元国鉄マンが選ぶナンバーワン鉄道映画

今日も青空の広がる札幌です。

さて、今日はまたひとつ、ステキな出会いがありました。

お越しくださったのは、札幌の佐藤昭三さん(83)。

この方、20代のころ、映画ファンでつくる「映画友の会」に参加し、

ミュージアムの中心的存在だった

故・山田昻(のぼる)さんの映画仲間だったそう。

一番の思い出は、あの淀川長治さんを招いた座談会!

「僕が淀川さんを駅に迎えに行ったんだ。

山田さんが司会をやって盛り上がったな~」と懐かしげ。

淀川さんの印象を聞くと、

「映画で生きてる人だからね。次から次に映画の話が出てムダがなかったよ」

と、思い出し笑いをされてました。

淀川さんと膝を並べて映画談議…うらやましい限りです。

札幌市内の映画館にもよく通ったそうで、

一番のお気に入りは、丸井今井の向かいにあった「日本劇場」。

その理由は、最新機材が最初に導入されるから。

ワイドスクリーン画面の「シネマスコープ」で、

マリリン・モンローの「帰らざる河」

ゲイリー・クーパーの「悪の花園」などを堪能したそう。

そんな映画好き・佐藤さんのお仕事は、国鉄の機関士!

いつも持ち歩いている秘蔵コレクションを見せてくれました。

珍しい「三重連」のC62型の生写真です。

写真が入ったケースも、思い入れのあるものでした。

42年間、無事故で勤め上げたという佐藤さんの誇りが伝わります。

さらに、懐かしいテレホンカードもいっぱい。

SL→DC(ディーゼルカー)→EC(電車)と

鉄道の移り変わりを目の当たりにし、

すべて扱った機関士としての苦労話をたっぷり聞かせてくれました。

「鉄道の映画はだいたい見た」と言う

元国鉄マンが選ぶナンバーワン作品は?

「やっぱり『鉄道員(ぽっぽや)』(99年、降旗康男監督)だね。

生まれ育った北海道の雪がいい」と佐藤さん。

ちなみに佐藤さん、昔の「幻灯機」を持っているそう。

今度持ってきてくれるとか。

いまからその日が、待ち遠しいです。

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