入館者数3万人まで、あと少し!

明日から10月。すっかり秋ですね。

月替わりの節目に、明るい話題を。

ミュージアムの通算入館者数が、もうすぐ3万人に達します!

これまで節目のお客様同様、

ささやかなプレゼントをご用意しております。

ぜひ、記念すべき〝その日〟を目指してお越しください!

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※画像は昨年、2万人目のとき

10月、北海道映像記録創立40周年記念上映会!オールナイトで「廃止鉄道の夜」

北海道の鉄道好きの方、必見の上映イベントが

10月17日(金)、札幌プラザ2・5で開かれます。

ズバリ、「北海道廃止鉄道の夜 オールナイト急行」!

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江差線、万字線、幌内線・・・

今はもうない鉄路の記録映像を

オールナイトで上映しようという試みです。

さらに翌18日(土)には、

北海道の歴史、文化などを伝える短編記録映像の

上映会「光彩北海道」も開催。

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こちらは、層雲峡の四季や「箱館奉行所」の復元の様子、

画家・西村計雄の足跡など、

多彩な23作品がラインアップ!

実はこのイベント、

「北海道映像記録(株)」の創立40周年記念上映会だそう。

北海道の市町村、企業、施設のPR映像から

廃線の記録、テレビコマーシャルなど

多岐にわたる映像作品を作ってきた歩みを振り返ります。

嬉しいことに、どちらも入場無料!

お問い合わせは、北海道映像記録(011-520-1101)へ。

「ふうけもん」のラストシーンは遠軽ロケ!

「ふうけもん」って、どんな意味か分かりますか。

佐賀弁で、「ばか」なのだそうです。

そんなどぎついタイトルの映画が、現在全国で公開中。

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ラストシーンは、なんと遠軽で撮影されたのだとか。

これは、ミュージアムとしてもチェックしたいところ!

監督は、「釣りバカ」シリーズで知られる栗山富夫さん。

裏社会を生きていた〝ふうけもん〟が、

心機一転「便利屋」となり、ひたすら他人のために生きる

〝ふうけもん〟として奔走する感動ドラマです。

後半、アラスカの場面を2008年、遠軽町でロケしたとのこと。

既に道内上映は終わっていますが、

全国各地で巡回上映してますので、機会があればぜひ足をお運びください!

※詳細は公式サイトをチェック→コチラ

滝川で短編映画「シャッター×シャッター」撮影中!

来月、札幌国際短編映画祭が開催されますが、

札幌から車で1時間の滝川市で現在、

短編映画「シャッター×シャッター」の

ロケが行われているとのこと!

監督は、滝川出身の中鉢貴啓さん。

絵本作家そらさんが、空き店舗のシャッターに

イラストを描いて撮影しているのだとか。

そらさんといえば、かわいい北海道観光キャラ

「キュンちゃん」などで知られています。

今回、そらさんから、ロケ写真をご提供いただきました!

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ありがとうございます。

この写真からも、ほのぼのしたいい雰囲気、伝わります。

完成が楽しみです!

10月15日からは「北大クラークシアター2014」!

芸術の秋、札幌では上映イベントが目白押し!

昨日ご紹介した「札幌国際短編映画祭」に続き、

10月15日(水)から19日(日)は、

「北大クラークシアター2014」が行われます。

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こちらも今年で9回目。

北大に映画館を作ろう!という目的のもと、

多彩な映画を上映しています。

今年のラインアップのうち、注目したいのはコチラ。

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札幌市琴似で撮影された「茜色クラリネット」と、

長万部町出身の坪川拓史監督の「ハーメルン」です。

北海道ゆかりの2作品、どうぞチェックを!

イベント詳細は公式サイトへ→コチラ

学生さんの間で代々受け継がれるこの活動。

最終目的である北大の映画館が

本当に実現したら・・・嬉しいですね!応援!!

10月8日から「札幌国際短編映画祭」!

今年もこの季節がやってまいりました!

ショートフィルムの祭典「札幌国際短編映画祭」が、

10月8日(水)から13日(月)まで開催されます。

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印象的なこのポスター、

どこかで見かけた方もいらっしゃるのでは。

9回目の今年は、29か国・86作品がノミネート!

笑いあり、涙あり、感動あり、驚きあり・・・と

映画の面白さをギュッと詰め込んだ数分間をどうぞ。

もちろん恒例の「北海道セレクション」も開催。

詳細は公式サイトへ→コチラ

これまでで個人的に思い出深いのは、

2011年のフィルム・メーカー部門で和田敦さんを知ったことと、

2012年の「ソフィアの門限(原題:Curfew)」!

