派谷恵美(はたちや・めぐみ)さんが「シムソンズ」の思い出を語りました。

映画「ひかりをあててしぼる」が、東京・渋谷のユーロスペースでレイトショー公開されました。2006年に東京都渋谷区で起きた殺人事件をもとにした作品で、主演は忍成修吾さんと派谷恵美さん。忍成修吾さんは夕張などで撮影された「北の零年」で、明治の開拓期、家臣が開拓に励む北海道にいったんは来るものの、すぐに戻ってしまう若い藩主を演じています。

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「ひかりをあててしぼる」の舞台挨拶。左から坂牧良太監督、永山たかしさん、忍成修吾さん、派谷恵美さん、桜井ユキさん

派谷恵美さんは中学生で「非・バランス」(2000年)に主演、鮮烈なデビューを飾りました。他人と壁を作る女子中学生・チアキと、三笠市出身の小日向文世さん演じるオカマバーのママ・菊ちゃんの友情、そして再び歩き出すチアキの姿を描く傑作です。2005年には当時の常呂町で撮影された、カーリングを題材にした傑作青春映画「シムソンズ」に出演、主人公たちのライバルチームのスキップを演じました。

トーク終了後、「シムソンズ」の思い出を尋ねると、「撮影期間中はサロマ湖畔のホテルに缶詰。コンビニに行くにも車で20分くらいかかるところで、毎日ホテルとリンクの往復でした。でも(主演の)加藤ローサちゃんたちチームの4人と一緒にいられて楽しかったです」と話してくれました。「また北海道に撮影に来てください」と言うと「行きたいですね。食べ物おいしいし。シムソンズの撮影ではカキをバケツにいっぱいもらって、あんなに食べたのはあの時だけです」と懐かしそうに話してくれました。

派谷さんのカーリングチームのコーチ役は丸山智己さん。12月1日付のスタッフブログでは、丸山さんに思い出を語ってもらっていますのであわせてご覧ください。お二人ともカキの話なのはサロマ湖らしくておもしろいですね。

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「非・バランスのチアキちゃんが、こんな大人の女性になったんだな、と思って見てました」と言うと、「こんなに大きくなりました。あ、背はあんまり変わってません」と笑顔で話してくれました。息の長い女優さんになってください。(理事・加藤敦)

12/17(土)は今年最後のシネマ塾!「アパートの鍵貸します」

12/17(土)午後2時からは、

今年最後のシネマ塾です。

お待ちかねの

「浦田久&和田由美のシネマグラフィティー」!

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「ハリウッド黄金時代」をテーマに、

「アパートの鍵貸します」(1960年作品)を取り上げます。

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入場無料、当日参加OK! ぜひ。

「駅 SATION」ロケ地・増毛レポート②

JR留萌線の留萌-増毛間を、

最終運行前日の12/3に利用し、

増毛を訪れたスタッフ・あらためのレポートの続きです。

* * *

「風待食堂」を出て、今度は日本最北の酒蔵「國稀酒造」へ。

重要文化財旧商家丸一本間家など

歴史を感じる町並みを眺めながら、

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歩くこと数分で到着です。

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昔ながらの店内は素敵な雰囲気。

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店員さんに声を掛け、

座敷に上がるとそこには・・・

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「駅 STATION」や「魚影の群れ」の貴重な資料がずらり。

