映画の街・夕張の写真レポート2回目は、
「夕張市石炭博物館」です。
ご存じの通り、4月に模擬坑道で火災が起きましたが、
その後鎮火し、6月に本館の営業を再開しました!
この石炭博物館は昨年4月にリニューアルオープン。
常設展示では、映像やグラフなど最新技術を取り入れ、
夕張の歴史や炭都で暮らした人々の息遣いを
見て、触れて、分かりやすく紹介しています。
さらに、空知の炭鉱、室蘭の鉄鋼、小樽の港湾と
それらを結ぶ鉄道の歴史や産業遺産を表す
「本邦国策を現地に観よ! 北の産業革命 炭鉄港」が
2019年度の日本遺産に見事選ばれ、
注目を集める関連施設でもあります。
1階の無料フロアでは、認定記念の企画展示中でした。
ちなみに、北海道の炭鉱を舞台にした映画といえば、
「女ひとり大地を行く」(1953年、亀井文夫監督)。
地下展示室では、マネキンを使ったジオラマで
石炭採掘の移り変わりを伝えています。
映画のシーンを彷彿とさせる展示も多く、
見応えたっぷりです。
残念ながらまだ模擬坑道は公開されていませんが、
「生きるに向き合う博物館」というコンセプト通り、
いま行くべき文化施設といえそうです。
公式サイトはこちら