10月公開の空知ロケ映画「ぶどうのなみだ」。

先日札幌で行われたマスコミ向け試写会に、
ミュージアム関係者が参加し、
感想を寄せてくれましたのでご紹介します!
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「北海道の知られていない魅力を伝えたい」という想いのもとで、
大泉洋が所属するTEAM NACSを擁するクリエイティブオフィスキューの鈴井亜由美が企画し、三島有紀子が監督を務めた「しあわせのパン」(2012年)から2年。
三島監督の最新作「ぶどうのなみだ」(10月4日北海道先行公開・11日全国公開)は、
北海道出身で映画、TVと今や全国区で活躍中の大泉洋を主演に据え、今回もオール北海道ロケを敢行。
かつては炭鉱の町として栄え、近年は日本を代表するワインの産地として生まれ変わった空知地方の四季折々の美しさをとらえた、唯一無二の世界を創り出しています。
ワイン造りに情熱を燃やす頑固一徹な兄・アオ(大泉洋)と、小麦を育てている年の離れた地道な弟・ロク(染谷将太)のコンビはなんだか寓話的。
二人のもとに突然現れるヒロイン・エリカ役のミュージシャン・安藤裕子の存在感も抜群。
ほかレトロな衣装の警察官(田口トモロヲ)や郵便屋さん(前野朋哉)ら、個性的な脇役たちの存在感もあいまって、なんともメルヘンチックな世界が広がっています。
そして空知の大地で大切に育まれたワインと色とりどりのお料理も、実においしそう。
映画に出てきた素敵なワイナリーを探しに、ふらっと空知に足を運びたくなるような素敵な映画でした。
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うーん、公開が待ち遠しいですね!