日高・振内劇場のお孫さんがご来館!

今日は残念ながら雨の札幌。

さて、連休後半戦が始まった昨日、

嬉しいご来館があったのでご紹介します。

日高にお住まいの堂前保志さんです。

札幌へのお花見がてら、映画好きの奥様と

足を運んでくださいました。

映写機の説明をしたところ・・・なんと、

おじい様が日高で「振内(ふれない)劇場」という映画館を

経営されていたとのこと!

さっそく、「北海道映画興行銘鑑」

(昭和37年、みやこ新聞社発行)で調べたところ、発見!

しかも、顔写真&建物写真付き!

そういえば、どことなく似ているような・・・。

 

聞くと、堂前さんの祖父・吉之助さんは、

平取町町長の傍ら、映画館主を務めていたというから驚きです。

記事には、そのご経歴やお人柄が紹介されており、

「自分でも知らないことが載っています」と堂前さん。

せっかくなので、コピーをプレゼントいたしました!

堂前さんによると、最盛期には

〝ザクザク〟お金が入るほど繁盛したというこの劇場。

洋画も邦画も上映し、一座の公演などもやったそう。

農村地帯の住民たちにとって、

大きな楽しみを提供していたのでしょうね。

その後、堂前さんのお父様が映画館を継ぎ、

市職員をしながら、夜は映写技師となって上映したのだとか。

 

映画館は昭和の終わりごろに閉館。

2本立てのプログラムピクチャー時代から

1本の大作主義になるにつれ、届くフィルムもお客も減ったそう。

「ポスターとか取っておけばね・・・でも、

当時は商売道具だったから(笑)」と堂前さん。

 

ご夫婦は、昨年のオープン直後に出た新聞記事を手にご来館。

「連休中なのでやっているか心配で・・・」と

喜んでくださった様子に嬉しくなりました。

いつでも、誰でも来ることのできる「場」の

大切さを実感した1日でした。

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