今月21日に開催された
ミュージアムイベント「北のシネマ塾」。
今回は小檜山博館長が担当し、
洋画「モロッコ」を取り上げました。
50回観て、ロケ地まで足を運んだという館長。
「ラストの砂漠のシーンが印象強いが、この作品のテーマは(ヒロインと婚約する大金持ち役)アドルフ・マンジューの〝無限の愛〟にあります」と解説。
『もう一度、私に男を信用させてくれるの』『10年前に会いたかった』など、「詩的なセリフが散りばめられ、観れば観るほどいい映画。マレーネ・ディートリッヒの表情も素晴らしく、目が離せない」など、〝惚れ込み過ぎ〟と自称するだけあって、作品の魅力を語り出したら止まりませんでした。
参加者からも「男女が分かれる時の仕草にセンスの良さを感じた」「女性が格好いい!」「物語が凝縮している」などの感想があり、往年の名画の良さを共有したひとときとなりました。
さて次回は・・・2015年ラスト!
12/19(土)午後2時~
「和田由美&浦田久の映画グラフィティー
~フランス映画を知りたい2~」。
トークは、事務局長・和田由美さん&
街並み画家・浦田久さん。
はい、発売されたばかりの
「ほっかいどう映画館グラフィティー」のコンビです!
どうぞお楽しみに!