「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」3日目の25日(土)。
夕張は曇り、時々雪。
この日は、ホワイトロックKIZUNA会場で行われた
シンポジウム「町を映画の力で再生させる」に参加。
東日本大震災被災地支援事業の一環で企画され、
東北ロケの作品に携わった映画人がパネリストとして登場。
左から、 札幌・北海道コンテンツ戦略機構
国際フィルムコミッショナーの井上俊彦さん、
「がんばっぺ フラガール~フクシマに生きる。
彼女たちのいま~」 の小林正樹監督、
シネマとうほく代表で、「エクレール お菓子放浪記」
ゼネラルプロデューサーの鳥居明夫さん、
「花ばあちゃん!!~わたしのヤマのカミサマ~」の
制作公開に携わる地域プロデューサーの日景賢悟さん、
鈴木直道夕張市長 です。
地域振興に映画が果たす役割や
地域映画の可能性などが語られました。
シンポジウム終了後、アディーレ会館入口で
審査員を務める女優の速水典子さんに遭遇。
ミュージアムの趣旨を説明し、 サインをゲット!
故・相米慎二監督の 「ラブホテル」(85年)に主演した速水さん。
相米監督の印象を尋ねたところ
「それは3日くらいかけないと語れないわね~(笑)」とのお返事。
「魚影の群れ」(83年)や「風花」(2001年)など、
北海道ロケも残した相米監督の思い出話。
いつか、じっくり伺えると嬉しいです。
その後、コンペ部門会場や
ホテルシューパロ会場などをウロウロしましたが、
うまく時間が合わず、あっという間に夕方に。
メイン会場前では、 恒例のストーブパーティーが準備中。
映画人も市民も一緒にストーブを囲む
ゆうばりならではの雰囲気を味わおうと続々人が集まっています。
私も楽しみたい!と思いつつ、
日本公開前の大作 「作者不詳(仮題)」
(2011年、ローランド・エメリッヒ監督)会場へ。
これは、 シェークスピア作品は別人が書いたのでは?
という大きな謎を背景に、
宮廷の愛憎劇と政治が絡み合う歴史ミステリー。
エリザベス時代のロンドンが見事に再現され、
当時の劇場の建物や雰囲気が目を引きました!
というわけで、3日目も終了。 ちなみに、会場で販売していた
映画祭限定「シネガーまん」は 寒い夜にオススメのピザまんでした。