「冬のソナタ」ユン・ソクホ監督が富良野&美瑛で新作撮影!

ようやく夏を迎えた北海道に

嬉しいニュースが届きました。

韓流ブームの火付け役となった

韓国ドラマ「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督が、

6月から富良野&美瑛で映画ロケを行うそう!

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主演は真島秀和さんと真田麻垂美(ますみ)さん。

高校時代の初恋相手と再会した男性が、

禁断の愛に踏み込む物語!

脇役オーディションを行い、

エキストラも地元住民が起用されるとか。

公開は、2017年春の予定です。

美しい北の風景が、スクリーンにどのように映し出されるのか。

どうぞお楽しみに!

シネマの風景フェス2016プログラム紹介④「骨まで愛して」

6/18(土)~24(金)に開催される

北の映像ミュージアム開館5周年記念イベント

「シネマの風景フェスティバル

『北のシネマ 過去・現在・未来』」。

無題

北海道をロケ舞台に製作された7作品を一挙公開!

スペシャルゲストを迎えてトークショーも開催します。

上映作品の見どころをご紹介する

第4弾は、「骨まで愛して」(1966年、斎藤武市監督)です。

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骨まで愛して(C)1966 日活

タイトルでピンと来る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

売り上げ150万枚を記録した

大ヒット曲「骨まで愛して」の映画化。

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歌に流れる〝年上の女性との熱情〟を、

渡哲也&浅丘ルリ子コンビが体現!

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歌謡ロマンアクションムービーの決定版だそうです。

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イベント4日目の6/21(火)は、

ミュージアム副館長で映画研究家の

高村賢治さんによるトークも予定!(6/21 17:25)

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映画愛あふれる高村さんの面白トークもお楽しみに。

* * *

「シネマの風景フェスティバル」
6/18(土)~24(金)
札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2西5、狸小路5丁目)

★「骨まで愛して」は6/21(火)①15:35、②17:45、6/22(水)③11:00、6/23(木)④13:50 の合計4回上映!

映画鑑賞前売り券 1本券500円(当日600円)、5本回数券2000円
※北の映像ミュージアム、道新プレイガイド、シアターキノにて販売中!

お問合せはミュージアム(011‐522‐7670)へ。

シネマの風景フェス2016プログラム紹介③「大地の侍」

6/18(土)~24(金)に開催される

北の映像ミュージアム開館5周年記念イベント

「シネマの風景フェスティバル

『北のシネマ 過去・現在・未来』」。

無題

北海道をロケ舞台に製作された7作品を一挙公開!

スペシャルゲストを迎えてトークショーも開催します。

上映作品の見どころをご紹介する

第3弾は、「大地の侍」(1956年、佐伯清監督)です。

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大地の侍(C)1956 東映

当別町生まれの作家・本庄陸男の代表作「石狩川」の映画化。

朝敵の汚名を受けた藩士たちが、屈辱や困窮に耐え、

開拓民として北海道で生きるべく、奮闘する姿を描く物語です。

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2011年のミュージアム開館記念と、

さらに2014年にも上映し、大好評を集めたこの作品。

2014年には、紋別でも上映会が行われ、

小檜山博館長が講演を行いました。

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※参加者の感想をこちら(記事① 記事② )で紹介!

今回も、上映されるイベント最終日に、

小檜山館長のトークあり。(6/24 18:00~)

何度観ても胸が熱くなる、

北海道開拓を描いた〝傑作〟をスクリーンでご堪能ください。

* * *

「シネマの風景フェスティバル」
6/18(土)~24(金)
札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2西5、狸小路5丁目)

★「大地の侍」は6/22(水)①13:00、6/24(金)②12:00、③14:00、④16:00、⑤18:20 の合計5回上映!

映画鑑賞前売り券 1本券500円(当日600円)、5本回数券2000円
※北の映像ミュージアム、道新プレイガイド、シアターキノにて販売中!

お問合せはミュージアム(011‐522‐7670)へ。

6/19(日)に剣淵で映画上映会!「ある精肉店のはなし」

映画「じんじん」のロケ地としても知られる

〝絵本の里〟剣淵町から、素敵な頼りが届きました。

昨年「剣淵映画倶楽部」が設立され、

年3回の上映活動などを行っているそう。

6/19(日)には、第4回町民映画鑑賞会を開催!

詳細をお知らせします。

* * *

第4回剣淵町民映画鑑賞会

上映作品「ある精肉店のはなし」(纐纈あや監督、2013年)

無題

大阪府貝塚市で7代にわたり精肉店を営んできた一家にスポットを当てたドキュメンタリー映画。

日時:6/19日(日)
会場:剣淵町民センター
上映:①10:30 ②13:30 ③18:00
チケット:大人前売り1000円(当日1300円)、子供500円(700円)
※事前の前売り券取り置きもOK!
問い合わせ:剣淵公民館(0165‐34‐2121)担当・高橋

★最新情報は剣淵映画倶楽部のフェイスブック(こちら)か、
「やしほ映画社」(こちら)へ。

* * *

実はこの作品のプロデューサー・本橋成一さんの

写真絵本「うちは精肉店」は、

第23回けんぶち絵本の里大賞「びばがらす賞」を受賞。

さすが絵本の里!

ご覧になった後は、ぜひこの写真絵本もお手に取ってみてください。

今日は「北のシネマ塾」!「恋するトマト」

本日5/21(土)午後2時からは、

ミュージアムの恒例イベント「北のシネマ塾」。

今回のテーマは「恋するトマト」

(2006 年、南部英夫監督)!

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喜多義憲副理事長がトークを担当します。

入場無料、当日参加OK!