実は、ここ國稀酒造の建物も、「駅 STATION」に登場するそう。

たとえば、こんな場所が。

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ですから、通路の途中にも映画資料が。

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じっくり眺めた後、店の奥へ進むと・・・

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お待ちかね!の試飲コーナーです。

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そんなこんなでもう帰りの列車の時間。

約2時間の慌しい滞在でしたが、

映画好きとして充実したひとときを過ごしました。

申し訳ないのは、もっと早くに訪れれば良かったな、ということ。

いつか行こう、行こう・・・と思いつつ、

日々の暮らしに追われていた自分が残念でなりません。

留萌-増毛間の路線は廃止となりますが、

増毛の映画スポットはもちろんこれからも続きます。

きっと、また会いに来ます。

その日まで、あの日見た景色を忘れません。

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「駅 STATION」ロケ地・増毛レポート①

12/4、最終運行を終えたJR留萌線の留萌-増毛間。

その前日となる12/3、スタッフ・あらためが

列車に乗り、増毛に行ってきました。

2回にわたって、写真でご紹介します。

* * *

まず札幌から乗ったのは、

午前8時発・旭川行き特急スーパーカムイ3号。

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約1時間後、深川で増毛行きの鈍行列車に乗り換えます。

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留萌を過ぎると、車窓に日本海が広がります。

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午前11時、増毛に到着しました。

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まずは増毛駅で名物・たこ飯を・・・と思ったら、

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直前に品切れとなり(残念!)、

代わりにたこザンギ&えび汁で体を温めました。

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駅を出ると、目の前に、こんな建物が。

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旧「旅館富田屋」。

夏目雅子主演の「魚影の群れ」のロケ地です。

それだけで感激ですが、隣接するのがこちら。

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「駅 STATION」の舞台となった「風待食堂」です。

映画のままの佇まいに、胸がジーンとなります。

今は観光施設となっている内観も、

映画のワンシーンを伝える写真がびっしり。

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健さんへの熱い思いを感じる展示です。(つづく)

12/9(金)~11(日)、函館港イルミナシオン映画祭!

11月に続き、来月も北海道は映画イベントいろいろ!

12/9(金)~11(日)には、

「第22回函館港イルミナシオン映画祭」が開催されます。

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オープニング&プレミアム上映には、第69回カンヌ国際映画祭

「ある視点」部門審査員賞を受賞した「淵に立つ」を上映。

函館ロケ作品「男はつらいよ・寅次郎相合い傘」

「函館珈琲」(ゲスト/あがた森魚、小林三四郎)のほか、

むかわロケ「ここはわしらの天国だ」(ゲスト/斉藤征義)、

ミュージアム5周年記念イベントでもご紹介した

室蘭ロケ「モルエラニの霧の中(パイロット版)」(ゲスト・坪川拓史監督)

など、邦画の新・旧話題作が集まっています。

ミュージアム館内にもポスターを掲示中です。

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会場となる函館山ロープウェイや

金森倉庫が温かみのあるイラストで描かれ、

なんだかホッとするデザインです。

映画祭の詳細は公式サイト(こちら)へ。

丸山智己さんが北海道愛を語りました

東京 ・テアトル新宿でレイトショー公開されている「雨にゆれる女」では、連日トークショーが行われています。22日には主演の青木崇高さんと、親交のある俳優仲間の丸山智己さんが、同作の半野監督との出会いや映画製作に至る道のりなどについてトークを披露しました。

丸山智己さんと言えば、俳優としてデビュー直後に余市ロケ作品「NANA」(2005年)で、ナナ(中島美嘉さん)とバンドを組むスキンヘッドのドラマー、ヤスを演じたのに続き、当時の常呂町(現・北見市)でロケされた「シムソンズ」(2006年)では、主人公たちのカーリングチーム「シムソンズ」のライバルチームのコーチを演じました。

北海道愛を語った丸山智己さん。写真撮影にも気軽に応じてくれました。

北海道愛を語った丸山智己さん。写真撮影にも気軽に応じてくれました。

トーク終了後に、両作品のロケ地について尋ねると、「常呂の漁師さんからは、今もカキやホタテを送ってもらってるんですよ」と話してくれました。丸山さんと常呂のつながりは2008年12月29日付けの丸山さんのブログ(こちら)にも書かれています。

冬の余市やJR蘭島駅で撮影された「NANA」については「空がきれいで、雪が深くて‥。でも頭ツルツルだったんで、寒かったです」と懐かしそう。

「NANA」ではスキンヘッドにサングラスというこわもてぶり、「シムソンズ」では勝利至上主義のコーチとして、シムソンズのコーチを演じる大泉洋さんに「常呂の恥が」と冷たく言い放つ丸山さんですが、素顔は穏やか。「今年は北海道、台風で大変だったみたいですね。北見の玉ねぎなんかも」と気にかけてくれました。「シムソンズ」では主人公の1人の家が農家で、チームの資金づくりのためJR北見駅前でオニオンスープを売る場面があります。

北海道愛にあふれた丸山智己さん。現在公開中の「ミュージアム」にも刑事役で出演しています。「近く家族で北海道に旅行に行こうと思ってます。ロケでもまた行きたいですね」と話してくれました。ぜったい来てください。(理事・加藤敦)