「犯る男」の舞台挨拶に札幌生まれの川瀬陽太さん登壇

ピンク映画の製作と配給を行っている大蔵映画の新プロジェクト「OP PICTUERS+」の一つである「犯る男」(山内大輔監督)が8月22日から27日まで、テアトル新宿でレイトショー上映されました。この新プロジェクトは、R18のピンク映画から濡れ場を減らしてドラマ部分をふやし、R15の別バージョンの映画として一般劇場で公開するというものです。普段、成人映画専門館に足を運ばない人にも、ピンク映画って面白いんだと知ってもらうのが狙いだそうです。

26日には舞台挨拶が行われ、主演女優らとともに、札幌生まれの俳優、川瀬陽太さんも登壇しました。川瀬さんは、数多くのピンク映画だけでなく、瀬々敬久監督やサトウトシキ監督、廣木隆一監督らの作品でも活躍し、最近では「さよなら歌舞伎町」「ローリング」などの出演作品があります。「犯る男」では、妻を殺めたトラウマを抱えつつ痴漢や強姦ばかりしている男を演じています。ダークな色調に貫かれた緊張感に満ちた作品ですが、撮影現場では河瀬さんは役柄とは正反対のムードメーカーだったそうで、舞台挨拶でも映画に使われた特殊造形の犬を抱えて登場した朝倉ことみさん、同じく歩行補助具をつけて登壇した涼川絢音さんらと軽妙な掛け合いを見せてくれました。

「犯る男」の舞台挨拶。左から和田光沙さん、川瀬陽太さん、朝倉ことみさん、涼川絢音さん、特殊メイクの土肥良成さん、山内大輔監督

「犯る男」の舞台挨拶。左から和田光沙さん、川瀬陽太さん、朝倉ことみさん、涼川絢音さん、特殊メイクの土肥良成さん、山内大輔監督

川瀬さんは挨拶で、「もともと映画が作りたくて助監督をやっていた」と話し、参加作品が資金的に行き詰まって主演することになり、そのまま俳優になったという意外な経歴を話してくれました。映画の世界では何があるかわかりません。

テアトル新宿では、「OP PICTUERS+」として引き続き「誘惑遊女 ソラとシド」が8月30日から9月4日まで上映されます。この日の舞台挨拶の最後に加わった「ソラとシド」の出演者らによると「何も考えずに見られるほんわかした映画」だそうです。

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(理事・加藤敦)

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