2010年の函館ロケ
「海炭市叙景(かいたんしじょけい)」をご存じですか?
原作は、地元出身の作家・佐藤泰志さんの同名小説。
市民が中心になって映画化を企画し、実現しました。
当時函館に住んでいたわたし(こと新目)も、
市民スタッフとして参加!
その思い出は色褪せず、今も輝いています。
さて、その佐藤泰志小説の映画化第2弾となる
「そこのみにて光輝く」の撮影が、とうとう今年始動!
監督は、呉美保(お・みぽ)さん。
右は、プロデューサーを務める函館の
市民映画館「シネマアイリス」代表・菅原和博さん。
15日、函館で記者会見が行われました。
呉監督は、大阪芸術大映像学科卒業後、
大林宣彦事務所に入社。フリーになったのち、
2007年に「酒井家のしあわせ」で監督デビュー。
2作目「オカンの嫁入り」では、
新藤兼人賞金賞など、高い評価を受けました。
会見前日、仕事で函館にいたわたしも監督に
お会いしましたが、凛とした強さを感じさせるステキな方。
原作は、北の街に生きる男と
バラック小屋に住む女との出会いを描いたストーリー。
青春の夢と残酷を結晶させた傑作とされています。
映画に愛されるマチ・函館から、どんな作品が生まれるのか。
楽しみにしています!