川瀬陽太さんら出演の「夢の女 ユメノヒト」の上映が始まりました。

昨年の「乃梨子の場合」が高い評価を受けた坂本礼監督の新作「夢の女 ユメノヒト」が9日、東京のポレポレ東中野でレイトショー公開され、初日には坂本監督や主演の佐野和宏監督、札幌生まれの川瀬陽太さんらの舞台挨拶が行われました。

マイクを手に挨拶する川瀬陽太さんらキャストとスタッフ

マイクを手に挨拶する川瀬陽太さんらキャストとスタッフ

「夢の女 ユメノヒト」は、心の病で40年間入院していた男(佐野和宏さん)が、東日本大震災での避難中、完治していたことがわかり、中学時代の初恋の相手を探して東京へ向かうロードムービーです。初恋の相手は苫小牧出身の女優、伊藤清美さん、旅の途中で出会う怪しい男は川瀬さんが演じています。企画は「お姉」の愛称で親しまれる朝倉大介こと小樽出身の佐藤啓子プロデューサーと、北海道出身者が重要な役割を果たしています。

ムードメーカーの川瀬さんを中心に、キャストやスタッフ8人が並び、撮影中の思い出や映画に込めた思いを語りました。メンバーはピンク映画などでお互い気心の知れた顔ぶれ。続く飲み会は、滝川育ちの鎌田義孝監督(「YUMENO ユメノ」)、砂川出身の田尻裕司監督(「こっぱみじん」)も加わり、北海道濃度の高い集まりになりました。映画監督の一方、主夫として子育てに忙しい田尻監督は終電で、筆者の加藤は翌日の映画に備えて3時ごろ帰りましたが、映画の話は尽きなかったようで、やはり舞台挨拶に立った出演者の西山真来さん(「乃梨子の場合」)のツイッターによれば、「徹夜で飲んだ」そうです。

最終日の29日には「坂本礼監督とゆかいな監督仲間ナイト」と題して坂本監督、田尻監督、いまおかしんじ監督らによるトークが行われる予定です。また、「ローリング」や「犯る男」などの出演が続く川瀬さんは、日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞に決まり、5月3日に東京のテアトル新宿で受賞イベントが行われます。瀬々敬久監督の「64」にも、監督からのオファーで、喫茶店のマスター役で出演しています。どれも楽しみにしましょう。
(理事・加藤敦)

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