9月28日、札幌プラザ2・5で開かれた
「シネマの風景フェス2019」。
「コタンの口笛」を上映し、佐々木利和先生のトークを行いました。
レポート後編は、ご来場くださった方々からの感想の一部をご紹介します!
たくさんのメッセージ、どうもありがとうございました。
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人間の心の中にある差別意識の悲しさを改めて思い知りました。よい映画を有難うございました。佐々木先生のトークで「キクとイサム」を思い出しました。(77歳女性)
小学生の時にみた映画で只一つだけ覚えていることが「あ、イヌ」だという言葉だけで、この映画だった事が確認できた。佐々木先生と同じ体験をしました。
差別…昔も今も同じ形でまたは違う形でずっと続いている。佐々木先生のトークの最後の言葉、忘れないようにしていきたい。もう一度、この映画を見たいです。次回は夫婦そろって来たい!!(70歳女性)
もう見られない映画と思っていたので、上映していただいてよかったです。昭和30年代の千歳の風景、コタンの様子がわかり貴重でした。佐々木先生のお話もよかったです。
勇気と人権を問う現在社会のテーマとなる不朽の問題作だった。アイヌ問題を深く考察させてくれた。(80代男性)
私が千歳中学時代の作品で、千歳川や蘭越墓地、白老など懐かしい風景に感動しました。(70代男性)
とても考えさせられる映画でした。今なお残っている差別に憤りと悲しさを感じました。(60代女性)
懐かしい気分になりました。(20代男性)
石森延男の作品―今更ながら「コタンの口笛」を読んでいるところです。当時がすーっと頭の中に広がり、生き生きと動き出してきます。それはタイムスリップというより、今の時代に尚問われていることばかりです。(50代女性)
当時のアイヌの生活が見れて良かった。今の時代に観れてよかった。(40代男性)
60年前にこんなに良い映画が作られていたことに驚いた。東京生まれで育ったため、アイヌという言葉自体に触れることがなかったが、こちらに嫁いで35年近く経ち、最近アイヌ刺繍に興味を持ち、アイヌの文化の素晴らしさを感じ、もっと世界に広まればと思うようになった。今日は映画を通して差別のことも考えさせられましたが、もっとアイヌの人たちの智恵や文化が広まって、差別が無くなる世の中になればと思います。(60代女性)