今日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
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またのお越しをお待ちしております。
映画ファンにお勧めのイベントが、
11/19(土)、札幌市資料館で開催されます。
題して、「カリコレ2016 IN 札幌市資料館」!
東京・新宿のミニシアター・シネマカリテの大人気企画
「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション」
(通称「カリコレ」)の一日限定上映。
大阪、名古屋、京都、長野、神戸、福岡のミニシアターでも
地方開催されていますが、札幌の開催は初めて!!
今年は、
●アカデミー賞ノミネート「17歳の肖像」の
ロネ・シェルフィグ監督が描く華麗なる衝撃作「ライオット・クラブ」
●「ショート・ターム」の新鋭監督、
デスティン・ダニエル・クレットンの鮮烈デビュー作「ヒップスター」
●「アデル、ブルーは熱い色」の
新星アデル主演最新作「アナーキスト 愛と革命の時代」 の3本を上映。
すべて、札幌初公開だそうです!
上映スケジュール、チケットなど詳細は公式サイト(こちら)をどうぞ。
ぜひこの機会に足をお運びください!
東京のシネマヴェーラ渋谷で14日まで行われた特集上映「日本映画の現在」で、真利子哲也監督の特集が組まれ、最終日には真利子監督と、松江哲明監督のトークが行われました。真利子監督は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、2004年の「極東のマンション」、2005年の「マリコ三十騎」と2年連続で、ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門のグランプリを獲得。「ゆうばり映画祭出身監督」の1人です。今年公開されたメジャーデビュー作品「ディストラクション・ベイビーズ」では、その鮮烈な暴力描写で衝撃を与えました。
真利子哲也監督については次の通り(シネマヴェーラ渋谷の解説から)。
真利子哲也監督
1981年、東京都生まれ。法政大学在学中に8mmで自主制作した『極東のマンション』『マリコ三十騎』が、ゆうばり映画祭での2年連続グランプリ受賞を筆頭に、多くの映画祭で賞を獲得し国内外から高い評価を受ける。東京芸術大学大学院修了作品『イエローキッド』は、毎日映画コンクール新人賞、日本映画プロフェッショナル大賞監督賞など受賞多数。バンクーバー国際映画祭をはじめ海外の映画祭で評価され、異例の劇場公開が実現した。11年『NINIFUNI』はロカルノ国際映画祭で特別上映。そして今年、 満を持してのメジャーデビュー作であり、日本映画界に嵐を巻き起こした『ディストラクション・ベイビーズ』は、ロカルノ国際映画祭で最優秀新進監督賞を受賞した。
最終日には監督自選集として、上記2作のほか、処女作である「ほぞ」など5本が上映されました。「極東のマンション」「マリコ三十騎」は、真利子監督の家族も登場する、セルフドキュメンタリーと劇映画の中間のような作品ですが、上映後のトークでふたりは「ドキュメンタリーが怖くて逃げ出して、フィクションに行きました」(真利子監督)、「東日本大震災があったこともあり、人を傷つけてまで撮るのはやめた」(松江監督)と、ドキュメンタリーが抱える「業」について語りました。
「ほぞ」で衝撃を受け、それ以来の真利子監督ファンという松江監督は、「ディストラクション・ベイビーズ」について「 商店街で事件が起きるのは『ほぞ』と、車の中から暴力が起きるのは(上映された旧作の)『NINIFUNI』と同じ。商店街で背中から撮るのは真利子カットだよね」と、作り手の初期衝動の大きさについて話し、真利子監督は「ディストラクション・ベイビーズは、自分のやりたいことを全部詰め込んだ。区切りとなる作品を作ることができ、一山越えて次は気楽に作れる」と話した上で、「ディストラクション・ベイビーズ」を撮った後に入院したという、全力投球ぶりを示す秘話も披露してくれました。
