北海道日本ハムファイターズのドキュメンタリー映画「FIGHTERS THE MOVIE ~Challenge with Dream」特別先行上映会レポート!

北海道日本ハムファイターズが北海道に誕生して15年の足跡をたどる「北海道日本ハムファイターズ誕生15thプロジェクト ドキュメンタリー映画『FIGHTERS THE MOVIE ~Challenge with Dream』」が2/15~28、2週間限定で全国公開されます。
1月、札幌市内で行われた特別先行上映会に潜入!

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その模様をご紹介します。

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司会の三好絵梨香さん(以下、司会)/上映会に先駆け、見事当選したファイターズファンの皆さんと関係者による特別先行上映会へようこそ! それでは、トークショーのゲストをお招きします(事前に知らされていなかった観客から「おお~!」と喜びのどよめきが起きました)。北海道日本ハムファイターズのスポーツ・コミュニティ・オフィサー稲葉篤紀さん、一軍打撃チーフ兼作戦コーチの金子誠さんです。(盛大な拍手)

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稲葉篤紀さん(以下、稲葉さん)/みなさんこんにちは! ファイターズが映画化されたということで、実は僕もまだ観ていないので、楽しみにしてきました。よろしくお願いします。

金子誠さん(以下、金子さん)/僕もまだ観ていなくて、映画で15年間を思い出すことになるのではと期待しています。

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司会/まずは稲葉さんに、映画の概要をご紹介いただきます。

稲葉さん/北海道日本ハムファイターズは球団が北海道に誕生し、15年の歳月が流れた。この間、企業理念『Sports Community(スポーツ・コミュニティ)』を掲げ、地域密着を推進し、既成概念に縛られない夢を持った挑戦をし続けた結果、5度のリーグ優勝、2度の日本一を達成することができ、北海道民をはじめとする全国のファンの皆様と最上級の感動をともにすることができた。
さらに言えば、『Fan Service 1st(ファンサービス・ファースト)』という活動指針のもと、選手とファンが心通わせ歩んできた道程である。
『Challenge with Dream』。
これは株式会社北海道日本ハムファイターズの経営理念である。
「既成概念に縛られない、夢を持った挑戦をする」心意気を実践してきたことこそが、北海道日本ハムファイターズの「15年」だったのだと表現できるかもしれない。「夢を持った挑戦」をしたのは、「ひと」であり、それを見届けたのも、「ひと」である。本映画では、関係者のインタビューなどから、北海道日本ハムファイターズの「15年」をドキュメンタリー映画として回顧する。
「15年」の物語の先には、新たな夢への挑戦がが待っているはずだ。

司会/今の概要をお聞きになって、金子さんいかがですか?

金子さん/僕は、ファイターズで東京時代の10年を過ごしてからの北海道なんです。ですから、今でも覚えているんですが、移転の時、僕の中では寂しさや心の葛藤がある中で、北海道で先頭に立って挑戦されている方々がたくさんいらっしゃったので、その方たちのことを思い出しました。

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司会/お二人とも、映画にご出演された感想は?

稲葉さん/自分がどういう風に出てくるかわかりませんけれど(笑)、この先映画に出ることもないと思いますので、非常に楽しみです

金子さん/過去の自分が少しでも映ったら、少し太り気味でもあるので(笑)、今の自分を戒める機会にしたいです。

司会/実は私も、映画のナレーションを北海道出身のEXILE SHOKICHIさん、TEAM NACSの音尾琢真さんと一緒に担当させていただきました。が、本番で北海道なまりが出てしまい、スタッフさんにご迷惑を掛けてしまって…。私も今日初めて観るので楽しみです。続いて、北海道の「15年」を振り返ってどんなお気持ちですか?

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稲葉さん/色々なことが思い出されますけれど、なかでも2006年のクライマックス優勝したときのサヨナラの一打ですね。自分でいうのもあれですけれど、あれがファイターズの歴史の始まり、『全力疾走』『最後まであきらめない』という姿勢につながる第一歩だったかなと思うので、思い出深い試合です。

金子さん/僕、東京時代は黙々ガツガツ野球のことしか考えてなかったんですけれど、北海道にきてテレビに出させてもらったり、あと稲葉さんがファイターズに入られて朝から晩まで行動するうちに、世の中に視野が広がっていって、自分を表現できるようになりました。

司会/お二人はプライベートでも食事を?

