう!」

という活動が進んでおり、その一環として

2月4日(月)午後7時~札幌プラザ2・5で

無料上映会が行われます。

監督も来場予定!

定員は376人、下記サイトでお申込みを。

https://sites.google.com/site/hd50x50fund/event_sapporo_02

関連チラシもミュージアムに置いておりますので、

ぜひお持ち帰りください。

全世界で感動を呼んだという「ハーブ&ドロシー」。

実はその続編が、4月13日からシアターキノで公開予定。

地元ゆかりの監督が作ったドキュメンタリーを

ぜひ出身地・札幌でも応援しましょう!

作品公式サイトはコチラ

2月2日公開の「きいろいゾウ」脚本の片岡さんは札幌出身!

2月2日に全国公開される『きいろいゾウ』

作家・西加奈子の人気小説を、

廣木隆一監督が映画化したラブストーリー。

向井理さんと宮崎あおいさんが

初共演ということでも注目を集めています。

この脚本担当のひとり・片岡翔さんは、札幌出身!

以前、シアターキノでのイベントを取材させていただいたり、

ミュージアムのインタビューにもご協力いただきました。

道産子の活躍を応援する意味でも、

ぜひ劇場へ足をお運びください!

※映画の公式サイトはコチラ
※ミュージアムのインタビュー記事はコチラ
※片岡監督の作品や活動は、「Nekome Film」へ

オトン最新号でご紹介いただきました

1月15日に発売された「O.ton(オトン)」51号、

もうお読みになりましたか?

映画特集の中で、ミュージアムをご紹介いただきました!

ありがとうございます。

ちなみに、特集インタビューに登場する

カメラマンの細谷哲男さんもミュージアムの仲間です。

ほかにも、往年の札幌の映画館地図があったり、

映画ファンには嬉しい内容。

ぜひお手に取ってみてください。

函館K・Hさんの『夕陽の丘』の思い出

まだまだ寒さが厳しく、春が待ち遠しい札幌です。

さて、本日は一般の来館者をご紹介。

函館からお越しのK・Hさん(左)と、お友達のH・Kさんです。

コンサートを観にいらして、偶然ミュージアムに入ったそう。

このK・Hさん、館内を見学して、少し興奮気味に

「『夕陽の丘』の資料はありませんか?」との質問。

聞くと、1964年の函館ロケ時にエキストラで参加したそう!

ロケ場所は、今も老舗デパートとして親しまれる棒二森屋前。

野次馬の中にいたのを、スタッフに声を掛けられ、

通行人としてカメラの前を歩いたのだとか。

「私はうすいピンク色のコートを着て、ネギを持っていたはず」

という言葉に、一同思わず爆笑!

なぜ、ネギを?

「10代の当時、住み込みで働いていて、

うどんの具材にと朝市でネギを買った帰りだったのヨ」と

思い出し笑いのK・Hさん。

なるほど。

ネギ一本にも、青春の記憶が詰まっているのですね。

公開時、函館にあった日活館に友達と足を運び、

主演の石原裕次郎さんの後ろをスッと通る

自分の姿を見て、大喜びしたそう。

ところが約半世紀が過ぎ、

市販のビデオを見直したところ、

なぜか登場シーンがカットされていたのだとか。

「もう一度見てみたいわ・・・」と懐かしげなK・Hさん。

いつか再び、“幻”のシーンを観ることができるといいですね。

日本アカデミー賞に北海道ロケ作品が!

今年も、さまざまな映画賞発表の季節になりましたが、

昨日発表された日本アカデミー賞優秀賞で、

北海道ロケ『北のカナリアたち』と『のぼうの城』が

優秀作品賞&優秀監督賞を受賞しました!


(C)2012「北のカナリアたち」製作委員会


(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

阪本監督はサインをいただき、稚内でのトークイベントに参加


※関連記事はコチラ

犬童・樋口両監督はミュージアムにご来館くださったりと、


※関連記事はコチラ

応援させていただいたので、嬉しさもひとしおです。

さらに、両作品の各賞は次の通り。


(C)2012「北のカナリアたち」製作委員会

『北のカナリアたち』
優秀脚本賞/那須真知子
優秀主演女優賞/吉永小百合
優秀助演男優賞/森山未來
優秀助演女優賞/満島ひかり
優秀音楽賞/川井郁子
優秀撮影賞/木村大作
優秀照明賞/杉本 崇
優秀美術賞/原田満生
優秀録音賞/志満順一
優秀編集賞/普嶋信一


(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

『のぼうの城』
優秀主演男優賞/野村萬斎
優秀助演男優賞/佐藤浩市
優秀音楽賞/上野耕路
優秀撮影賞/清久素延/江原祥二
優秀照明賞/杉本 崇
優秀美術賞/磯田典宏/近藤成之
優秀録音賞/志満順一
優秀編集賞/上野聡一

また、『幸福の黄色いハンカチ』『遙かなる山の呼び声』など

北海道ロケの名作を数多く監督した山田洋次監督が

協会栄誉賞に選ばれました!おめでとうございます!

3月8日(金)の授賞式で、最優秀の授与も行われます。

というわけで、今年も楽しみが尽きないミュージアムです。

※アカデミー賞の詳細はコチラ

27日放送UHBドラマ「バッケンレコードを超えて」のドキュメンタリー

北海道文化放送(UHB)開局40周年記念ドラマ

「バッケンレコードを超えて」

27日(日)の放送が近づき、

楽しみにしている方も多いと思います。

ストーリーは、練習中の事故で大けがを負い

記憶を失ってしまうスキージャンパーと、

自分の名前も忘れてしまった彼を愛し、信じ続け、

奇跡の復活を献身的に支える恋人との

真実の愛を描く・・・というもの。

主演は比嘉愛未さん。

福士誠治さん、手塚理美さん、陣内孝則さんをはじめ

大泉洋さん、里田まいさん、

中井貴一さんなど豪華共演陣も見どころ。

昨年冬、北海道各地でロケを行ったそうです。

ドラマの基になった実話は、同じくUHBが

2008年、ドキュメンタリーとして制作。

第17回FNSドキュメンタリー大賞を受賞しました。

このドキュメンタリーが、ミュージアムで視聴できます!

オープン時、UHBさんから寄贈していただいておりました。

ドラマの前に、もしくは、ドラマの後に。

ぜひこちらもご鑑賞ください。

* * *

ドラマ「バッケンレコードを超えて」
2013年1月27日(日)16時5分~17時20分
公式サイトはコチラ