東川町を代表するイベント「全国高校写真選手権大会」。
まさに今、開催中ですが、
このイベントを題材にした映画のロケも、
東川町で進行しています!
監督は、「ぼくらの七日間戦争」で知られる
札幌出身の菅原浩志さん。
2012年にミュージアムにご来館くださいました(記事はこちら)。
公開が待ち遠しいですね!
映画のキャスト&スタッフの皆さん、
そして写真甲子園の参加者の皆さん、頑張ってください!
東川町を代表するイベント「全国高校写真選手権大会」。
まさに今、開催中ですが、
このイベントを題材にした映画のロケも、
東川町で進行しています!
監督は、「ぼくらの七日間戦争」で知られる
札幌出身の菅原浩志さん。
2012年にミュージアムにご来館くださいました(記事はこちら)。
公開が待ち遠しいですね!
映画のキャスト&スタッフの皆さん、
そして写真甲子園の参加者の皆さん、頑張ってください!
北海道、全国でも有数の映画祭として知られる
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。
ミュージアムメンバーも毎年参加&応援しております!
その来年の開催期間が決定しました。
2017年3月2日(木)~6日(月)。
会場は、合宿の宿「ひまわり」、ゆうばりホテルシューパロほか。
コンペティション部門などの作品募集もスタート。
詳細は公式サイト(こちら)まで。
全国の映画ファン&作り手の皆さま、
来年の冬、夕張で会いましょう!
今日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
7/13、札幌・シアターキノで行われた
函館ロケ「オーバー・フェンス」の先行上映会。
山下敦弘監督の舞台挨拶レポートをお届けします。
* * *
中島洋・シアターキノ代表(以下、中島):今回、山下監督に(佐藤泰志の原作)函館三部作目を引き受けていただいて嬉しいです。その経緯は。
山下敦弘監督(以下、監督):「海炭市叙景」(※佐藤泰志の原作函館三部作の第1弾)からのプロデューサー・星野秀樹さんから、「三部作の最終章を作りたい。ぜひ山下さんに」とお話をいただきました。僕としては、(「海炭市叙景」監督)熊切和嘉さんは(大阪芸術大学の)先輩で、(第2弾「そこのみにて光輝く」監督)呉美保さんは同期。なおかつ、評価の高い2作品だったので、相当プレッシャーを感じながら引き受けました。
中島:3部作ともに素晴らしい出来ですが、どれも(原作者)佐藤さんの影が色んな形で出ている気がします。原作(「オーバー・フェンス」)を読んでいかがでしたか。
監督:「海炭市叙景」と「そこのみ~」を観てから読みました。映画では、悲しくて、何か重くて、けれどどこかロマンチスト・・・という印象があったんですが、この「オーバー・フェンス」は逆に〝光〟があるというか前向きというか、勢いのある作品で、2作品のイメージとは違う印象を受けました。
中島:そのあたりも楽しみですね。キャスティングはどのように。
監督:プロデューサーの星野さんたちと決めていきました。普段なら豪華すぎるんじゃないか・・・という気がしたし、自分も初めてで「どうなんだろう」と思ったけれど、結果的に生かされたと思います。
中島:映画の世界にマッチングしていました。監督は初期から地方ロケが比較的多いですが、地方ロケのこだわりは。
監督:入口としては、僕が愛知県出身で、中途半端な地方都市で生活していたという視点があると思います。でも、プロとしてやっていく中で、「映画に没頭できる」ことが挙げられます。東京を出て、スタッフやキャストが全員、同じ空気を吸うので、すごく集中できる。この前、大阪で「美園ユニバース」(2015年)という映画を作ったんですが、その時も大阪に泊まったテンションで撮りました。街から影響を受けることも多いですね。そういえば、「リアリズムの宿」(2003年)なんか、ロケ地・鳥取の空気にやられちゃった、呑み込まれた映画でした。
中島:その意味では、今回の函館ロケはいかがでしたか。