金子さん/だいぶご馳走になりました!

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稲葉さん/家が近かったんです。だから、飲食店の行き帰りもよく話しました。

司会/どんな話を?

稲葉さん/野球の話ですよ。これからのファイターズについて…。

金子さん/表向きはそうですね(笑)

司会/(笑)そんな、思い出もたくさん詰まった15年ということですね。それでは最後に、観客の皆さんにメッセージをお願いします。

稲葉さん/ぜひ映画を楽しんでください。これから新球場もできますし、新たなファイターズを作っていけたらと思います。

金子さん/最初に土台を作ってきた方々の苦労があり、そして今、このファイターズで選手たちも新しいことを考えようと苦労しています。「15年」を回顧するドキュメンタリー映画ですが、また30年、40年後に色々な方々が振り返れるように、その第一歩になればと思っています。

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(C)H.N.F

(C)H.N.F

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せたなロケ「そらのレストラン」が公開!初日舞台挨拶レポート

〝北海道映画〟第3弾「そらのレストラン」が、1月25日より全国上映中です。
先日札幌での合同取材レポート(記事はこちら)をご紹介しましたが、今度は初日にユナイテッド・シネマ札幌で行われた舞台挨拶レポートをどうぞ。

* * *

満席の観客から拍手で迎えられたのは、大泉洋さん、本上まなみさん、岡田将生さん、マキタスポーツさん、高橋努さん、石崎ひゅーいさんらキャストと深川栄洋監督です。

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大泉さんは「『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』と3作連続で主役の座を射止めました大泉洋です。毎回1000人くらいのオーディションを勝ち抜いています!…」と冒頭からホラ話を織り交ぜて挨拶。さっそくマキタさんや高橋さんからツッコミを浴びていました。続いて岡田さんが話し始めると、今度はマキタ&高橋コンビから「岡本!」とヤジが。「いや岡田だよ!」と応戦するなど、キャスト陣の仲の良さが伝わる面白トークが展開されました。

「撮影が終わってからうなされるほど待っていました。もともと僕は北海道の山梨出身ですから(笑)!第二の故郷だと思っています」と会場を沸かせたマキタさんは、この日が誕生日。なんと、大泉さんが実際に撮影中に作り、熟成を重ねた〝バースデーチーズ〟がサプライズのお祝いに出てきて一同を驚かせました。大泉さんがマキタさんに「あーん」と試食させると、「めちゃくちゃうまい!」と大喜びされていました。

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さらに〝流しそうめん〟ならぬ〝流しモッツアレラ〟セットが運ばれてくると、大泉さんは「流すんですか?なんか意味あります?」と得意のぼやきを炸裂。大泉さんが劇中で演じた主人公・亘理(わたる)のモデルとなった村上健吾さんがこの日のために作ったというモッツアレラチーズを、監督、キャスト全員で美味しく味わっていました。

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深川監督は「映画には楽しいおじさんたちがたくさん出ています。生で見ると距離感が取りづらいですが、スクリーンで見るととてもいい距離で面白く見ていただけると思います」とメッセージ。最後に大泉さんが「この映画を大きく育てるのはあなたたちなんです!私たちが生みの親なら、あなたたちが育ての親。大いに盛り上げて頂きたい!」と雄弁を振るうと、マキタさんから「政治家かよ!」とツッコミが飛ばされ、最後まで会場を笑いで盛り上げました。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

映画「そらのレストラン」
出演:大泉 洋、本上まなみ、岡田将生
監督:深川栄洋
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2019年の注目作品⑤函館ロケ「ダンスウィズミー」

2019年のミュージアムいちおし作品第5弾は…

函館ロケ最新作「ダンスウィズミー」!