どうぞお気軽に。

シネマの風景フェス2016プログラム紹介②「生命の冠」

6/18(土)~24(金)に開催される

北の映像ミュージアム開館5周年記念イベント

「シネマの風景フェスティバル

『北のシネマ 過去・現在・未来』」。

無題

北海道をロケ舞台に製作された7作品を一挙公開!

スペシャルゲストを迎えてトークショーも開催します。

上映作品の見どころをご紹介する

第2弾は、「生命(いのち)の冠」(1936年、内田吐夢監督)です。

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(C)マツダ映画社

カニ缶詰工場を舞台に、経営者の苦悩を描く現代劇。

見どころは、何といっても

15歳の原節子さんが登場すること!

瀧花、原氏

主人公の妹役を演じる原さんは、

デビュー翌年の9本目の出演作だとか。

メイン舞台は、国後島東岸の古釜市にあった

根室の地酒「北の勝」創業者の工場。

10_カニ缶を確認する信太郎

蟹缶を作るプロセスや女工さんたちの様子までもが

リアルに描写されている点でも、貴重な映像資料といえそうです。

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12_缶詰の製造_ライン

11_缶詰の製造_女工

今回はブルーレイの美しい映像とともに、

女性活弁士の第一人者である澤登翠さんの活弁付きで上映。

日本映画史に輝く大女優の初々しい表情と共に

懐かしいサイレント映画の趣を、どうぞお楽しみください。

また、イベント初日の6/18(土)は、

北の映像ミュージアム副理事長の

喜多義憲さんによるトークも予定!
(6/18 ①11:00 ②14:30)

同日上映する「熊の出る開墾地」を含め、

どんなお話が飛び出すのか。こちらもお聞き逃しなく!

* * *

「シネマの風景フェスティバル」
6/18(土)~24(金)
札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2西5、狸小路5丁目)

★「生命の冠」は6/18(土)①11:20、②14:50、③17:35、6/19(日)④11:00の合計4回上映!

映画鑑賞前売り券 1本券500円(当日600円)、5本回数券2000円
※北の映像ミュージアム、道新プレイガイド、シアターキノにて販売中!

お問合せはミュージアム(011‐522‐7670)へ。

映画「恋するトマト」とトーク

過日、作家であり、わが北の映像ミュージアム館長の小檜山博さんと三吉神社となりの花桐で懇談しました。今週の土曜日午後2時から「北のシネマ塾」(当ミュージアムにて)で小檜山さん原作、大地康雄総指揮、脚本、主演の映画「恋するトマト」(2006年公開)を上映します。上映のあと筆者がトークすることになっており、懇談の目的はそのための取材でした。

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サブタイトルの「クマインカナバー」はタガログ語で「ご飯たべましたか」。日常会話の挨拶として、そんな表現がフィリピンにあることを大地さんと小檜山さんは現地取材で知ったという。韓国に4年半住んだ筆者は、韓国語にも同じような表現があることを思い出しました

日本とフィリピン、国や民族はちがっても、太陽と土と水で、人間の命を支える「食べ物」をつくる人たちの心の交流が映画のテーマです。筆者はこの映画を何度も見ましたが、そのたびにラストシーンに涙しています。

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「恋するトマト」の1シーン。クリスティーナへの愛を込めてフィリピンで大玉トマト栽培に挑む正雄

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夕暮れ、湖のほとりで

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クリスティーナに、自分がダーティーな仕事をしていることを告白する正雄

出版まぢかのエッセイ集のゲラ校閲で忙しい小檜山さんも上映日当日、参加してくれます。原作者を前にトークするのは緊張するけれど、大地康雄さんとのコラボ秘話も聴けるでしょう。

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小檜山博館長(右)から映画「恋するトマト」誕生秘話を聞く筆者=札幌市中央区南1西8、「花桐」で

会員非会員問わず入場無料、ぜひ来てください。幸せな気分でお帰り願えること請け合いです。(この項文責・喜多義憲)

 

シネマの風景フェス2016プログラム紹介①「熊の出る開墾地」

6/18(土)~24(金)に開催される

北の映像ミュージアム開館5周年記念イベント

「シネマの風景フェスティバル

『北のシネマ 過去・現在・未来』」。

無題

北海道をロケ舞台に製作された7作品を一挙公開!

スペシャルゲストを迎えてトークショーも開催します。

開催までの1か月、

上映作品の見どころなどを随時ご紹介。

第1弾は「熊の出る開墾地」(1932年、鈴木重吉監督)です。

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※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵

原作は、昭和初期「農民文学」の旗手とされる佐々木俊郎。

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川端康成が夭折を惜しみ、

「没後、最も不当に扱われた作家」と評した作家だそう。

小説は、北海道の開墾者たちと悪徳地主との対決を中心に、

農民のつらさや悲しさ、美しさを描く物語。

映画化された際、何といっても注目されたのは、

無声映画のトップスターと謳われた

鈴木傳明(つぐあきら)が主演したこと!

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明治大学出身でスポーツマンタイプの2枚目です。

ロケ地となった中札内の原野はもとより、古い札幌の街並みも見モノ。

今回は、現役の活動弁士・麻生八咫(やた)さんを招き、

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昔懐かしい活弁で上映致します!!

東京国立近代美術館フィルムセンターよりお借りした

貴重なフィルムをご堪能ください。

* * *

「シネマの風景フェスティバル」
6/18(土)~24(金)
札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2西5、狸小路5丁目)

★「熊の出る開墾地」は6/18(土)①12:45、②16:00、6/19(日)③12:25の合計3回上映!

映画鑑賞前売り券 1本券500円(当日600円)、5本回数券2000円
※北の映像ミュージアム、道新プレイガイド、シアターキノにて販売中!

お問合せはミュージアム(011‐522‐7670)へ。