北方領土が舞台のアニメ「ジョバンニの島がカナダ映画祭で最高の「今敏賞」!

終戦直後の北方領土を舞台にした

アニメ映画「ジョバンニの島」(西久保瑞穂監督)が、

カナダ・モントリオールで開かれた

第18回ファンタジア国際映画祭で

長編アニメ部門の最高賞にあたる

「今敏賞」に選ばれました!

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おめでとうございます!

ちなみに賞名の「今敏(こん・さとし)」さんとは、

札幌生まれ、釧路育ちのアニメーション映画監督。

「パプリカ」「千年女優」など素晴らしい作品を送り出すも、

病で2010年、46歳の若さで亡くなった方です。

北海道にゆかりのある映画人の志が

外国の映画祭でつながるなんて、

何だか不思議で、嬉しいことですね。

「北海道フィルム・アートフェス」特集④~ 「かしこい狗は吠えずに笑う」

「北海道フィルム・アートフェスティバル」

(8月30日~9月5日、シアターキノ)特集。

第4弾はコチラ!

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「かしこい狗(いぬ)は、吠えずに笑う」です。

この映画は、2012年、

自主製作映画の登竜門とされる映画祭

「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」で、

エンタ-テイメント賞&映画ファン賞をW受賞!

ほかにも、数々の映画祭で賞を獲得しました。

監督の渡部亮平さんにとって、

自らの脚本を自主制作し、初監督を務めた作品です。

気になる映画の内容は、

容姿の正反対な女子高校生2人が主人公。

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女の子の心の闇、思春揺れる心を好演しています・・・

が、友情映画と思いきや、

ある事件を機に物語は大きく動くのです。

気になるその〝事件〟とは・・・映画を見てのお楽しみ!

キャッチコピーはズバリ、

あなたは友達をどこまで許せますか?友情は本物ですか?」

(学生スタッフ:太田明里)

* * *

「かしこい狗は、吠えずに笑う」
8月31日(土)20:45~22:10
9月1日(日)21:25~22:59
会場:シアターキノ
※フェスの詳細はコチラ

「北海道フィルム・アートフェス」特集③~「シュトルム・ウント・ドランクッ」

「北海道フィルム・アートフェスティバル」

(8月30日~9月5日、シアターキノ)特集。

第3弾はコチラ!

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招待作品の中でも〝特別プレミア上映〟という

「シュトルム・ウント・ドランクッ」(2014年)です。

監督の山田勇男さんは、長沼出身。

寺山修司主宰のアングラ劇団「天井桟敷」で美術を担当し、

札幌に戻ってからは、

漫画作家・湊谷夢吉(故)と「銀河画報社」を結成。

1970~80年代の札幌のカルチャーシーンを盛り上げました。

その活動では、宮沢賢治をはじめ、懐かしく、儚い世界を描き、

札幌・小樽ロケ「アンモナイトのささやきをきいた」(92年、山田監督)

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はカンヌ国際映画祭に出品するなど、幅広く活躍。

そんな山田監督の待望の長編作品が本作です!

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気になる内容は、大正ロマンチズムの時代、

若き理想と幻想が、極彩色で甦る異色の青春活劇だそう。

もちろん当日は、山田監督のトーク付き!

個性的な世界観を、共に楽しみましょう!

* * *

「シュトルム・ウント・ドランクッ」
9月1日(月)18:50~21:20(山田監督トーク付)
会場:シアターキノ
※フェスの詳細はコチラ

「北海道フィルム・アートフェス」特集②~「1/11」

「北海道フィルム・アートフェスティバル」

(8月30日~9月5日、シアターキノ)特集。

第2弾はコチラ!

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招待作品、「1/11(じゅういちぶんのいち)」です。

札幌出身の片岡翔監督の商業映画デビュー作。

以前、アラタメがインタビューさせていただき、

熱い〝映画魂〟を伺った方でもあります。

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※インタビュー詳細はコチラ

SAPPOROショートフェスなど、

短編作品で早くも才能が注目されていた片岡監督。

これまでの活動が気になる方は、

ぜひ公式サイトへ(コチラ)。

今回は監督自身のトークに加えて、

新作短編も併映されるそう!どうぞお楽しみに。

* * *

「1/11」&片岡監督トーク&新作短編
8月30日(土)20:50~22:35
8月31日(日)18:50~20:35
会場:シアターキノ
※フェスの詳細はコチラ

30日(土)、札幌ロケ「この砂赤い赤い」エキストラ募集!

現在制作が始まっている

札幌市資料館をメイン舞台にした

短編映画「この砂赤い赤い」。

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開催中の「札幌国際芸術祭」に関連し、

「アイヌ神謡集」の一編を題材にした作品です。

30日(土)には、資料館でロケを予定。

参加いただくエキストラさんを募集中です!