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「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」などの

矢口史靖監督の最新作による

ハッピーミュージカルコメディです。

公開は夏と少し先ですが、

公式サイト(こちら)では超特報映像が公開されています。

今から楽しみですね!

2019年の注目作品④北海道出身の井樫彩監督最新作「真っ赤な星」

2019年のイチオシ映画を紹介する第4弾は…

井樫彩監督の最新作「真っ赤な星」!

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前作『溶ける』で卓越した演出力と表現力が評価され、

史上最年少でカンヌ国際映画祭

シネフォンダシオン部門に正式出品されるなど、

国内外で注目を集めている新鋭監督・井樫彩さん。

初長編となる「真っ赤な星」は、

孤独を抱える14歳の少女と27歳の女性の、

交わることのない愛の日々を綴る物語です。

北海道ではディノスシネマズ室蘭で1月25日から、

ディノスシネマズ札幌劇場で2月1日から公開予定です!

ぜひチェックしてください。

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2019年の注目作品③北海道出身のこだま兼嗣監督最新作「劇場版シティーハンター」

2019年のミュージアムおすすめ映画を紹介。

第3弾は、2/8公開「劇場版シティハンター」です!

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裏社会に名を轟かす始末屋スイーパーにして、桁外れの女好き。

〝シティハンター〟冴羽獠(声・神谷明)の物語が、

アニメ放送30周年記念プロジェクトとしてカムバック!

初代監督で、今回総監督を務める

こだま兼嗣さんは北海道出身です。

20年の時を経て完全新作として生み出された

注目の長編アニメーションをお楽しみに。

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2019年の注目作品②せたなロケ「そらのレストラン」~札幌・マスコミ合同取材会レポート!

「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く、大泉洋さん主演の〝北海道映画〟シリーズ第3弾!
映画「そらのレストラン」が1月25日(金)に公開となります。
日本海に面した道南のまち・せたなにある海の見える牧場で、放牧酪農とチーズ作りに励む「亘理(わたる)」。彼を優しく見守る家族や、志高く農業に取り組む仲間たちとの絆の物語です。
深川栄洋監督、出演の大泉洋さん、本上まなみさんによる札幌・マスコミ合同取材会に、北の映像ミュージアムも潜入!

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映画を観る前でも、観た後でも楽しめる笑いたっぷりのトーク内容をご紹介します。

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質問/映画の冒頭、大泉洋さんと本上まなみさんが夫婦になるまでの展開が印象的でした。本上さんは、「こと絵」という役を、どう想像して演じられたのでしょうか。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

本上まなみさん(以下、本上さん)/最初に脚本を読ませていただいたとき、確かに「こと絵」はミステリアスに登場すると感じました。ただ、その後の描き方から読み解くと、会社勤めをしている都会の家庭とは違う環境にあり、強い結びつきがあって成り立っている家族なのだと理解しました。「こと絵」は穏やかで優しい女性ですが、しっかりした芯を根底に持ち、そこが家族を支える大きな役割を担っているのだと思います。

質問/監督に、夫婦のシーンを詳しく描かなかった理由を教えてください。

深川栄洋監督(以下、監督)/僕も最初、「いつ、彼女のサスペンダーは弾かれるんだろう」と考えながら脚本を読みました。ただ、この映画は、せたなで肩を寄せ合う男たちの友情を描くことが中心にあり、最後までこと絵さんの〝謎〟は明かされません。それが、映画を見慣れた自分には新鮮でしたし、脚本から与えられた大きな課題のように受け止めました。ですから、こと絵さんに対する観客の緊張感、集中力を利用しながら演出してみました。普通の映画とは少し違う、そんな〝仕掛け〟を楽しんでいただければと思います。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

大泉洋さん(以下、大泉さん)/補足させていただきますと、私も初めて脚本を読んだとき、プロデューサーに、突然奥さんがくるって唐突過ぎやしないかと聞いたんです。するとプロデューサーが、ほとんど本当なんだと答えたんです。この作品は、実際にせたなで安心・安全な食のあり方を提唱する「やまの会」という自然派農民ユニットの方々の関係性を映画化していて、登場人物にはそれぞれモデルがいます。僕の「亘理」という役は、村上牧場の村上健吾さんという方。そして奥様というのは、本当に「海の見える牧場で働きたい」って言って応募してきて、「じゃあ」って面接して、結婚しちゃったらしいんです(笑)。それを聞き、本当の話なんだと納得しました(笑)。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