監督:率直な印象でいうと、函館という街は、「品」があり、なおかつ「悲しさ」があって、「歴史」も感じる。意識的に函館を切り取ろうとはしていませんが、そういうものが映り込んだ気がします。撮影の近藤龍人くんも「海炭市叙景」から関わっていますが、僕の印象では今回、「今の函館」をフラットに撮ったという気がします。
中島:今後北海道で撮りたいというお気持ちは。
監督:もちろん撮りたいです。季節によって見え方も変わると思うので、また機会があれば。何と言っても、北海道の良さは、完全に東京や自分の生活と切り離して映画を作れる土地であるということ。今回のロケでそれをすごく感じました。
中島:ありがとうございます。(観客に向かって)監督は地方の撮り方が見事な方なので、これを機会にこれまでの作品も観直していただければと思います。監督のこれからの作品にも期待したいですが、まずは「オーバー・フェンス」ですね(笑)。9/17(土)から公開です! 函館の皆さんも含めて、メッセージを一言。
監督:メッセージやテーマは今言うのも野暮なので、映画を観た皆さんが感じてもらえれば。笑えたり、怖かったり、衝撃作など色々な映画がある中で、監督としては「いい映画」ができたと思います。図々しいようですが(笑)、ぜひ楽しんでほしいです。
中島:ありがとうございました。
* * *
いかがでしたか? 公開が待ち遠しいですね!
映画の公式サイトはこちら
東京・渋谷のシネマヴェーラ渋谷で9日から始まった、女性映画セレクション「なにが彼女をそうさせたか」で10日、女優の原知佐子さんのトークショーが開かれました。原さんは1936年、高知県生まれ、新東宝のニューフェースである第4期スターレットに合格し、芸能界入りしました。映画のほか、数多くのテレビドラマで活躍。故実相寺昭雄監督の夫人です。
この日は、原さんが赤線での仕事をやめて更生を目指す女性を演じた主演作「女ばかりの夜」(田中絹代監督)と、女子刑務所の受刑囚を演じた「おんな番外地 鎖の牝犬」(村山新治監督)が上映されました。トークショーで原さんは「愛人役だとか売春婦だとか、麻薬中毒患者だったり、そういう役が多いんですよ」と苦笑しながら話し、田中絹代さんの演出について「理詰めでくる人ではないので、あまり何もおっしゃらなかったですね」と振り返りました。自分の好きな作品としては、池部良さん演じる主人公の愛人を演じた「乾いた花」(篠田正浩監督)を挙げてくれました。
原さんは、1974年製作の北海道放送のドラマ「りんりんと」でも田中絹代さんと共演しています。「りんりんと」は倉本聰さんの脚本で、田中さん演じる母親が、渡瀬恒彦さん演じる息子と2人で、フェリーで東京から苫小牧を目指す旅を描くドラマです。原さんは「ロケのフェリーで2泊3日、田中さんとツインルームでご一緒でした。田中さんより先に寝てはいけない、早く起きなきゃいけないっていうんでとても疲れましたけど、あんないい経験はなかったし、誇りに思いますね」と振り返り、「撮影は羽田から千歳に飛行機で行って苫小牧からフェリーで東京に行き、苫小牧に戻って今度は千歳から羽田まで飛行機。東京からフェリーで苫小牧を往復すれば楽なのに、と思いましたけど、北海道放送の製作ですから苫小牧から機材を積むのでしようがないんですね」と撮影時の裏話を披露してくれました。「りんりんと」についてはこちら。80歳を迎えた原さんですが、ことしは「シン・ゴジラ」に出演しているほか、ことしのゆうばり映画祭でも上映された主演作「彦とベガ」(2014年製作)の東京での劇場公開が16日に控えています。ますますの活躍に期待しましょう。「彦とベガ」の情報はこちら。(理事・加藤敦)
本日は振り替え休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
本日は祝日につき、開館致します。
たくさんのご来場、お待ちしております!
代わってあす19日は休館日となります。
お間違いないのないよう、お願いします。