Yさんの映画チラシ

本日は冷たい北風が吹く札幌です。

今日は月曜休館日ですが、

一昨日来館された札幌のYさんをご紹介します。

このYさん、

すでに3度も来てくださっている“常連”さん。

この日は、集めた映画チラシを

どっさり持ってきてくださいました。

その中に、北海道ロケ映画のチラシも4枚発見!

ありがとうございます。

資料として活用させていただきます。

さて、そんなYさんの映画好きは、母親譲り。

小学生のころ、土曜日の夜に

映画館に連れていってもらうのが

何よりの楽しみだったとか。

「上流社会」「グレン・ミラー物語」「5つの銅貨」…。

スクリーンに広がる夢のような世界に魅了され、

洋画の世界にのめりこんだそう。

大人になってからは、

本人いわく、「乱読」(乱観?)状態。

フランス、イタリア、スペインなど

各国の映画を見続けたのだそうです。

チラシにも印をつけていたり、

新聞切り抜きを貼ったりと、

相当な“映画熱”が伺えます。

そんなYさんにとって、映画とは?

「ほら、男の人は時間を持て余しても、

すすきのでお酒を飲めるでしょ。

でも、女一人だとそうもいかないし…

映画館ならいくらでもいられたでしょう。

映画って、孤独を癒す時間でもあったのよネ」

なるほど、当時の映画館は一度入れば見放題。

寂しさを一時忘れる、そんな居場所にもなったのですね。

たくさんの映画チラシの束の中に、

Yさんの人生を、ふと垣間見た気がしました。

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