今年4月、82歳で亡くなられた高畑勲監督。
ドキュメンタリー映画『柳川掘割物語』(1987)の上映が縁で
交流のあった札幌映画サークルが、
〝映画の日〟の12/1(土)、
高畑さんへの感謝を込めた上映会を企画しています。
詳細はこちらから。
当日は、作品上映のほか、
「高畑勲監督が残してくれたもの」と題し、オープロダクション
代表取締役なみきたかしさんのトークイベント、
北海道在住のチェリスト・土田英順さんの
チャリティ・コンサートも予定。
ぜひ足をお運びください。
今年4月、82歳で亡くなられた高畑勲監督。
ドキュメンタリー映画『柳川掘割物語』(1987)の上映が縁で
交流のあった札幌映画サークルが、
〝映画の日〟の12/1(土)、
高畑さんへの感謝を込めた上映会を企画しています。
詳細はこちらから。
当日は、作品上映のほか、
「高畑勲監督が残してくれたもの」と題し、オープロダクション
代表取締役なみきたかしさんのトークイベント、
北海道在住のチェリスト・土田英順さんの
チャリティ・コンサートも予定。
ぜひ足をお運びください。
札幌映画サークル55周年記念上映
「こども映画館」が11/25(日)、
札幌プラザ2・5で開催されます!
上映作品は「太陽の王子 ホルスの冒険」「長靴をはいた猫」
「パンダコパンダ/パンダコパンダ雨ふりサーカス」。
高畑勲、大塚康生、宮崎駿、井上ひさし…
日本アニメーションの黄金期を築いた方々による
記念碑的作品を大スクリーンで堪能できるチャンス!
詳細はこちらから。ぜひどうぞ。
雪が舞い、冬到来の札幌です。
さて、あす23日(金)のご予定はいかがですか?
もしお時間があれば、夕方から札幌プラザ2・5へ!
夕方からは「復活上映『怪怪怪怪物!』」、
深夜からは「シッチェス映画祭2018/オールナイト札幌 第2夜」
が立て続けに行われます。
B級感満載のビジュアルからたまりません!
寒い夜は、映画で熱くなりましょう!
詳細は公式サイトをチェック(こちら)
お問い合わせは札幌プラザ2・5(011-231-3388)へ。
自然エネルギーによる地域再生の現場を追う
ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」が、
11/19(月)札幌市環境プラザ環境研修室(定員50人)で、
20(火)石狩市図書館視聴覚ホール(定員40人)で開催されます。
映画製作に協力したノンフィクションライター・
高橋真樹さんによるミニトーク付き。
どちらも午後1時30分~4時20分で、
参加費一般1000円、事前申し込み500円。※学生無料
札幌はNPO法人北海道グリーンファンド(011ー280‐1870)
石狩はNPO法人ひとまちつなぎ石狩(0133‐60‐2722)へ
お問い合わせを。
映画の公式サイトはこちら
第31回東京国際映画祭(10/25~11/3)の日本映画スプラッシュ部門作品賞に輝いた映画「鈴木家の嘘」が、11/16(金)に公開されます。
※映画の公式サイトはこちら
この作品、野尻克己さんの監督デビュー作。
野尻さん、といえば、スタッフ・アラタメがお手伝いした函館ロケ映画「海炭市叙景」(2010年)の助監督を務めてらっしゃった方なのです! 当時、ロケに携わった方々なら、覚えてらっしゃるのではないでしょうか。
映画の助監督は、スケジュール作りから現場の進行、監督と各部の連絡調整まで幅広く担う重要なポジション。私の記憶でも、野尻さんはとにかく忙しそうに働いていました。エキストラの出入りを指示していたかと思えば、足りない役をご本人が演じたり(「海炭市叙景」でも、朝市の入口で暖をとる男性や、プラネタリウムで小学生を引率する先生役をこなされています)、助監督さんってすごい…と驚いたのを覚えています。
野尻さんは、そんな助監督の仕事を、「海炭市叙景」の熊切監督をはじめ、橋口亮輔(『恋人たち』)、石井裕也(『舟を編む』)、大森立嗣(『セトウツミ』)ら名匠たちの現場でこなし、満を持して今回の監督デビューとなったのです。おめでとうございます!!
作品は、長男の死をきっかけに巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアを交えて描く物語。自身の経験を基に、監督が脚本を手掛けたオリジナルで、岸部一徳、原日出子、加瀬亮ら名優が出演しています。公式サイトに、監督の思いが綴られているので、よければご覧下さい(こちら)
日本のインディペンデント映画を積極的に紹介し、海外進出を応援 していく東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門作品賞を受賞したほか、ヒロイン役の木竜麻生が、輝きを放った若手キャストを選出する「東京ジェムストーン賞」に選ばれたとあれば、期待も高まります!
北海道では札幌シネマフロンティアで公開。
どうぞ足をお運びください!
北海道美術館協力会(通称・アルテピア)が主催する
「美術講座プレミアム」(会場:北海道近代美術館)。
11月1日行われた第4回に、
北の映像ミュージアム副館長の高村賢治が講師で登場!
「映画が教えてくれる北海道〈産業の歴史〉」と題して語りました。
参加者約130人には、オリジナルロケ地MAPをプレゼント!
このマップの裏にリストがありますが、
戦前から数えて450本以上という膨大な北海道ロケ作の中から、
高村副館長は「産業を映し出した作品」10本をピックアップ。
「石炭産業」なら「女ひとり大地を行く」、
「水産業」なら「北海の虎」などで、
それも今や失われた産業風景や、
その変遷が刻まれていることを伝えました。
特に、ロードムービー「幸福の黄色いハンカチ」は、
武田鉄矢さん演じる若者が辿った道のりを詳しく説明し、
「山田洋次監督は、道内に点在する北海道の産業スポットを
紹介する狙いがあったのでは」と持論を展開。
また、「網走番外地」シリーズをはじめ、
北海道ロケの名作に数多く出演している高倉健さんに触れ、
出演作が石炭産業、水産業、農業・酪農、林業と
幅広い分野をテーマにした映画に出演していることから、
「健さん出演作を見ると、北海道の産業の姿が
理解できるかもしれません」と語りました。
近年は「食」をテーマにした北海道ロケが誕生していること、
台湾・中国・韓国・タイなど近国の監督が
撮影するケースも増えたことなどを取り上げ、
「今後も私の知らない北海道の姿、
新しい作品と出会えることが楽しみです」とまとめました。
芸術の世界を様々な角度から探索するというこの講座。
総合芸術とされる映画の、身近な北海道との関わりを
感じることができたでしょうか。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。