ハッとするほど大好きな作品に、今年も出会えると嬉しいなぁ。

作品や監督を知らなくても、楽しめる喜びがきっとあるはず。

ぜひ会場へどうぞ!

10月4日北海道先行公開!「ぶどうのなみだ」の完成披露試写会レポート!

いよいよ10月4日(土)に北海道先行、

11日(土)には全国公開される空知ロケ「ぶどうのなみだ」(三島有紀子監督)。

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洞爺湖ロケ「しあわせのパン」に続く、

大泉洋さん主演の北海道ロケ映画第二弾としても、

注目が集まっています。

熱気に包まれた完成披露試写会の模様を、アラタメがご紹介します。

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* * *

司会(北川久仁子さん)/まずは一言ご挨拶を頂きます。「しあわせのパン」でも主演を務められ、今回は故郷の空知でワイン作りに励む男性「アオ」を演じた大泉洋さん、お願いします。

大泉洋さん(以下、大泉)/先ほど高橋はるみ知事より、北海道の特別「福」知事に任命された、大泉洋でございます。まだ何のことだか自分でもよくわかりませんが(笑)。さて、ようやくこの作品を観ていただけることになり、大変嬉しく思います。この映画は素敵なワイナリーが多い空知が舞台。その空知の景色の中、ストイックにワインを作り続ける男を〝好演〟させていただきました(笑)。皆さん、楽しんでください。

司会/ミュージシャンとしてご活躍され、長編映画に初出演。ブドウ畑に突然現れる旅人を演じた安藤裕子さん、お願いします。

安藤裕子さん(以下、安藤)/こんにちは。私は、演技経験はあまりないんですけれども、監督と「福」知事の大泉さん(笑)、染谷くんにご指導いただき、北海道の美しい風景と美味しい食べ物を食べながら楽しく時間を過ごさせていただきました。皆さんにも、そんな温かい時間を過ごしていただけたらと思います。最後までご覧ください。

司会/世界的な映画賞を受賞され、話題作への出演が相次いでおります。「アオ」とひと回り年の離れた弟「ロク」を演じられた染谷将太さん、お願いします。

染谷将太さん(以下、染谷)/自分は洋さんの弟役なので、弟として恥じないように頑張りました(笑)。素敵な景色の中、愛おしい人、美味しいワインと食べ物とともに、かわいらしく、時には大人な人間関係を繰り広げる、そんな素敵な映画です。皆さんも見て楽しんでください。

司会/本作の監督・脚本を手掛けられた三島有紀子監督、お願いします。

三島有紀子監督(以下、監督)/「しあわせのパン」に続き、北海道という大自然に恵まれて映画が作れたことを幸せに思います。こうして完成して、映画館でかけるのは最初なので感慨深いです。

司会/三島監督は「しあわせのパン」に続く北海道での撮影でしたが、苦労された点は?

監督/皆さんからすれば苦労ばかりだったかもしれません。ロケ地の空知はとても自然が美しくて、ブドウ畑を丘の上から見下ろした時に、青い空、緑の木、土があって、そんな色彩の美しさを閉じ込めたいと思って撮影しました。けれど、なにせ自然が相手なので、雨に降られました。

司会/雨にはやられますよね。

監督/やられますね。(雨男が)おふた方いらっしゃるので(笑)

司会/染谷さんも〝雨男〟だそうですね。

大泉/僕らは二人で「風神雷神」と呼ばれているからね(笑)

監督/あと、安藤さんが雨のシーンで「もう死ぬ死ぬ…」と辛そうでした。

安藤/いえいえ!大丈夫でしたよ。

司会/天候との闘いは、ありますよね。

監督/そうですね。ほとんどがブドウ畑のシーンなので。でも、その自然がある日、突然虹を掛けて下さったり…思わぬ〝ギフト〟をいただいた瞬間もありました。

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(c)2014「ぶどうのなみだ」製作委員会

司会/続いて大泉さん。前作に続き、北海道を舞台にした映画を撮影できたお気持ちは?

大泉/非常に嬉しいです。ほかの土地より、リラックスしますから。食べ物も美味しいし、こうして北海道の方にいち早く見ていただけるのは何より嬉しいですね。実は私は、空知にあれだけのワイナリーがあって、どんどんワインが美味しくなっていることを、あまり知りませんでした。この映画を通して、観客の皆さんにも地元のことを知り、より愛していただければ…と、「福」知事は考えます!

