月イチ開催、ミュージアムのイベント「北のシネマ塾」。
〝映画の女神、今ふたたび。女優・高峰秀子〟のテーマのもと、
4/15は、「煙突の見える場所」をテーマに
安倍雄也理事がトークを務めました。
まず、「皆さん、何をきっかけに映画を見ますか」と
お客様に問いかけた安倍理事。
好きな俳優、監督…などと同じように、
〝風景〟をキーワードに映画を見る楽しみを解説。
「この映画に出てくるおばけ煙突も主役のひとつ。
懐かしむ人もいれば、新鮮にうけとめる人もいるはず」と話し、
「4本の煙突が4人の心理描写を表しているとすれば、
最後に1本になることで、4人の気持ちが
ひとつに合わさったといえるかもしれません」と分析しました。
また、映画のほか、小説やマンガ、アニメなど
おばけ煙突が出てくる関連作品をピックアップし、
「高い建物が東京の下町の象徴とするなら、
東京タワー⇒スカイツリーと移り変わり、
次は何が出てくるでしょう」とユニークな持論を展開。
会場には、常連客のほか、高峰ファンらしき方もいて、
今なお女優・高峰さんの人気の高さを実感したひとときでした。
さて、次回のシネマ塾は・・・
5/20(土)午後2時から
「女が階段を上る時」をテーマに、
和田由美事務局長が語ります!
どうぞご参加ください。
★ちなみに、この作品にも「おばけ煙突」が登場。
安倍理事いわく「高峰さんと再演を果たしています」!