移動映写機と板垣さんのお話

ここ数日の雨風で、紅葉した木々の葉も

だいぶ落ちてしまったようです。

さて、今日は朝一番に

札幌の板垣六郎さん(68)という方が

いらっしゃいました。

この板垣さんの趣味というのが、

移動映写機!

ご自宅の倉庫で写した

たくさんの写真をお持ちくださいました。

板垣さんは20代のころ、北大の近くにあった

別当興業(株)の「エルム映劇」という映画館で

映写技師として勤めていたそうです。

映画の仕事から離れた後も、

移動映写をする知り合いから

機材を譲り受けたりして、

個人的な趣味として映写を楽しんできたそうです。

ちなみに別当興業とは

昭和30年代、札幌に7、8館の劇場を持つ大企業。

「北海道映画興業銘鑑」(昭和37年、みやこ新聞社)では、

社長の一代記が4ページにわたって紹介されています。

ミュージアムに展示する映写機や展示物を見ると

思い出があふれてきたようで、

ミュージアムの理事と往時の記憶をたっぷり語り合っていました。

スクリーンも自前で作ったという板垣さん。

その“映画愛”が伝わってきて、

こちらまで嬉しくなりました。

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