雪深い夕張のマチが映画一色に染まる
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」!
2013年は2月21日(木)~25日(月)に開催。
16日、その記者会見に参加してきました。
会場に到着すると、すでに報道陣がいっぱい。
壁には、招待作品のポスターがズラリ。
毎回、劇場公開前の話題作を集める人気部門です。
今年のテーマは、「一歩その先へ」。
冒頭、澤田宏一実行委員長が
「映画という娯楽のチカラを通じ、夕張のチカラを発信し、
前向きで世界一アットホームな映画祭を目指したい」とあいさつ。
鈴木直道市長に続いて登壇したのは
映画評論家の品田雄吉さん。
映画祭顧問で、ミュージアムとも関わりの深い品田さんは、
「夕張というマチで映画祭が続いているという奇跡を
力強く、粘り強く続けていきたい」とあいさつされました。
その後、招待作品9作品が発表。
そのうち、なんと2作品が北海道ロケ!
気になる内容は・・・
◎夕張ロケ『スイートハート・チョコレート』(篠原哲雄監督)
※クロージング上映 24日(日)午後4時~
※昨年の映画完成記者会見レポートはコチラ
◎剣淵ロケ『じんじん』(山田大樹監督)
※24日(日)午前11時~
ミュージアムの小檜山博館長もカメオ出演する
イチオシの北海道ロケ映画です。※関連記事はコチラへ
ちなみに、そのほかの招待作品は以下の通り。
◎『ジャンゴ 繋がれざる者』(クエンティン・タランティーノ監督)
◎『牙狼〈GARO〉~蒼哭ノ魔竜~』(雨宮慶太監督)
◎『コドモ警察』(福田雄一監督)
◎『シュガー・ラッシュ』(リッチ・ムーア監督)
◎『ジャッキー・コーガン』(アンドリュー・ドミニク監督)
◎『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(ニコラス・ジャレッキー監督)
◎『アンナ・カレーニナ』(ジョー・ライト監督)
そして、ゆうばりならではのオフシアター・コンペ部門について
プログラミングディレクターの塩田時敏さんが説明し、
審査員長を務める塚本晋也監督(左)も登場!
夕張映画祭の参加は20年ぶりという監督。
「コンペは自主映画にとっては宣伝の場であり、
普段会えない映画人と会える夢のような場。
20年前の楽しさをまた堪能したい」と期待感を語っていました。
なお、ほかの審査員は、
アメリカの映画評論家・ダーシー・パケットさん、
『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督、
韓国の映画祭プロデューサーアリス・ヨーさん、
俳優の山本浩司さん
という顔ぶれ。
会見は、フォトセッションで終了しました。
通算23回目となる今年は、ゲストや映画祭関係者は300人超、
延べ1000人のボランティアの協力で運営するとか。
過去最大の8会場・11スクリーンを用意し、
上映本数は約115本に上るそう!
注目作、楽しみ方は改めてご紹介します。
もちろんミュージアムスタッフも参加するつもり。
どんな作品に会えるのか、今からワクワクします。
映画ファンのみなさん、夕張で会いましょう!
※映画祭最新情報は公式サイトへ