昨日は第3土曜日、ミュージアムの恒例イベント
「北のシネマ塾」が開催されました。
2013年前期4回目のこの日は、「居酒屋兆治」がテーマ。
トーク担当は小田原賢二理事。
この日は初参加や常連さんなど、20人超が参加くださいました。
小田原理事は、それまで
ヒーロー役や大立ち回りが多かった主演の高倉健さんが、
今作で初めて一般庶民を演じたことを説明し、
「健さんファンの中には好き嫌いがあるが、
私は等身大で好きな作品です」と紹介。
さらに、主人公・兆治のモデルとなった
東京の居酒屋「文蔵」の主人・八木方敏さんと知り合いで、
「人一倍思い入れがある」と取り上げた理由を説明。
「映画で描かれる兆治の人生は、八木さんの人生そのもの。
映画の常連客も、モデルの店の独特の雰囲気そのもの」と話し、
山口瞳さんの原作と映画の違い、
函館ロケが実現した製作経緯や
撮影のウラ話などを、細かく解説しました。
さて、次回の「北のシネマ塾」は、
5月18日(土)午後2時~
テーマは「地の涯に生きるもの」。
どうぞお楽しみに!