ちなみに、宇宙人の話についても、「なんでこんな突飛なエピソード盛り込むんだ」と驚かれる方もいるかもしれません。…が、これも本当で、実際にせたなで羊を育てている男性がUFOを見てるらしいんです。ちょっと不思議な映画だなと思う方もいるかもしれませんが、それは「変わった世界観を作ろう」「ファンタジックにしよう」ということではなく、実際のエピソードに基づいているんです。

質問/特に男性陣のキャストの方々の〝仲間感〟がスクリーンから伝わりました。ロケは合宿状態で仲良くなられたとお聞きしましたが、何か面白いエピソードがあれば教えてください。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

大泉洋さん(以下、大泉さん)/(ポスターを見ながら)岡田将生くん、マキタスポーツさん、高橋努さん、石崎ひゅーいくんの4人、あと、安藤玉恵さんにしても、皆さん楽しい方ばかりですからね。本当に仲のいい現場で楽しかったです。そこにきて何が楽しかったかというと、せたなにはキャストやスタッフ全員が泊まれる宿泊施設がなくて、周辺の街に分かれたんです。私は出番が多いので、現場に近いせたな町にしていただきました。でもほかの男性陣は、歓楽街も近い八雲を選んだんです。八雲は、現場まで車で1時間くらいかかるんです。ですから、たとえば出番に多少時間の差があっても、全員一緒の車に乗って来るんですね。すると時間が空くので、彼らは台本の読み合わせを始めていたんです。それで僕たちが現場入りしたときには、まるで劇団のような〝結束〟ができていて、僕は「劇団八雲」と名付けました(笑)。〝八雲さん〟の結束ったら、なかったですよね。

本上さん/(笑)ええ、とっても。

大泉さん/座長は当然、マキタスポーツさんです(笑)。「将生、稽古するぞ!セリフ大丈夫だろうな!」「大丈夫です!」みたいなやりとりが交わされていましたね(笑)。でもやっぱり八雲が現場から少し遠かったのか、途中で彼らはせたなの「あわび山荘」に移ったので、劇団名は「あわび」に変わりましたけれど(笑)。だからある意味、私と本上さんは劇団の客演状態でしたね(笑)。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

質問/せなたの印象はいかがでしたか?

大泉さん/「お店が少ないので食べ物は期待しないでください」と事前に言われていましたが、行ってみたら食材が美味しくて。地元の海苔で作っていただいたおにぎり、もちろん魚介類もおいしかったです。あとは、モデルとなった「やまの会」からの差し入れもおいしかったです。チーズや野菜、あと実際に販売している「パンダ納豆」も。たくさん美味しいものをいただきました。

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

本上さん/私は北海道が大好きで、趣味のフライフィッシングをしに年に1回は必ず来ています。でも、せたなは初めてで、行く前からワクワク楽しみにしていました。「海が見える牧場」と脚本にはあったんですけれど、「本当にそんなところあるのかな?」と思っていたところ、見事に海が見えて驚きました。空がとても広くて、日中の撮影が多かったので、お日様が上って沈むまでが本当にゆっくり見られて感動しました。ロケは秋だったので、季節の変わり目というか、遠くに見えた稲光が、だんだんと近づいてくるダイナミックな自然も目の当たりにしました。

質問/監督は、大泉さんと組むのは4回目ですが、何か新しい一面を感じられたとすれば何でしょうか。

監督/2009年の「半分の月がのぼる空」が最初ですが、あのときは〝北海道の大スター〟が東京に進出してきたばかりのときでした。それから毎作大きくなられて、数年前からは映画界・日本の大スターになっています。今回、大泉さんのフィールドである北海道で演出をする感覚で取り組んだのですが、僕は普段より、俯瞰を心がけました。カメラのアングルもそうです。