司会/大泉さんは、「しあわせのパン」ではあまりしゃべらない役で話題を呼びましたが、今回は「アオ」という、ワイン作りに励む、無口で不器用な男性を演じていらっしゃいます。このキャラクターは難しかったでしょうか。

大泉/三島監督は、どうしてだか僕にしゃべらせないんですよね(笑)。あそこまでしゃべらないことは私の人生であまりないものですから、違和感はありますけれど、彼が抱える苦悩はよくわかります。孤独にストイックにワインを作る作業も、台本を書いて苦しむ私の経験から共感するものがあります。「もっと周りを見て気づけばいいのにな」と思いながら演じていましたが、後半、彼の心が解けていく様は感動しました。難しい役ではありましたけれど、愛すべき男でした。

司会/それでは安藤さん。本作が本格的な演技初挑戦となりましたが、どんな意気込みで撮影に臨まれましたか。不思議な旅人「エリカ」を演じるにあたっての苦労は?   安藤/本当に不慣れで、不安も大きかったんですけれど、撮影に入る前に監督から演技指導を受けたり、練習させていただいたのが良かったです。撮影中は、監督に「エリカはいまこんな言葉出てきますか?」みたいな確認をして、自分の中の引き出しを取り出してもらう作業をしていきました。

司会/それでは染谷さん。空知の撮影で思い出に残っていることは?また、物静かで優しい「ロク」は可愛らしく、新たな染谷さんの魅力が垣間見られる役柄でしたが、演じるときはどのような点を心掛けてらっしゃましたか?

染谷/今回の撮影で、初めて北海道に来ました。美味しい食べ物はたくさんあるわ、美味しいワインはあるわ、景色は綺麗だわ・・・と毎日清々しい日々を過ごさせていただきました。さらに清々しい役で・・・普段はわりと、人を殺したりとか殺されたりとか、生死にかかわるものが多いんです(笑)。現場でもよく洋さんに突っ込まれました、「お前いま人殺した目してるぞ」って(笑)。

大泉/結局カットになりましたが、酔っぱらった僕を介抱するというシーンで、なぜか殺されるんじゃないかっていう気がしちゃったんですよね(笑)。かわいい顔しているのにね。

染谷/なので今回はそれを一切封印し、こぼれ出るものもないように、ピュアな弟を頑張って演じ切りました!

司会/難しかったんですか?

大泉/(すかさず染谷さんに)人を殺さないってそんなに難しいことですか?人を殺したくなっちゃうとかあるんですか(笑)?

染谷/ないです、全然ないです!すごく嬉しかったです。毎日幸せなまま寝つけるので。

司会/観客の皆さんに、メッセージをお願いします。

染谷/たくさんの愛を受け取って帰ってください。そして、その愛を周りの方に伝えてください。

安藤/三島監督の描く美しい北海道を見て、良さを再認識していただけたら、きっとチャームポイントとして育っていくと思います。美味しいワインを飲みに行ってください!

大泉/北海道の魅力をダイレクトに伝えられるものを、再び北海道で作ることができて幸せです。それを誰より早く、北海道の皆さんに観てもらえるのが嬉しい。北海道の美しい景色、美味しい料理もありますけれど、エンターテイメント性もあり、特に女性にはキュンとくるものもあるはず。幅広い方に楽しんでもらえる内容になっています。 そして皆さん!もうワインを飲むお店は予約していますか?そうでなければ、非常に危険なことになります!とんでもなく、ワイン飲みたくなります。ワイン好きだよって方、手を挙げて下さい。(会場の多くが挙手)あー、やばいですよ!(会場、爆笑)途中からだんだんソワソワしてきちゃいますよ。今日は上映が終わると・・・午後4時って、ちょうど店はやってない時間ですね(笑)。そういう時はお店で買って、おうちで飲んでいただきたいと思います。公開したら、ぜひ大切な方と見て、ワインを飲みながら映画の話をしてもらえればな、と思います。この映画をどうぞよろしくお願い致します!

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『ぶどうのなみだ』
10月4日(土)北海道先行ロードショー
配給:アスミック・エース
(c)2014「ぶどうのなみだ」製作委員会
http://budo-namida.asmik-ace.co.jp/

24日、イオンシネマ小樽で小樽ロケ「Love Letter」!

以前ご紹介したイオンシネマの「シネパス」。

今昔の名作を定期的に上映する取り組みです。

24日(水)、上映されるのは、この作品。

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小樽ロケ「Love Letter」(95年、岩井俊二監督)です。

主演の中山美穂さんによる「お元気ですかー!」の名ゼリフ、

思い出すと涙が込み上げます・・・。

映画館を出た後は、ロケ地巡り、なんていうのもステキですね。

小樽ロケの傑作を、ぜひスクリーンでご堪能ください!

※イオンシネマ小樽の公式サイトはコチラ