9月、札幌で「キューバ映画祭」ファイナル!

今年も9月6日(土)&7日(日)、

札幌で「キューバー映画祭」が開かれます!

昨日30日、実行委員会の都築仁美さんが

出来上がったばかりのポスター&チラシを

持ってきてくれました。

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ありがとうございます!

2009年から7回目を数えるこのイベントは、

残念なことに今年で〝ファイナル〟。

今回の見どころを伺うと、

「『セルヒオの手記ーユートピアからの亡命』という作品は、日本初上映!キューバ映画史上ナンバーワンとされる『低開発の記憶ーメモリアスー』のある意味続編です」と都築さん。

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さらに、「音楽を中心にした作品もあれば、社会批判的なシリアスなものもあり、幅広い方に楽しんでもらえるはず。見応えのある内容をぜひ堪能してください!」とおっしゃってました。

個人的には、以前に上映され人気だった

「チコとリタ」のアンコール上映もチェックしたいところ!

イベントの翌週には、同じく札幌プラザ2・5で

我々ミュージアムの映画上映会もあります。

芸術の秋、ぜひ狸小路でお楽しみください!

※キューバ映画祭の公式サイトはコチラ

8月30日から「北海道フィルム・アートフェスティバル」!

現在開催中の札幌国際芸術祭に関連し、

8月30日(土)から9月5日(金)まで、シアターキノで

「北海道フィルム・アートフェスティバル」が開催されます!

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函館ロケ「海炭市叙景」をはじめ、

北海道ゆかりの監督の最新作や

シンポジウム、道内作品のコンペなどが行われるそう。

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多彩な内容に、期待が高まります!

詳細はコチラ

北海道から世界に羽ばたく才能を、

このイベントでぜひお楽しみください。

苫小牧ロケ最新作!「NORINTEN農の神と呼ばれた男 稲塚権次郎物語」

今年は北海道ロケが豊作の年ですが、

またもや嬉しいニュースが。

苫小牧で、映画のロケが行われたとのこと。

タイトルは、「NORINTEN(ノーリンテン)

農の神と呼ばれた男 稲塚権次郎物語」。

何でも、富山県出身の農学者の生涯を描く内容だそう。

監督の稲塚秀孝監督は、

故郷の苫小牧市をアピールしたいと撮影したとか。

稲塚監督は、佐藤泰志のドキュメンタリーも作り、

以前、先行上映で札幌にお越しになりました。

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撮影は、苫小牧東部地域で行われたそう。

「のぼうの城」以来、4年ぶりとなる苫小牧ロケ。

来秋の公開が楽しみですね!

札幌ロケ「この砂赤い赤い」エキストラ&サポーター募集!

現在開催中の札幌国際芸術祭に関連し、

札幌市資料館を舞台にしたショートムービー

「この砂赤い赤い」を作る企画が進行中!

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題材は、知里幸恵さんが編訳した

「アイヌ神謡集」の一編だとか。

監督は「壁男」の早川渉さんです。

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ということで、エキストラ&市民サポーターを募集しています。

29日(火)には、宮の森美術館でロケがあるそうです。

詳細はコチラ

スクリーンの世界へ飛び込むチャンス!

お問い合わせはシアターキノ(011-231-9355)へ。

紋別ロケ「私の男」ロケ地巡り!

映画「大地の侍」紋別上映会の帰り道、

せっかくの機会なので、

紋別ロケ「私の男」(熊切和嘉監督)の

ロケ地に足を運びました。

と言っても、バスの乗車までわずか1時間。

駆け足の旅でした。

紋別市立博物館から

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坂を下り、海へ向かって歩くこと10分。

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到着したのは、「船着場」。

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すぐ近くの「漁港」を含めて、紋別シーンの

クライマックスに至る重要な場面に登場します。

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オホーツク海は、映画が撮影された冬の海とは違う

穏やかで、気持ちよい表情を見せていました。

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そこから氷紋の駅へ向かって徒歩10分、

「バスターミナル」に到着します。

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ここも、その船着場の前に登場します。

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まだまだ行きたい場所がありましたが、

今回はここでタイムアップ。

少しでしたが、この紋別の街に身を置くだけでも、

登場人物たちの思いを馳せることができました。

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(C)2014「私の男」製作委員会

 

さらには、冬、寒さの厳しいこの街でロケを行った

熊切監督たちスタッフの熱意も感じました!

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ロケ地マップはミュージアム館内に展示中!

映画の後は、ミュージアム&紋別へどうぞ。

「大地の侍」紋別上映会レポート!

20日(日)、紋別市で行われた

「大地の侍」上映&小檜山博館長の講演会。

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当日の模様を写真でご紹介します!

* * *

この日の紋別は快晴!

会場となった紋別市文化会館も青空に包まれています。

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午後1時からのスタートに合わせて、

町民の方々が続々お越しくださいました。

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一体何人集まっていただけるだろう・・・と

ワクワクドキドキでしたが、結果、

約120人の方々にご参加いただきました!

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そもそも、今回のイベントは

紋別市市制施行60周年記念として企画。

その趣旨は、「大地の侍」の原作者・

本庄陸男の功績を振り返ること。

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と言うのも、彼は少年期を紋別・上渚滑で過ごし、

その経験が創作の原点とも言われているのです。

そこで、まずはミュージアム館長で作家の小檜山博が、

「本庄陸男の現代文学における功績」と題して講演しました。

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小檜山館長は、開拓農家で育った自身の半生と、

幼くして紋別で開拓作業に従事した本庄の生い立ちを重ね合せ、

「渚滑で百姓を手伝わなかったら、小説「石狩川」は生まれなかった。

渚滑の風土が、彼の精神風土に沁み込んでいる」と説明。

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そして、東京で文芸活動を共にした

川端康成や谷崎潤一郎らの名を挙げ、

「本庄は彼らと同じレベルにいた作家だ」と力説。

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自身の著作「出刃」にも触れ、

「本庄は『石狩川』で開拓の希望を描いたけれど、

40年後、自分は離農を描くしかなかった。

今の状況を本庄が知ったらどう思うだろう」と語り、

「まずは原作を読んでほしい」と呼びかけました。

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その後、映画「大地の侍」が上映されると、

スクリーンに映し出された開拓の物語を

お客様は感慨深げに見つめていらっしゃいました。

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* * *

ということで、大変好評のうちに終了した上映会。

アンケートも行ったので、感想も随時ご紹介します!

ちなみに8月10日(日)まで、

紋別市博物館では特別展「本庄陸夫男と大地の侍」を開催中!

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本庄の人生や文学活動、映画「大地の侍」についても

よくわかる展示内容ですので、

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

(お問い合わせは博物館 0158-23-4236)

映画「大地の侍」は、9月13日(土)、

札幌プラザ2・5でも上映致します!お見逃しなく。

「シネマの風景 特別上映会」のチラシができました

9月に開催するイベント

「シネマの風景 特別上映会」のチラシができました!

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「挽歌」の久我美子さんのアップが目を引きますね!

すでにミュージアムに置いてあるほか、

今後、市内各所で配布していただく予定です。

※もし、「置いてもいいよ!」という施設・場所があれば、

どうぞメール(kitaoeizo2011@yahoo.co.jp)などでご連絡ください。

おひとりでも多く、ご興味ある方に届きますように。