皆さん、JR車内誌12月号はご覧になりましたか?
巻頭特集でミュージアムのことを知り、
旅の途中に立ち寄る方が増えています。
先日お越しになったこの女性もそのひとり。
釧路在住の通信大学院生、千葉映理子さんです。
高校で英語の教員をしながら、
日大大学院の通信制で学んでいるとか。
「比較文学のレポートの素材を探している時に、
JR誌で『白痴』を知って来ました!」とのこと。
「白痴」とは、1951年の黒澤明監督の札幌ロケ作品。
ドストエフスキーの原作を映画化した大作です。
ミュージアムには、監督直筆の手紙があるほか、
関連資料もいろいろ用意しています。
過去の名作を現在・未来につなげる
というミュージアムの趣旨にピッタリのお申し出に、
いろいろご協力させていただきました!
豊富な資料も映像も、活用されてこそ価値があるもの。
こうした方のためにミュージアムが今後も役立てば嬉しいです。