ミュージアム理事で、シアターキノ代表の中島洋さんが
理事長を務めるNPO法人コミュニティシネマ・札幌によって
2005年から続く「子ども映画制作ワークショップ」をご存じですか。
札幌市内の地域を舞台に、中学生が短編映画を作り、
その成果を無料上映して発表する という取り組みです。
2011年は発寒地区、12年は円山地区で行われ、
完成した短編映画DVDがミュージアムに寄贈されてもいます。
そうしたこれまでの経験の集大成として、なんと、
劇場公開映画を作ることになりました!
舞台はズバリ、西区の琴似地区。
活動の中心はもちろん、中高生です。
昨日29日、その記者会見が行われたので、レポートします。
参加したのは、「コトニ夢映画製作プロジェクト」
実行委員長を務める久住邦晴さん(くすみ書房代表、写真中央)
副実行委員長の中島さん(右)、事務局の長野円さん(左)。
会見では、プロジェクトの経緯が説明され、
●3月15日までに脚本を市民公募すること
●制作予算600万円のため、サポーター(1口3000円)を募ること
などが発表されました。
詳しいスケジュールやスタッフなどは、
4月上旬の製作発表会見で発表するそう。
プロジェクトは、過去の活動による手応えから、
中島さんが琴似地区に呼び掛けたのがきっかけ。
「地域コミュニティと中高生による劇場公開映画製作は、
世界でも例がないはず。
2014年の札幌国際芸術祭を応援し、
札幌の未来を作る中高生に投資する気持ちで
市民の方のサポーター応募をお願いしたい」と中島さん。
琴似地区の商店街や町内会などで作る
「土曜はコトニ」実行委員会世話人代表でもある久住さんは
「琴似が映画に出ることを考えるだけでワクワクする。
琴似を広くアピールし、人が集まる効果も期待したい」と話していました。
脚本応募、サポーターなどの詳細は公式サイトへ⇒コチラ
ロケ地の宝庫・北海道の子どもたちによる
“夢”のような映画プロジェクトへ、ぜひご支援を!