7月からの企画展は「炭鉱と鉄道」!

いよいよ本日で6月も終わり。

明日から7月となり、2013年の後半が始まります。

ということで、ミュージアムの企画展も衣替え!

昨日29日、理事や学生さんたちの協力のもと、

展示の入れ替え作業をしました。

後期の企画展テーマはズバリ、「炭鉱と鉄道」!

北海道の近代化を牽引した「炭鉱」と「鉄道」に関する

映画資料やグッズを集めていたのです。

さっそく、前期の「馬と開拓」資料を片づける小田原賢二理事。

黙々と作業に集中しています。

そこへ、和田由美理事と喜多義憲副理事長が合流。

喜多副理事長は、お宝グッズを届けてくれました。

さらに、岡田紀子理事の姿も。

キネマ旬報を整理・・・あれ?ちゃっかり読んでません?

映画ファンの皆さん、映画資料とあらば、つい熱中しちゃいますよね。

資料をほぼ用意くださった高村賢治理事、

映画好きの木村一博理事、佐々木純副理事長も!

北海学園大のY君やAさんの協力もあり、作業はどんどん進みました。

そうして約6時間掛かって入れ替え作業は終了。

最後にはみなさんクタクタのご様子でしたが、

これでミュージアムも気持ちよく2013年後期を迎えられそうです!

その全貌はコチラ!

どんな作品、展示物があるかは、ぜひ直接お確かめください。

JR北海道様からお借りしたものもあり、

見た目にも楽しい遊び心ある企画展になりました。

今後、もう少し充実させる予定ですので、乞うご期待!

企画展「炭鉱と鉄道」は12月末までの予定です。

アド・ミュージアム東京の学芸員さんがご来館!

23日(日)、アド・ミュージアム東京学芸員の

坂口由之さん(写真左)がご来館くださいました。

当日の当番は佐々木純副理事長。

声をかけたところ、「あーっ佐々木さん・・・!」と驚いた様子。

なんと、二人は旧知の間柄。

坂口さんは、電通北海道支社(現・北海道電通)の

クリエイティブディレクターとして、

佐々木副理事長が以前勤めていたUHBの

広告制作を担当していたのです。

当時、東京芸術大学の学生だった日比野克彦(現代美術家)の

ダンボール素材のビジュアルでポスターを作り、

現在UHBの赤いロゴマークの制作など、

「ひげ坂さん」の愛称で知られる元広告クリエイター。

北海道広告協会賞など、道内の広告各賞を何度も

受賞している方なんです。

坂口さんが現在勤めている「アド・ミュージアム東京」は、

江戸時代、日本最初のチラシ広告といわれる越後屋(現三越)の

「引札」など、日本の広告のルーツをわかりやすく紹介。

民放テレビ誕生のころのCMなど、懐かしく、

貴重な映像も楽しむことができるのだとか。

我々のミュージアムと共通する、大衆文化の施設といえそうです。

今回は母親の法事で来札し、たまたま来館。

「ミュージアムという文字に惹かれて寄ってみたら

佐々木さんがいるなんて…」と喜び、

一緒に仕事をしていた頃の思い出で旧交を暖めていました。

「上京した際はぜひアド・ミュージアム東京も訪ねてください!」と

お話されていました。

アド・ミュージアム東京の公式サイトはコチラです。

後期の企画展に向けて準備中!

今年から始まった企画展「シネマの風景 北の歴史編」。

1~6月は、「馬と開拓」をテーマに資料を展示し、

トークイベントなどを開催しました。

7月からは、テーマを変更。

現在、その展示物の準備中です。

その一部をご紹介。

さらには、こんな資料も。

テーマ、分かりますでしょうか?

答えは、7月1日に!

さっぽろ村ラジオに出演しました!

昨日26日(水)の正午、東区にある地域FM

「さっぽろ村ラジオ」(81.3MHz)に出演しました。

「かずえママ」こと樫田一恵さんの番組「シネマに恋して」で

上半期の公開作で、印象に残った映画についてお話させていただきました。

私(学生スタッフ・木屋拓真)は

『横道世之介』、『きっと、うまくいく』、『ライフ・オブ・パイ』等を

お気に入り映画として紹介しました!