トーク終了後、真利子監督は、ゆうばり映画祭について「そのころは自分では映画をやっているという意識があまりありませんでしたが、業界の人がたくさんいて驚きました。(2004年には)大雪で最終日に飛行機が飛ばず、審査員やゲストが帰ることができずに会期が1日伸びたことも懐かしい。夕張は雪が多くてファンタジックな印象があります。今でも自分のプロフィールを書くときには、ゆうばり映画祭で賞をもらったことを必ず入れています」と話してくれました。
「ディストラクション・ベイビーズ」で注目を集めた真利子監督、ゆうばり映画祭出身監督として、今後の活躍を期待しましょう。(理事・加藤敦)
今日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
苫小牧出身の稲塚秀孝監督がメガホンを取り、
記録映画「恵庭事件~50年目の真実」(仮)を製作することが、
先日、苫小牧で発表されました。
「恵庭事件」とは、1962年、陸上自衛隊島松演習場そばの
牧場を経営していた兄弟が、演習に伴う騒音に抗議し、
通信連絡線を切断して罪に問われた事件だそう。
67年の判決では無罪が確定していますが、
自衛隊に対する憲法判断が注目された事件として
半世紀経った今、事件そのものを問い直す意義がありそうです。
映画は来年夏の公開を目指すほか、
稲塚監督が高校時代、事件をテーマに作った演劇が
来年2月に再演されるそうです。
ご興味ある方は、公式Facebook(こちら)へ。
ミュージアム開館5周年記念イベントに
ゲストでご参加くださった坪川拓史監督が
室蘭で製作している映画「モルエラニの霧の中」。
第1部の特別試写会が札幌&東京で開催されます。
日程は次のとおり。
【札幌会場】
・日 時:2016年10月23日(日)
12:30 開場/13:00 開演/15:00 終演予定
・場 所:札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2西5 狸小路5丁目)
【東京会場】
・日 時:2016年12月6日(火)
18:00 開場/18:30 開演/20:30 終演予定
・場 所:江戸東京博物館 1階ホール(東京都墨田区横網1-4-1)
いずれも全席自由。
一般の来場者は前売り券1000円(当日1200円)。
開催前日までに、メール(info@moruerani.com)または
電話(0143-50-6200)にて室蘭映画製作応援団まで、
お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス(お持ちの方のみ)を
連絡すれば、前売価格で鑑賞できるそう。
ぜひこの機会に!詳しくは公式サイト(こちら)まで。
北の映像ミュージアムの累計入館者数が
10月8日午後、5万人に達しました!
ラッキーな5万人目の来場者は、
旭川市の主婦、横谷ナツ子さん(69)。
小檜山博館長から記念品を贈られ、
「初めてきましたが、記念品をいただけるなんて」と大喜び。
早速、記念品の中の小檜山館長の著書に
サインをしてもらっていました。
横谷さんは、この日、隣のニトリホールで行われた
コンサートを聴き に来たのを機会に来館。
映画好きで、石原裕次郎や高倉健の大ファン。
昔の映画のポスターに見入って「懐かしいわ」と感嘆していました 。
昨年10月の4万人目から1年。
多くの方々にご来場いただきました。
これからもどうぞよろしくお願いします!
本日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
本日10/14(金)午後6時半から
札幌初の国際学生映画祭「試される映画祭」が
ディノスシネマズ札幌劇場で開催されます。
札幌の学生が中心となり、
北海道に限らず、全国の学生映画を発掘して世界に届けたい!
という思いで企画したそう。
上映されるのは、全国の学生クリエイターの作った10作品など。
札幌在住の早川渉監督らが観客の前で公開審査し、
上位の入賞作品は「とかちリトル映画祭」(11/19、帯広)でも上映されるとか。
チケットは当日800円。
詳しくは公式サイト(こちら)へ。
実行委員長の荒木さんによると
「このイベントは四年かけて国際化する構想で、
今後も続けていきたいです」とのこと。
映画館が姿を消し、若い映画ファンも減っている・・・
なーんてことも聞きますが、
こうして新しいイベントを企画する若者もしっかりいるんですね!
札幌のイチ映画ファンとしても嬉しい限りです。応援!!