漫画家・いくえみ綾氏の人気コミック「プリンシパル」を
実写化した「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」が
オール北海道ロケで来年公開されることに!
札幌フィルムコミッションが、エキストラを募集しています。
黒島結菜さん&ジャニーズWESTの小瀧望さんがW主演。
東京から札幌へ引っ越してきた女子高生が、
タイプが真逆のイケメン2人と恋に落ちるストーリーだそう。
「起終点駅 ターミナル」の篠原哲雄さん監督を務めます。
どうぞお楽しみに!
今日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
古い日本映画だけを上映している東京の名画座、ラピュタ阿佐ヶ谷で特集「松山善三・高峰秀子 ~夫婦で歩んだ映画人生」が19日から始まりました。HPはこちら
高峰秀子さんは1924年、函館生まれ。子役としてスタートし、「二十四の瞳」「浮雲」など日本映画を代表する数多くの作品に出演しました。松竹の助監督だった松山善三さんと結婚。松山監督作品では「名もなく貧しく美しく」「六條ゆきやま紬」などに出演しました。監督としても活躍した松山さんですが、名脚本家として知られ、明治期の十勝を開拓した依田勉三の姿を描いた自らの小説「依田勉三の生涯」を原作とした映画「新しい風 若き日の依田勉三」(松島哲也監督、2003年)の脚本も手がけています。2016年没。
特集上映は高峰秀子さんの子役時代からの出演作品や、松山善三脚本作品などを含め32本を上映。襟裳岬近くの百人浜が冒頭の舞台になる「その人は昔」も上映されます。
北の映像 ミュージアムでは今年、企画展として「映画の女神、ふたたび。女優・高峰秀子」を開催中です。映画と合わせて、企画展もご覧ください。(理事・加藤敦)
本日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。
「映文連アワード2016 受賞作品上映会 in 札幌」が
きょう2月18日(土)、札幌プラザ2・5で開催されます。
短編映像業界の活性化を目指し、
「プロフェッショナルが選ぶ、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品」を
積極的に発掘・顕彰するこの取り組み。
北海道では、HTB(北海道テレビ放送)の
「TOYAから明日へ とけてゆくスイス 氷河×光×地球の未来」が選ばれました。
詳しい上映プログラムは公式サイト(こちら)
どうぞ足をお運びください!
先日公開された、米特殊部隊員の暗躍と葛藤を描いた伊藤計劃のデビュー小説の劇場版アニメ化作品「虐殺器官」のエンドロールで、制作に関わったとして、札幌の有限会社ソノークと、代表を務める栗田マサキさんの名前が紹介されています。どのような形で関わったのでしょうか。
「虐殺器官」のホームページはこちら。
栗田さんは茨城県出身、北大を卒業して札幌で建築デザインやアート制作を行っています。「色弱のデザイナー」で、北海道CUDOの副理事長として、色弱者にも分かりやすいカラーユニバーサルデザインの普及活動などに力を入れています。「色弱の子を持つすべての人へ」(北海道新聞社刊)という著書もあります。
有限会社ソノークのホームページはこちら。
栗田さんに制作への関わり方を尋ねると、「知り合いの紹介で、背景が間に合わないというので10枚すこし描いただけです。以前から背景はほそぼそと描いていました」と控えめな返事でした。場面は「病院のテラスや建物の外観の絵。二人で海を見ながらしゃべっているところ」ということなので、任務中のケガで入院した主人公が、標的奪還のためアフリカのビクトリア湖へ派遣される直前、終盤のシーンのようです。「虐殺器官」は制作会社が2015年に倒産し、公開を延期して新たな制作会社が引き継いだ経緯があるため、栗田さんへの協力依頼もこうしたことが関係しているかもしれません。アニメを含めた映画づくりが、たくさんの人たちの仕事の集積であることを示す一例と言えるでしょう。いずれにしても、アニメの一部分が札幌で生まれたことは、私たち北海道の映画ファンをどきどきさせてくれます。(理事・加藤敦)
本日は月曜休館日です。
またのお越しをお待ちしております。