『横道世之介』に出演された

綾野剛さんの話題も出ましたが、

26日の北海道新聞・朝刊にも

「そこのみにて光輝く」についての記事が

掲載されていましたね。

今後もブログやラジオで

北海道ロケ映画の情報をたくさん

発信していきますのでお楽しみに!

 

TSUTAYA札幌琴似店に北海道ロケコーナー出現!

夏至が過ぎ、本格的な夏到来の札幌です。

さて、映画好きならきっと訪れたことがあるレンタルショップ。

そのTSUTAYA札幌琴似店に先日、

北海道ロケを紹介するコーナーが登場しました!

タイトルは「北海道を映画で元気に!」。

「探偵はBARにいる」「北のカナリアたち」をはじめ、

「遥かなる山の呼び声」や寅さんシリーズなどがズラリ。

さらに、このミュージアムのパンフも置いてくださってます。

どうもありがとうございます!

実はこのコーナー。

TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

エンタテイメント事業本部FC本部北海道支店の

木村仁支店長が中心となって企画。

木村支店長とは、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭を縁に

知り合い、今回のコーナー設置の協力につながったのです。

お会いした時からの合言葉が「北海道を映画で元気に!」。

それはミュージアムの趣旨にもつながるもの。

ぜひ一緒に、北海道を盛り上げることができればと思います。

剣淵ロケ「じんじん」の上映が広まっています

ミュージアムでも特設コーナーを設置して

応援中の剣淵ロケ「じんじん」。


※展示は6月末までの予定です

この映画は、各市町村や県、などで実行委員会を立ち上げ、

各地で上映していく「スローシネマ」という方式を採っています。

現在、札幌ではシアターキノ、シネプレックス旭川で上映中ですが、

この上映方式で道内外各地での上映会が広まっているようです。

遠別、士別、江別、中札内、滝川、紋別、池田、網走・・・

映画館のない地方のまちでも、

映画を観る機会があるというのは大切なことですよね。

上映の詳細は、公式サイト(コチラ)の「上映情報」をチェック。

お近くのまちで上映の際は、ぜひ足をお運びください。

富良野ロケのドラマ「風のガーデン」人気

小雨の昨日、神戸から旅行中のご夫婦がお見えになりました。

奥様が鑑賞されたのが、富良野ロケのこのドラマ。

フジテレビ開局50周年記念として2008年に制作された

倉本聰さん脚本の「風のガーデン」です。

中井貴一演じる余命わずかな医師が、

絶縁状態になっている富良野に住む家族の元に戻るまでの物語。

ドラマのために旭川の上野ファームさんが設計し、

富良野に作られたブリティッシュガーデンの美しさも評判になりました。

連続ドラマのため、あらすじを説明して、

前半と後半をご鑑賞されましたが、

「素晴らしいドラマですね。ロケ地にもいつか行ってみたいです」と

喜んでくださいました。

しかもこの後、別なサラリーマンのお客様も、

「このドラマ好きなんです」と最終回だけご鑑賞。

『北の国からシリーズ』『優しい時間』に続く

「富良野三部作」第3弾とされる「風のガーデン」の人気を感じました。

ちなみにミュージアムにはこんな展示物も。

倉本さんファンも、富良野好きの方も、

ぜひ一度お越しください。

石森史郎コレクションが充実!

羽幌出身のシナリオ作家・石森史郎さん。

「約束」(1972年)、「青春デンデケデケデケ」(92年)

「あの、夏の日-とんでろ じいちゃん」(99年)など

多くの映画・ドラマの脚本家として知られていますが、

彼の台本や演劇チラシ、資料などの寄贈がありました。

お持ちくださったのは、弟の石森俊彦さん。

もう三度も足をお運びくださっています。

どうもありがとうございます!

かなり充実してきた石森コレクション。

近々、まとめて展示しようと思いますので、

どうぞお楽しみに!