企画展「漁業と歴史的遺産」より⑤~網走ロケ「北海の虎」

ミュージアムの企画展「漁業と歴史的遺産」特集第5回!

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今回取り上げるのはこの映画。

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網走ロケ『北海の虎』(53年、田中重雄監督)です。

カマボコ工場を舞台にした、藤田進さん主演の人情活劇。

3月の「北のシネマ塾」で、

高村賢治理事がトークした作品でした。

ミュージアムには、ロケ時の新聞記事などを所蔵。

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当時の人気ぶりがわかり、非常に面白いですヨ。

シネマ塾にご参加できなかった方も、

ぜひポスターを見にミュージアムまで足をお運びください。

企画展「漁業と歴史的遺産」より④~函館ロケ「硝子のジョニー 野獣のように見えて」

ミュージアムの企画展「漁業と歴史的遺産」を

もっと楽しむ特集4回目!

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今回ご紹介するのは、こちら!

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函館ロケ『硝子のジョニー 野獣のように見えて』

(62年、蔵原惟繕監督)です。

タイトルと同名のヒット曲を持つアイ・ジョージのほか、

日活スターの芦川いづみ、宍戸錠が出演。

自分の居場所を探し、さすらう男と女の物語です。

ヒロインの娘(芦川)が働くのは、稚内の昆布採りの浜辺。

そこへ人買いの秋本(アイ)が現れ、ドラマは始まります。

昆布といえば、函館ロケ『海猫』(2004年、森田芳光監督)は、

昆布漁師(佐藤浩市)に嫁いだ女性(伊東美咲)のストーリーでした。

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どちらの女性も不幸な境遇に身を置く設定。

浜辺に漂うあの昆布の香りは、

どこか切ない雰囲気を醸し出すのかもしれません。(アラタメ)

企画展「漁業と歴史的遺産」より③~函館ロケ「蟹工船」

ミュージアムの企画展「漁業と歴史的遺産」特集第3回!

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今回はこちら。

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函館ロケ『蟹工船』(53年、山村聰監督)をご紹介。

言わずとしれた小林多喜二の同名小説の映画化。

カニ缶作りの船内を舞台に、

劣悪な環境で働く労働者の闘争を描いています。

ロケ当時について、ミュージアムの礎を築いた

故・竹岡和田男さんは著書「映画の中の北海道」

(北海道新聞社)でこう書いています。

* * *

ロケハンに来た山村監督の緊張した表情を覚えている。(中略)「俳優は頼まれてやるのだけれど、監督は自分でやりたいものをやるのだから大変で・・・」。(中略)出港の場面が原作どおり函館でロケされ、船上の操業実写シーンは、戦後初出漁のカニ工船・東慶丸にカメラマンが乗り込んで撮影した。

* * *

この工船によるタラバガニ漁業は73年に終了。

映画は、貴重な映像資料でもあります。

ちなみに、「蟹工船」は2009年、

松田龍平さん主演でリメイクされているので、

見比べてみるのも一興かもしれません。(アラタメ)

今日は「北のシネマ塾」です!

本日午後2時からは、

ミュージアム恒例のイベント「北のシネマ塾」。

佐々木純理事長が、「ジャコ萬と鉄」を取り上げ、

「ニシン漁とヤン衆」と題してトークします。

当日参加OK、もちろん参加無料。

どうぞお気軽にお越しください!

企画展「漁業と歴史的遺産」より②~増毛ロケ「魚影の群れ」

ミュージアムの企画展「漁業と歴史的遺産」を

もっと楽しむ不定期連載第2弾!

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今回ご紹介するのは、

増毛ロケ『魚影の群れ』(83年、相米慎二監督)です。

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大間に住む頑固なマグロ漁師(緒形拳)とその娘(夏目雅子)、

恋人(佐藤浩市)らの間で展開する人間ドラマ。

この作品の重要な設定が「マグロ漁」!

特に劇中、マグロの発見から死闘の末、

見事仕留めるまでの一本釣りの様子は見応え十分。

また、増毛町のロケ地となった旧「旅館富田屋」は、

北海道遺産にも選ばれている歴史的建造物。

映画を観れば、きっと増毛のロケ地に行き、

海の男の世界に思いを馳せたくなることでしょう。(アラタメ)

「野のなななのか」公開記念レセプション

大林宣彦監督の芦別ロケ作品「野のなななのか」が10日、

道内で先行公開されました。

前日の9日夜には中央区の「パンテラネグラ」で

製作委員会主催のレセプションが開かれ、

大林監督、常盤貴子さん、品川徹さんが来てくれました。

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「スターダストプロモーションの治外法権女優」を自任する常盤さんは、

通常なら許されないであろう参加者のカメラの列にも

「すんごいカメラ。いい顔しまーす」と、笑顔で応えてくれました。

20年来の念願だった大林監督作品への出演について、

「20年前、雑誌のインタビューで大林監督と黒沢明監督の

映画に出たいって話しました。恐れ多くて言えませんが、と

前置きしているのが私の偉いところ。謙虚でしょ」と

茶目っ気たっぷりに語ってくれました。

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大林監督も「貴子ちゃんも普通の人として、とてもチャーミング」と応じ、

「私がいちばん学ぶのは普通の人が普通に生きている姿。

芸術家は暮らしの役に立たなくてはいけないんです」と話してくれました。

さらに「映画は作る、見る、語り合うことで、疑問を持ったり感動したりして、

学校になります。映画と出合うことで日本を学び、

平和な未来を作っていくきっかけになれば」と呼び掛けました。

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旭川出身の品川さんが「定時制高校に進んで、

でも芝居をやりたいと上京しました。農家だったけれど

おやじが4年間仕送りしてくれました」と振り返ると、

大林監督も「親孝行できたね」と笑顔を応じていました。

最後に3人でケーキに入刀し、

「これから全国へ、全世界へ」(大林監督)と誓いました。

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17日の「北のシネマ塾」は「ジャコ萬と鉄」!

ミュージアムの月イチイベント「北のシネマ塾」。

今月17日(土)は、「ジャコ萬と鉄」!

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「ニシン漁とやん衆」をテーマに、佐々木純理事長が語ります。

午後2時から、参加無料。

どうぞご参加ください!

中城ふみ子の故郷・帯広レポート!

以前、このブログで帯広出身の歌人で、

帯広・札幌ロケの映画「乳房よ永遠なれ」のモデルとなった

中城ふみ子さんをご紹介しました。

※当時の記事はコチラ

先日、彼女の故郷・帯広にある歌碑を訪れたのでご報告します。

場所は、中心部にある緑ヶ丘公園。

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歌碑は、百年記念館と帯広美術館の間、

散策路のそばに建立されています。

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歌碑にはこう刻まれています。

母を軸に子の駆けめぐる原の晝

木の芽は近き林より匂ふ

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この園内には、かつて世界一長いベンチとして

ギネスブックに掲載された「400メートルベンチ」や

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六花亭が寄贈した「百年の鐘」などがあります。

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ゆったりと緑を眺めながら、ふみ子さんの歌に

思いを馳せてはいかがでしょうか。

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ちなみにもう一か所、

帯広市護国神社境内にも歌碑があるそう。

映画のロケ地含めてゆかりのスポット巡りも良いですね!

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