映画雑誌や台本、8ミリ映写機など、
ミュージアムには色々な資料の寄贈がありますが、
昨年末、ご来館されたある男性からの提案は驚く内容でした。
それは、「古い映写機、譲ります」というもの!
聞くと、士別で両親が経営されていた古い映画館をまもなく建て壊すため、
処分予定の映写機がもし役立つなら・・・と、申し出てくださったのです。
館内にはすでに1970年代活躍の映写機を展示しておりますが、
今回お話があったのは、もう少し古い時代に活躍した映写機とか。
決定的に違うのは、光源がランプではなく、カーボン式ということ!!
まずは状態を見てみよう!と、
雪解けを待ち、先日、メンバーが士別まで行ってまいりました。
結果から言うと、素晴らしい映写機!!
その状態や年式はもちろん、
何よりその映画館にまつわるストーリーがステキなもの。
※詳細は、喜多義憲副理事長のブログ(コチラ)をご覧ください。
理事会でも全員一致で「ぜひ運ぼう!」となったこの映写機。
次の問題は輸送費のねん出です。
お金のないNPOですが、
貴重な映写機を公の資料として保存すべく、策を練ろうと思います!