9月27日は「別離」上映会

来月は映画の上映イベントが続々!

我々ミュージアムの

「シネマの風景 特別上映会」(13日)のほか、

札幌ショートフェスト、キューバ映画祭・・・

そして、27日(土)には、

イラン映画「別離」が札幌プラザ2・5で上映されます。

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アカデミー賞外国語作品賞の受賞作!

見逃した方も、一度観た方も、この機会にぜひ。

お問い合わせは札幌映画サークル(011-747-7314)へ。

むかわ町の「田んぼdeミュージカル」などが韓国の映画祭へ招待!

嬉しいニュースがありました!

むかわ町穂別地区の高齢者の方々が

作っている映画4作品が、

第7回ソウル老人映画祭に正式招待されたそう!

おめでとうございます!

むかわの映画といえば、

「田んぼdeミュージカル」が有名ですが、

その後も毎年のように映画を作り続けています。

以前、メンバーの方からご寄贈いただき、

作品はミュージアムで鑑賞いただけます。

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映画祭は9月24日~27日に開催。

現地の方からどんな感想が飛び出すのか。

現在、第5弾も準備中のむかわのみなさん。

ますますパワーアップしそうですね!応援!!

10月に日本映画名作祭!高峰秀子出演3作を上映

毎年恒例の「日本映画名作祭」が、

10月23(木)・24日(金)、ちえりあで開催されます。

今年は、函館出身の高峰秀子さん出演作が3本も。

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「煙突の見える場所」(1953年、五所平之助監督)
「この広い空のどこかに」(54年、小林正樹監督)
「名もなく貧しく美しく」(61年、松山善三監督)

このほか、新藤兼人監督の代表作「裸の島」もラインアップ。

そして、両日午後3時からは、

松竹でプロデューサーを務めた楢部一視さんが登場!

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「日本人も映画も若かった」と題して講演します。

以前、ミュージアムにもご来館くださいました。※当時の記事はコチラ

イベントチラシはミュージアム館内に掲示中。

お手伝いの学生さんが作ってくれたPOPもチェックしてください!

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お問い合わせは、札幌映画サークル(011-747-7314)へ。

士別のカーボン式映写機、ついに到着!

一年がかりで準備を進めてきた士別旧テアトル銀映のカーボン式映写機「富士セントラルF7型」が25日、遂に北の映像ミュージアムに到着しました。

当日は東京から映写機メンテナンスの二大職人の一人、加藤元治さんがわざわざ応援に駆け付けてくれました。流石の熟練の技で士別での解体の早い事、札幌に到着してからの再組立てのまた早い事。

作業はまず、スタンドを立て、

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音響部とミシンを取り付けます。なかなか重い部分です。

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あっという間に進むので全て記録しきれません。興味津々で見る面々。

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ランプハウスを組んでほぼ完成!

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しかし、これだけでは終わりません。引っ越してきた映写機には、加藤さんが素 晴らしい再生を施してくれました。ご覧になりたい方はミュージアムまで。

帯広で企画展「十勝に映画館がたくさんあった頃」

いま、帯広で、映画好きにはたまらない

イベントが開催されています。

ズバリ、「十勝に映画館がたくさんあった頃」!

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この味のある看板を見ただけで、ワクワクしますよね!

会場には、長く映画看板師として活動された

飯田和幸さんによる映画看板のほか、

十勝管内にかつて存在した映画館の

懐かしい写真パネルなどを多数展示しています。

開催期間は9月15日(月)まで。

会場は帯広百年記念館です。

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ぜひ足をお運びください!

※イベント詳細はコチラ

「北海道フィルム・アートフェス」特集⑦~子ども映画制作WS5作品!

「北海道フィルム・アートフェスティバル」

(8月30日~9月5日、シアターキノ)特集、

最終回はコチラ!

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子ども映画制作ワークショップ(WS)

5作品の一挙上映です。(写真は「命の樹」)

このWSは、シアターキノの中島洋さんが、

中学生を対象に2005年から実施した短編映画作りのこと。

札幌市内の文化資産や憩いの場所をロケ地に、

キャスト、スタッフすべてを中学生が担当しています。

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そして、この活動の〝集大成〟が、

このイベントでも上映される『茜色クラリネット』なのです。

今回上映される5作品はこちら。

「僕らの魔法の学校」(ロケ地/モエレ沼公園)
「夏の自由な研究」(大通公園)
「Page One」(芸術の森)
「見えなかった幸せ」(狸小路商店街)
「命の樹」(発寒地区)

ファンタジーあり、サスペンスあり・・・。

中学生だからといって侮ってはいけません!

きっと観客の心を刺激するものがあるでしょう。

ぜひ会場へ!

* * *

子ども映画制作ワークショップ5作品一挙上映
8月30日(土)18:50~20:45
会場:シアターキノ
詳細はコチラ

「北海道フィルム・アートフェス」特集⑥ ~北海道作家コンペ・表彰式

30日(土)から始まる

「北海道フィルム・アートフェスティバル」。

特集6回目の今回は、

北海道作家のコンペ・表彰式についてお伝えします。

このコンペは、道内に住む作家さんが、

2011年8月~2014年7月までに作った計14作品が対象。

「私の男」などで知られる熊切和嘉監督が審査し、

グランプリ・特別賞・奨励賞を決まるといったものです。

上映するA・B・C・Dの各グループを紹介します。

●Aグループ

・1981-2001(2013/古跡哲平/5分)
・スピスピレムリ(村田祐樹/2012/5分)
・ファンクラブ(箱崎華/2014/15分予定)
・スターゲイザー(津山昌徳/2014/15分)2014VER
・僕らの興味期限の夏(福田さとみ 他/2012/34分)

この中で、私が注目している作品を二つご紹介!