※詳細はコチラ

参加者は映画クレジットに名前が載るそう。

この機会に、ぜひご参加ください!

「北海道フィルム・アートフェス」特集①~「海炭市叙景」

8月30日(土)から始まる

「北海道フィルム・アートフェスティバル」。

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札幌国際芸術祭の関連事業として、

北海道ゆかりの監督や作品がシアターキノで上映されます。

中には、この機会しか観れないような作品も。

せっかくなので、細かく上映作品や企画をご紹介いたしましょう!

今回はコチラ!

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招待作品のひとつ、函館ロケ「海炭市叙景」です。

2010年公開作で、監督は帯広出身の熊切和嘉さん。

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紋別ロケの最新作「私の男」がモスクワ映画祭最高賞を獲得し、

いま最も注目される監督さんのひとり。

「海炭市叙景」についての詳細はコチラをチェック

ここで力説したいのは、

私アラタメが、この映画ロケをお手伝いしたため、

この作品に並々ならぬ思い入れがあるということ!(笑)

チラシに使われた上の写真も、

実は、私が撮影したものなのですっ!

ということで、今回は秘蔵の撮影風景をご紹介。

熊切監督とトキさん

 

 

 

 

弥生小

 

 

 

 

 

どつく黒沼さん

 

 

 

 

 

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山頂5

 

 

 

 

 

集合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧になった方なら、「あのシーンだ・・・」とわかるはず。

キノでも大ヒットし、その年のベストワンにも選ばれた本作。

当日は、熊切監督も来場し、トークするとのこと。

ぜひ会場へ足をお運びください!

*  * *

「海炭市叙景」
9月4日(木)18:50~21:30(熊切監督トークあり)
会場:シアターキノ
※フェスの詳細はコチラ

「北のカナリアたち」ロケ地モニターツアー参加者募集!

2012年に公開された

利尻・礼文・稚内ロケ「北のカナリアたち」。

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吉永小百合さん主演の話題作でした。

その映画ロケ地を巡る

2泊3日のモニターツアーが、9月に行われます!

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美しいロケーションを楽しんだり、

ロケのウラ話を聞いたり、メインロケセットに足を運んだり。

映画好きが楽しめるのはもちろん、

宗谷の大自然も満喫できる充実した内容のよう。

詳細は公式サイトをチェック!→コチラ

申し込み締め切りは8月22日まで。

秋の観光シーズン、涼しい北海道をお楽しみください!

16日(土)は「北のシネマ塾」!「高度7000米恐怖の四時間」

16日(土)午後2時からは、

恒例の「北のシネマ塾」。

今回は〝これは知らなかった北海道

(オモシロ隠れシネマ)〟と題して、

高倉健主演のミステリー映画

「高度7000米恐怖の四時間」をご紹介します。

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気になるロケ地は、千歳だとか。

うーん、どんな映画なのでしょう!

トーク担当は高村賢治理事です。

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参加無料、当日会場のミュージアムへ直接お越しください。

どうぞお楽しみに!

「ぶどうのなみだ」のマスコミ試写会に参加!

10月公開の空知ロケ映画「ぶどうのなみだ」。

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先日札幌で行われたマスコミ向け試写会に、

ミュージアム関係者が参加し、

感想を寄せてくれましたのでご紹介します!

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「北海道の知られていない魅力を伝えたい」という想いのもとで、
大泉洋が所属するTEAM NACSを擁するクリエイティブオフィスキューの鈴井亜由美が企画し、三島有紀子が監督を務めた「しあわせのパン」(2012年)から2年。

三島監督の最新作「ぶどうのなみだ」(10月4日北海道先行公開・11日全国公開)は、
北海道出身で映画、TVと今や全国区で活躍中の大泉洋を主演に据え、今回もオール北海道ロケを敢行。

かつては炭鉱の町として栄え、近年は日本を代表するワインの産地として生まれ変わった空知地方の四季折々の美しさをとらえた、唯一無二の世界を創り出しています。

ワイン造りに情熱を燃やす頑固一徹な兄・アオ(大泉洋)と、小麦を育てている年の離れた地道な弟・ロク(染谷将太)のコンビはなんだか寓話的。

二人のもとに突然現れるヒロイン・エリカ役のミュージシャン・安藤裕子の存在感も抜群。
ほかレトロな衣装の警察官(田口トモロヲ)や郵便屋さん(前野朋哉)ら、個性的な脇役たちの存在感もあいまって、なんともメルヘンチックな世界が広がっています。

そして空知の大地で大切に育まれたワインと色とりどりのお料理も、実においしそう。

映画に出てきた素敵なワイナリーを探しに、ふらっと空知に足を運びたくなるような素敵な映画でした。

* * *

うーん、公開が待ち遠しいですね!