2/19~23に開催された
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」。
(C)KAIDA Yuji
学生スタッフOBの木屋くんに続き、
アラタメが日帰り参加した模様をご紹介します。
参加したのは映画祭3日目の21日(土)。
午前8時札幌駅発の無料専用バスに乗り、
会場に到着したのは午前10時少し前。
着くなり、メイン会場のアディーレ会館前に
すごい行列ができていてびっくり。
招待作品「くちびるに歌を」のお客様でした。
私はそこから歩いて数分のホワイトロック会場へ。
観たのは、こちら。
故・高倉健さん主演、中標津ロケの
「遥かなる山の呼び声」です。
スクリーンで再見すると、北海道の
美しく雄大な自然風景が胸に残りました。
ちなみにホワイトロック隣りにある
ゆうばり共生ファーム会場では、こちらを発見!
写真手前にあるのが、ミュージアムの会報です。
会場のあちこちで配布されており、PRいただきました。
続いてアディーレ会館に戻り、「ゆうばり25周年座談会」に参加。
パネリストは元チーププロデューサーの小松澤陽一さん、
クリティブオフィスキュー代表取締役の鈴井亜由美さん、
夕張市長の鈴木直道さん です。
フェスティバルディレクターの澤田直矢さん含め、
それぞれが映画祭&夕張との関わりを振り返り、
〝これから〟何ができるかを考える前向きなトークとなりました。
〝名物〟という小松澤さんの語り口に
パネリストも参加者も、笑ったり、しんみり涙したり。
和やかな雰囲気に包まれた会場の一角には、
25年間の歩みを紹介するパネル展が設けられ、
ミュージアム特別顧問でもある故・品田雄吉さんの姿が。
また、副理事長の竹岡羊子さん作のポスターもありました。
座談会やパネルを通して、
市の財政破綻で存続が危ぶまれながらも、
市民が中心となって四半世紀続けていることの凄さを実感。
と同時に、これからも続けてほしい想いを新たにしました。
この後鑑賞したのが、招待作品の
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。
後日、アカデミー賞4冠を達成する話題作です。
個人的には、映画のある〝仕掛け〟に唖然としつつ、
封切前に大作を観ることができた喜びをかみしめました。
最後に観たのが、オフシアター部門の「私たちのハァハァ」。
超満員で立ち見でしたが、すっごく面白かったです!!
トークを終えた松居大悟監督に、
思わず「良かったです!」と声をかけました。
帰りのバスの時間までは、ここで休憩。
名物・ストーブパーティーです。
函館時代の知り合いとバッタリ再会したり、
親子で初参加したという女性と映画の感想を話したり。
お酒とジンギスカンを味わいつつ、
映画を通じた出会いを楽しみました。
ということで、駆け足でしたが
ゆうばり映画祭を満喫したひとときをご紹介しました。
老朽化のため今年で最後となった
アディーレ会館へ感謝を込めて。
ありがとう! さようなら。