一つ目は、古跡さんの「1981-2001」です。

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古跡監督は、兵庫県出身ながら北海道を中心に活動。

この作品は、作家自らの記念写真を基に作ったもの。

東京の参加型アート・フェスティバル「千代田芸術祭」で

「伊藤俊治賞」を受賞しています。

〝記念写真を基にした映像作品〟なんて・・・私には想像がつきません。

どのような作品なのか興味津々です。見逃せません!

もう一つは、福田さとみさんなどが監督した

「僕らの興味期限の夏」です。

ぼくたちの

 

 

 

 

 

まず私は、タイトルに惹かれました。

おもしろそう!そう思いませんか?

そして次に、札幌の子どもたちが出演し、

〝子どもたちの世界国際映画祭〟とされる

「キンダー・フィルム・フェスティバル」(東京)

の「ティーンズ・フィルム・コンペティション」で、

見事グランプリを獲得し、

世界に認められた作品だと知り、とても見たくなりました。

きっと、無邪気な子供たちの若さと元気が溢れていることでしょう。

どんな内容なのかは、見てのお楽しみですね。

●Bグループ

・フランケンの娘(陣内天飛/2013/23分)
・彼の地(安瀬雅俊/2013/9分)
・カルマ(細野牧郎 他/2014/5分)
・縛刃不動仁義(高野資也/2013/45分)

この中で、私が最も気になった作品は、「カルマ」。

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細野牧郎さんと高野資也さんの共同監督作品です。

細野さんは札幌で映画を主に作っています。

今回上映される「カルマ」は、短編の新作のホラー。

カギとなるのは「カルマ」なのでしょうか?

映画館に悲鳴が響くかもしれないですね。

ちなみに、高野資也監督の「縛刃不動仁義」は、

このフェスティバルで初公開!期待大ですね!!

 

●Cグループ

・下手くそ、はなさない(山口洋介/2012/28分)
・The eyes smart(岩田義昌/2011/10分)
・他愛もないはなし、したい。(小山赤理/2014/45分予定)

私がこのグループで注目しているのは、

岩田さんの「The eyes smart」です。

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この作品は、ある兄弟の物語。

落ち込んだ時、姉は小樽の海に行きたがる。

しかし免許がないため、弟が運転をする。

そんな兄弟の物語です。

映画を見ると、ロケ舞台の小樽に行きたくなる!そう。

物語も気になりますが、映像にも注目ですね。

私は幼いころしか、小樽に行ったことがないので

この映画を見るといってみたくなるのかな・・・楽しみです。

●Dグループ

・modify(佐藤洋/2013/18分)
・植木屋たちの黄昏(黒田卓/2011/65分)

私が注目したのは、佐藤さんの「modify」。

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この作品は監督が初めて、「映画が好きだ!」という

気持ちだけで撮った映画なのだそうです。

物語は、生きる意味・居場所をなくした主人公が、

ある女の子に出会い、少しづつ変わっていくという、

〝出会い〟がテーマ。

この映画自体も、たくさんの〝出会い〟を通じて完成したそう。

きっと素敵な作品に違いないでしょう!

 

さて、一体どの作品がグランプリに輝くのでしょうか。

熊切監督による表彰式の講評も、楽しみです!

私もこの機会に参加しようと考えています。

(学生スタッフ:太田明里)

* * *

詳しい日程は以下の通りです

A/9月2日18:50~20:20
B/9月2日20:40~22:20
C/9月3日18:50~20:20
D/9月3日20:40~22:20
※1プログラムは1000円

表彰式/21:35~22:15

会場:シアターキノ

※フェスの詳細はコチラ

 

「北海道フィルム・アートフェス」特集⑤~「オルシペ スウォプ1・2」&「茜色クラリネット」

「北海道フィルム・アートフェスティバル」

(8月30日~9月5日、シアターキノ)特集。

第5弾は、特別上映のこの2作に注目!

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「オルシペ スゥプ1・2」(※「プ」は小文字)と

「茜色クラリネット」です!

前者は、札幌のアニメーション企画・制作集団

「ピコグラフ」さんの作品。

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以前から彼らの活動、気になっていたんですよね!

なかなかスクリーンで観る機会がないので、楽しみです。

アイヌ民話6話の映像化という内容も、興味が沸きます。

後者の「茜色クラリネット」は、

札幌琴似でロケした中高生+大人の共同制作。

私もロケをお手伝いしたので、

今回は特別に撮影風景をご紹介!

130810 撮影11日目 (40)

 

 

 

 

130804 撮影5回目 (42)

 

 

 

 

 

130728 クランクイン (38)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月から東京・ユーロスペースで上映される本作。

当日は、『北海道の映像の未来に向けて』と題した

シンポジウムも行われます。

地元発の取り組みを、ぜひ応援しましょう!

* * *

「オルシペ スゥプ1・2」
9月5日(金)18:50~19:40(トークあり)
※無料です!

「茜色クラリネット」
9月5日(金)19:45~22:15(シンポジウムあり)

会場:シアターキノ

※フェスの詳細はコチラ