伊藤清美さんの「銀河系」が惜しまれつつ閉店しました

苫小牧出身で女優の伊藤清美さんの店「銀河系」が10月30日を最後に閉店しました。東京・新宿のゴールデン街にある「銀河系」は、2001年にアルバイト先の店を引き継いだ伊藤さんが翌年、松田政男さんの勧めでゴールデン街に移って始めた店です。もともと1978年に開店、店名は足立正生監督の作品名から取られたそうです。伊藤さんは引き継いでから14年間、店を続けました。

伊藤さんは1959年生まれ、苫小牧東高から札幌の短大を中退し、上京しました。数多くのピンク映画や一般映画に出演し、そうした縁で「銀河系」には映画業界の関係者が足を運びました。10人も入ればいっぱいの店ですが、深夜にならないと人が集まらないのも、この業界ならではかもしれません。

10月29日、「銀河系」で。後列左から伊藤清美さん、国映の佐藤さん、鎌田監督、前列左はいまおか監督

10月29日、「銀河系」で。後列左から伊藤清美さん、国映の佐藤さん、鎌田監督、前列左はいまおか監督

閉店前日の29日には、小樽出身で御年74歳の今も浅倉大介の名前でピンク映画の企画・製作を続ける、「お姉」こと国映の佐藤啓子代表取締役、名寄生まれの鎌田義孝監督、いまおかしんじ監督らが詰めかけて、店との別れを惜しみました。

「店をやめた後はどうするの」と聞かれるたびに「まだ何も考えていません」と話す伊藤さん。14年間お疲れ様でした。(理事・加藤敦)

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