ミュージアムで行われる月イチイベント「北のシネマ塾」。
10/17(土)は、美幌ロケ「君の名は(第2部)」をテーマに
武島靖子理事がトークを行いました。
昭和27年にラジオドラマで話題となり、
翌年には映画化されて人気が爆発したこの作品。
当時のラジオ放送を聞いていた
〝おませな子ども〟だったという武島理事は、
「戦後、ようやく庶民の暮らしが上向きになっていた」
などと、映画の時代背景を懐かしげに解説。
ファン投票で配役が決まったことや、
監督がキャストやスタッフに洋画「哀愁」を
参考にするよう勧めたことなど、製作秘話を紐解き、
「映画は、物語を伝えると同時に、
その時代の人の暮らしや町の風景を伝えるのも役目。
まさにこの映画から、昭和20年代の様子がよくわかる」と語りました。
ヒロインの岸恵子について、参加者から感想を求めると、
「とにかく綺麗!」「現代でもいる女性像だった」と意見が続々!
半世紀以上も前の作品ながら、
これだけ盛り上がることのできるのは、
やはり傑作映画なのだと再認識したひとときでした。
さて、次回は「戦争と愛」の〝番外編〟!
11/21日(土)午後2時から、
「モロッコ」(ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督)をテーマに
小檜山博館長がトークします。
どうぞこの機会にお越しください!