連日暑い札幌です。
さて、先日、「男はつらいよ 望郷篇」のロケ地となった
共和町小沢(こざわ)に行ったので、写真でご紹介します。
札幌からJRに乗り、小樽で2両編成のローカル線に乗り換えます。
途中、第15作「忘れな草」に登場する塩谷駅や蘭島駅を通過し・・・
札幌から約2時間、小沢駅に到着です。
無人の駅舎から少し歩くと、左手に「トンネル餅」ののれんが。
目的地の、末次商会さんです。
こちらは、映画の前半、寅さんと舎弟・登が
大喧嘩するシーンに「末次旅館」として登場。
といっても、使われた建物は
小沢駅のそばにあった、かつての店舗だそう。
店に、そのシーンの写真が飾られていました。
当時、現場に立ち会った末次セツ子さんは
「渥美清さんは座布団を枕にして
すぐ横になっていましたよ」と思い出を語ってくださいました。
当時のことを根掘り葉掘り伺ううち、奥から出してくださったのがこちら!
渥美さんの直筆サイン(右)です!!
映画にも大看板が映る「トンネル餅」は、
1904年に誕生した地元の銘菓です。
優しい味わいで、今も根強い人気があるのも納得。
「今は車で買いに来る人がほとんど」とのこと。
札幌から日帰り圏内の小沢へ、
この夏、JRでミニトリップはいかがでしょうか。
ちなみに、手前の立派な松の木は、劇中にも映ったもの。
チェックしてみてください。