東京・キネカ大森の「名画座2本立て」で、札幌出身の佐々木浩久監督の「発狂する唇」「血を吸う宇宙」が上映されています。
佐々木監督は1960年生まれ、黒沢清監督作品などに助監督として参加したのち、95年に「ナチュラルウーマン」でデビューしました。今回上映された2本についてはこちら。
2本に加えて新作短編「侵略する発狂」も上映されています。
ホラーなのかコメディーなのかアクションなのか分からない、不思議な魅力が詰まった2作品は、公開当時からカルト的な人気を誇っています。「血を吸う宇宙」には黒沢清監督、中田秀夫監督も出演、観客から歓声と笑いが起きました。
初日の17日には、佐々木監督と両作品の女優陣による舞台挨拶も行われました。これらについては佐々木監督のフェイスブックで読むことができます。
(理事・加藤敦)