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先ほど「劇団八雲」の話がありましたが、実はあの劇団の演出家は、大泉さんなんです。楽屋裏で「劇団八雲」のお芝居を見て、「そうじゃない、こうなんだ」と言い始めたのは、たぶん大泉さん(笑)。だから私は、大泉さんが芝居をつけたものを現場で見て、「それでは、カメラのアングルはこうしましょう」と考えたように思います。演出・大泉洋、総合監督は私みたいなニュアンスがあって、普段より役者の間に入って芝居をつけることをほとんどしなかったです。テストでは色々話をしましたが、9割のカットは1発OK。本番でアクシデントが起きても大泉さんが拾っていく、芝居に取り入れていくのでOKになりました。

質問/「亘理」という主人公は、演じやすかったでしょうか。また、苦労した部分はありますか?

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

大泉/〝北海道映画〟シリーズ3作品の中では、仲間との友情がテーマにあったので、感情移入しやすいというか、台本が身近な感じがしました。ただ、「亘理」のチーズの師匠で、父親的存在の「大谷雄二」という役を小日向文世さんが演じていて、これもまたある意味実話でモデルがいらっしゃるんですが、彼にまつわる大事なシーンを演じるのに、小日向さんとのスケジュールが合わなくて、ロケ後半に彼とのシーンを演じることになってしまい、クライマックスシーンを先に撮らなければいけなかったのがちょっと大変でした。ただ、役者さんとして尊敬する方ですから、小日向さん本人をイメージして役に入り込みましたし、あとは監督が耳元でささやいてくれるんですが、その内容が素晴らしいんです! 想像しきれない部分や裏側を監督が補ってくれて、本番に近づくにつれ「なるほどそういう感覚か」と掴むことができました。

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(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

(C)2018『そらのレストラン』製作委員会

映画「そらのレストラン」 2019年1月25日(金)全国ロードショー
出演:大泉 洋、本上まなみ、岡田将生
監督:深川栄洋
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追悼・斉藤征義さん

「田んぼdeミュージカル」をはじめ、

むかわの町民映画作りの中心人物だった斉藤征義さんが、

1月6日にお亡くなりになりました。享年75。

2011年12月、スタッフ・新目は

函館港イルミナシオン映画祭でお会いし

(中央の青いマフラーの方です)、

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翌年10月には、斉藤さんが

当時ホテルさっぽろ芸文館内にあったミュージアムに

お越しくださり、過去の作品DVDをご寄贈くださいました。

詩人として活躍され、

宮沢賢治研究者としても知られた斉藤さん。

心より、ご冥福をお祈りいたします

2019年の注目作品①北海道出身の吉田志織が出演!「チワワちゃん」

2019年も、北海道ロケ映画をはじめ、

北海道出身の監督や俳優が活躍します!

続々とご紹介いたします。

2019年のミュージアムお薦め作品①

1/18公開!「チワワちゃん」

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最新の映像と音楽センスを誇る26歳の二宮健監督が

伝説的な漫画家・岡崎京子の短編最高傑作を実写映画化。

〝殺人事件の被害者「千脇良子 20歳 看護学校生」。

それが、あたしの知っている

「チワワちゃん」のことだとは最初思わなかった……。〟

1994年に発表された原作を監督自ら脚色し、

SNSが急速に進化した現代にアップデート。

恋、嫉妬、お金、欲望、夢 ──

キラキラした青春が氾濫する世の中に、

リアルな若者の素顔を叩きつけると共に、

この情報化社会における青春の爆発と終わりの瞬間、

そこから始まろうとする“なにか”までを描き切る話題作です。

タイトルにもなっている「チワワ」役を演じるのが、

北海道出身の吉田志織さん。

オーディションで選ばれた期待の新人だそう!

ぜひ注目してください。

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

ミュージアム新オフィスは昨日7日から

通常オープンしております。

平日午前10時~午後2時まで、

スタッフが常駐しておりますので、

キネ旬バックナンバーの活用などでご利用ください。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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